オーストラリア縦断旅で見つけた素敵&面白い看板・標識まとめ

旅の随筆
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オーストラリアを車で旅していると出会うのが、日本にはない標識や看板。「さすが動物大国!」というものや「スケールでかいな!」というものまで、ドライブ旅をより盛り上げてくれる存在です。

本日は、メルボルン~ダーウィンまで、約5,500kmの旅で見掛けた素敵&面白い看板や標識をご紹介します!まだラリア旅エッセイは半ばですが、箸休め的な感じでお楽しみ下さい。

▽オーストラリア縦断旅の目次記事はコチラ▽

 

動物系標識

まずは動物系。オーストラリアといったら動物でしょう。

オーストラリアはエリアによって生息している動物が異なるため、見られる標識も訪れる地域によって異なります。

カンガルー

興奮度:★☆☆☆☆
レア度:☆☆☆☆☆

トップバッターはオーストラリアの代表的動物、カンガルー。いまやオーストラリアの人口よりもカンガルーの数の方が多いという状況。この標識も至る所にあります。

よってレア度は星0個。日本では馴染みのない動物なので、最初見つけた時は「オーストラリアに来たな!」という感じがしてちょっぴり興奮しますが、そのうち飽きます。

 

コアラ

興奮度:★★☆☆☆
レア度:★★☆☆☆

続いて動物界のアイドル的存在のコアラ。アイドル的存在なのに、深夜のコンビニにたむろするヤンキーみたいなシルエットがジワジワきます。

今回は野生のコアラの生息地「ケネット・リバー」や「グレート・オトウェイ国立公園」、そしてアデレードにある「クリーランドワイルドライフパーク」を訪れた為、コアラの標識は沢山見かけました。よってレア度は星2つ。

 

興奮度:★★★☆☆
レア度:★★★★★

こちらもコアラの標識ですが、この走るコアラシルエットの標識は一度しか見かけませんでした。よってレア度は星5つ。躍動感あふれる感じが良い。

 

ハリモグラ(エキドナ)

興奮度:★★★★★
レア度:★★★★★

ハリモグラはその生態、標識ともに興奮度・レア度星5つの動物です!

まずハリモグラ(エキドナ)の生態ですが、彼らは哺乳類でありながら子供は卵で産み、卵から孵ったら乳で育てるという珍種。(乳言うな)哺乳類単孔目に分類される生き物は、地球上にカモノハシとハリモグラしか存在しません。すごい不思議な生き物!

そしてこちらの標識はアデレードの「クリーランドワイルドライフパーク」近くの道路に立っていました。ぜひアデレードを訪れたら、標識も、そして実際のハリモグラも見に行ってみてください。

 

(なんだか分からない)鳥

興奮度:☆☆☆☆☆
レア度:★★★★☆

鳥の標識はほとんど見なかったのでレア度星4つ。ただ興奮はしません。だってねぇ…鳥ねぇ…。過去にわたくしが興奮した鳥は、トリニダードトバゴのスカーレットアイビスくらいかな…?

 

ラクダ

興奮度:★☆☆☆☆
レア度:★★★☆☆

多分ラクダです。こちらはウルルで見掛けました。ウルルではラクダツアーがあるので、恐らくその標識。特に興奮はありません。

 

興奮度:☆☆☆☆☆
レア度:☆☆☆☆☆

この標識を見ても、眉一つ動かさないどころか

SAORI
SAORI

なんだ、牛かよ

という暴言すら吐いてしまった牛の標識。牛肉を目の前にすると小躍りするほど興奮するのに、原型には一切興奮しないこの不思議。いっそのこと直球で「beef」とか書いてくれればいいのにな、と思います。この標識がある辺りでは牛(家畜)がいるので注意です。

 

牛と羊

興奮度:☆☆☆☆☆
レア度:☆☆☆☆☆

「牛だけじゃダメか」と、羊も抱き合わせたのがこちらの標識。家畜が放牧されている辺りで良く見ます。

抱き合わせたところで、興奮度もレア度も一切アップしませんでした。幽遊白書の暗黒武術会で五連邪チームが戸愚呂兄に「面倒だ、3人でかかってこい」と言われて3人で挑んだものの、全然強くなくて瞬殺された時の感じです。

 

魔物の巣窟

興奮度:★★★☆☆
レア度:★★★★★

本当は鳥、コアラ、カンガルー、牛の抱き合わせなのですが、落書きされて魔物の巣窟になっている標識です。これだけの動物が1枚の標識に描かれているのはレア。こちらは「グレート・オトウェイ国立公園」で1度だけ見掛けました。

 

日本語表記系

続きまして、オーストラリアですが日本語表記のあったものです。こちらはアウトバックで見ることができます。ウルルより南の、南オーストラリア州だったと思います。

動物に注意

興奮度:★★★★★
レア度:★★★★☆

出ました、有名な「動物に注意」看板です!

