鹿せんべい飛ばし大会に参加してみた!場所やルール、せんべい飛ばしのコツなど一挙解説

旅の随筆
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以前から気になっていた、奈良県で開催される『鹿せんべい飛ばし大会』。ご当地ならではのユニークな大会が全国各地にありますが、ここ奈良県ではあの鹿せんべいを飛ばすらしい。

SAORI
SAORI

せんべい、飛ばしたい

というなんとも純粋な想いで、2019年4月29日、平成最後の鹿せんべい飛ばし大会に参加してまいりました!今後参加する方も参考にしていただければ幸いです。

 

「鹿せんべい飛ばし大会」とは

奈良の二大政党「大仏」と「鹿」。彼らは奈良観光において避けては通れぬ存在です。

この二大政党の一党である「鹿」とお戯れになる為に、『鹿せんべい』を購入する方も多いのではないでしょうか。『鹿せんべい飛ばし大会』は、この対鹿用ウェポンである『鹿せんべい』を投げ、その飛距離を競うというなんとも恐ろしい大会なのです。(嘘です、長閑な大会です)

おそらく育ちの良い皆さまは、幼い頃より「食べ物を投げてはいけない」と言われ育ってきたことでしょう。それでもたまには煎餅の1枚くらい飛ばしてみたくなるもの。この大会では、堂々と鹿さんの食べ物である『鹿せんべい』を投げることができるのです。

 

「鹿せんべい飛ばし大会」のルール

鹿せんべい飛ばし選手たるもの、ルールを守って鹿せんべいの飛距離を競いたいところ。『鹿せんべい飛ばし大会』のルールは以下の10個です。

  • 大人、子供、男女区別なく競技する
  • 競技の測定は、競技ラインから鹿せんべいの最後尾までとする
  • 白線上を含み、白線内に止まったものを有効とする
  • 鹿せんべいが割れた場合、最長距離で止まったものを測定する
  • 初めから転がす投げ方は「失格」とする
  • 同じ距離の場合、年少者を上位とする
  • もし鹿がせんべいを食べてしまった場合、鹿の右前足までを測定する
  • 30m以下の距離は測定しない
  • 計測済みの鹿せんべいは鹿が食べるのでそのままにしておく
  • 1回に購入できる鹿せんべいは3枚(900円)とする

鹿がせんべいを食べてしまったら、その鹿の右前足までを測定する。そう、この大会は鹿を中心にまわっているのです。

ちなみに飛距離に関しては、最終的に鹿せんべいが止まった地点を計測します。一度着地してもそこから転がった場合は、転がったせんべいが止まった場所で測定します。なので単純にフリスビーのように飛ばすというより、どこまでうまく転がるかが勝負ですね。

 

開催場所は若草山!アクセス方法は?

『鹿せんべい飛ばし大会』が行われるのは、奈良の若草山。若草山の斜面に鹿せんべい飛ばし大会のコートが設置され、山裾に向かってせんべいを投げます。

 

グーグルマップだと古墳の近くを指していますが、実際鹿せんべい飛ばし大会が行われている場所は若草山の南ゲートから入ってすぐの所です。若草山は大人150円、小人(3歳以上)80円の入山料がかかります。こちらは鹿せんべい飛ばし大会とは別に、ゲートで支払います。

若草山へのアクセスですが、若草山専用駐車場はありません。徒歩かバスを推奨します。

バス利用の場合
・JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス「春日大社本殿行」で終点下車、徒歩約5分
・奈良交通バス「市内循環外回り」で「東大寺大仏殿・春日大社前」で下車、徒歩約10分

徒歩は奈良公園からテクテク歩いていけば、そのうち辿り着きます。車で訪れる場合の最寄り駐車場は春日大社(有料)ですが、けっこう満車になっていて渋滞する事も多いようです。

 

「鹿せんべい飛ばし大会」の参加方法

鹿せんべい飛ばし大会は当日会場に行けば参加可能。若草山の南ゲートを入ると大会の受付テントがあるので、そこで参加費を支払います。参加費は鹿せんべい1枚に対し300円。ルールにもありましたが、1回に購入できる鹿せんべいは3枚(900円)までです。

 

ちなみに鹿せんべい飛ばし大会で投げる鹿せんべいは、奈良公園付近で売っている150円の鹿せんべいとは異なり、大会用に焼かれた約20cmの特大サイズ鹿せんべい。でかいな!

ちなみに鹿せんべいの大きさよりも、わたくしの後ろでピースして写っているおっちゃんは誰?SAORIのお父さん?みたいな感じでモヤモヤしている読者様。この方は他人(大会事務局の方)です。血のつながりはありません。

 

優勝者に贈られる賞品はコレ!

この大会の優勝者には「鹿の角トロフィー」が贈られます。
いいなーこんなの玄関に飾っておいたら、なんだか山の民みたいじゃん。
※現在、キングダム読破中です。楊端和とバジオウ最高

その他入賞賞品として飛距離20m以上だと鹿ストラップ、飛距離30m以上だと鹿マスコットが貰えます。また、参加者全員に「鹿さんバイザー」がプレゼントされます。

 

鹿せんべいを飛ばすコツと実際に参加してみた感想

では平成最後の『鹿せんべい飛ばし大会』参加レポを。

街中でも素振りを欠かさない

生まれてこの方せんべいを飛ばしたことなど無い(多分)わたくしにとって、どうしたらせんべいを遠くまで飛ばせるのか…というのが一番の難題でした。

SAORI
SAORI

やはり手首のスナップかしら?

などとブツブツ呟きながら戦地へ向かいます。

「手首の…」

 

「スナップ!!!」

すれ違う人々に若干白い目で見られましたが、そんなのどうでもいい。

 

そして奈良公園に到着。鹿せんべい飛ばし大会の看板を前に士気が高まります。

SAORI
SAORI

うっしゃ飛ばすぜ!

 

手首ではなく、腰を使え

大会受付テントでそれぞれ900円を支払い、鹿せんべい3枚を投げる権利を得たSAORIとおっくん。受付にいたおばちゃんに「参加するのは初めてかい?」と聞かれたので、

SAORI
SAORI

初めてです。

SAORI
SAORI

せんべい飛ばすコツ、教えて下さい。

とついでに教えを乞う。

「コツねぇ…そうだねぇ…」
「投げる時は手首や腕だけじゃなくて、」
「腰を使うといいわよ」