描かれているのはカンガルーと牛といった平々凡々な動物なのに、そこに日本語が表記されただけでテンション爆上げです。オーストラリアとはいえ、辺りは何もない荒野のアウトバック。そこで日本語を見るとなんだかとっても不思議な感じです。

スチュアート・ハイウェイを走っていて、2回くらい見掛けました。クーバーペディよりも南側です。看板自体は大きいので見逃すことはありません。

 

牛に注意

興奮度:★★★★★
レア度:★★★★☆

「動物に注意」の劣化版(?)、「牛に注意」看板です。

羊のシルエットも描いておきながら牛にだけ注意を促すという、なんとも羊殺しな看板。羊からしたら「俺、なんで呼ばれた?人数合わせ?」と、少々人間不信に陥ってしまいそうな看板です。

こちらはクーバーペディからウルルの間で2回ほど見掛けました。

 

乗り物系

どんどん行きます、続いては乗り物系。

汽車・電車

興奮度:☆☆☆☆☆
レア度:★★☆☆☆

うん、まぁ、特にこの標識には興奮はしませんよね。ちょうど行ったのが年末年始だったので、アウトバックを縦断する鉄道「ザ・ガン」は走っていなかったのですが、乗ってみたいという興味はあります。

大陸縦断鉄道の旅。めっちゃカッコイイ。

 

飛行機

興奮度:★☆☆☆☆
レア度:★★☆☆☆

「200mって、近っ!」という点でちょっぴり、ほんのちょっぴり3mmくらい興奮します。

 

動物&乗り物コラボ系

続いては動物と乗り物がコラボした標識。単体では大した特徴がなくても、コラボすることでちょっとした化学反応が起こるのがこちらの標識たちです。

牛と羊と飛行機

興奮度:★★★☆☆
レア度:★★★★☆

牛と羊だけでは太刀打ち出来なかったのに。飛行機だけではびくともしなかったのに。牛と羊と飛行機が同じ舞台に乗ると、突如「なにアレ~!!!」と目をひくようになります。

飛行機の後から付け加えた感が絶妙な一品。

 

トカゲと自転車

興奮度:★★★★☆
レア度:★★★☆☆

こちらはウルル・カタジュタ国立公園内にあった看板です。なんだかオシャレ風味を醸し出していますね!別にどうってことない看板なのですが、今までとテイストが異なる&個人的に蜥蜴のシルエットが好きという点で興奮度星4つ付けています。

 

カンガルーとセグウェイ

興奮度:★★☆☆☆
レア度:★★☆☆☆

「ウルルをセグウェイでウェイウェイしようぜ!」なツアーの看板です。クーバーペディのキャンプ場で撮影しましたが、ウルルにもあります。実際にセグウェイに乗っているカンガルーがいたら、興奮度は星3,000個くらいになるのにな。はらたいらさんに3,000点ばりに。

 

道路状態系

まだまだ行きます、続いては真面目に道路状態。

GRID

興奮度:☆☆☆☆☆
レア度:☆☆☆☆☆

アウトバックのスチュアート・ハイウェイに大量にあります。

この標識が現れると、車がちょっと「ガコン」と揺れます。その正体は道路に敷かれたキャトル・グリッド。放牧されている家畜が道路を歩いてどんどん遠くへ行ってしまわないように、地面に鉄格子みたいなものをはめているのです。キャトル・グリッドの上を歩くと蹄が挟まってしまうので、家畜がそこより先に行かないという仕組み。

 

ROAD ENDS

興奮度:★★★☆☆
レア度:★★★★★

その名の通り、この先で道路が終わっています。果てって感じでカッコイイね!こちらはクーバーペディで見つけました。この1回しか見なかったのでレア度は星5つにしています。

 

デッドオアアライブ系

荒野のど真ん中をひたすら真っ直ぐに貫くスチュアート・ハイウェイ。ダイナミックな風景が広がり、最初のうちは興奮しようともそのうち単調な運転に段々眠気が…。そんなドライバーへの注意喚起看板たちです!あとはリアルにデッドオアアライブ系看板も。

生き延びろ

興奮度:★★★★☆
レア度:★☆☆☆☆

「ストップ・リヴァイヴ・サヴァイヴ」の韻を踏む感じがとても気に入り、見掛ける度に口にしていた看板です。その意味は直訳すると「停止して・復活して・生き残れ」。人生はサバイバルだということを思い出させてくれる一品です。

RPGゲームで言いそうな台詞。もしくはライブ会場で

アーティスト
アーティスト

ストップー?SAY!

SAORI
観客

REVIVE!SURVIVE!

とか言いそう。むしろ言いたい。言わせろ。

看板自体は『休憩をとって安全運転を』くらいの意味合いかな。気に入ったので興奮度星4つ。

 

休憩とってね

興奮度:☆☆☆☆☆
レア度:★☆☆☆☆

SAORI
SAORI

はい、分っかりましたー

程度なので、興奮度ゼロ。Have a KitKatくらい付け加えてほしい。

 

居眠り運転は死ぬよ

興奮度:★★☆☆☆
レア度:★★☆☆☆

「DIE」って単語はすごくドキッとしますよね。「居眠り運転は死ぬよ」=「居眠り運転注意!」くらいの意味合いなのでしょうが、あ、死ぬんだな、と本能に訴えかけてくる看板です。

 

穴に落ちるよ

興奮度:★★★★★
レア度:★★★☆☆

こちらはクーバーペディにある有名な看板。屈指のオパール産出地であるクーバーペディでは、アチコチでオパール採掘の為の穴が掘られています。基本的に穴には近付けない(もしくは周りを柵で囲っている)のですが、でももしかしたら、ねぇ。歩きスマホはやめましょう。穴に落ちて死にます。

 

クロコダイルいるよ

興奮度:★★★☆☆
レア度:★★☆☆☆

クロコダイルが生息している地域の川辺にはこのような看板があります。こちらはカカドゥ国立公園内で見ました。暑いからと言って、川で泳ぐのはやめましょう。喰われます。

 

バッファローいるよ

興奮度:★★★★★
レア度:★★★★☆

オーストラリアにバッファローがいるとは知らなかったので、この看板やリアルバッファローを目撃した時は非常に興奮しました。バッファローを刺激するのはやめましょう。突進されます。

 

絶望系

デッドオアアライブからの精神的にデッド系です。

公衆電話は78km先だよ

興奮度:★★★★☆
レア度:★☆☆☆☆

いや、遠すぎだろ。

電波の無いアウトバックで、万が一レンタカーが故障したら…助けを求める公衆電話は…

SAORI
SAORI

な、なななななななじゅうはちきろ先ですか!?

となりかねない看板。これは78km先ですが、酷いところは何百km先みたいな看板もあったような気もします。東京にいて、小田原の公衆電話に案内されるようなものです。勘弁して下さい。

 

謎のテンション爆上げ系

ラストは謎にテンションが上がる系の標識&看板でフィニッシュです!

制限速度

興奮度:★★★★☆
レア度:★★☆☆☆

スピード狂の皆さん、お待たせしました!スチュアート・ハイウェイの制限速度130km標識です!イエーーーイ!!!ちなみに昔は、スチュアート・ハイウェイでも人が住んでいないアウトバック部では速度無制限だったようです。

この写真は市街地を抜けた途端に、いきなり130km制限になっていた場所で撮影。アウトバックを走っていると100km/hでも遅く感じるようになります。

 

ドライブスルーは286km先だよ

興奮度:★★★★★
レア度:★★★★★

いや、遠すぎだろ(2度目)

東京にいながら豊橋(愛知)のマックを案内されるようなもんです。いやね、たしかにオーストラリア縦断していると100kmや200kmくらい誤差みたいなもんですが。にしても286km先のマック案内されるとか初めての経験です。

こちらはかなーりレア&見つけづらいので星5つ。デーリー・ウォーターズにあります。

 

まとめ

以上、今回の旅で見つけた面白標識&看板でした。車旅だからこそ、楽しめるイベントだと思います。皆さんもオーストラリアを車で旅行したら、標識や看板にも注目してみて下さい!

個人的はウォンバット標識が見たかったのですが、ウォンバットがいない地域だったのか無くて残念でした。それだけが心残り。

記事を書き進めていって、また面白い写真出てきたら追記しますね。

 

 

<つづく>

 

(この記事は2018年12月~2019年1月のオーストラリア縦断旅ブログです)

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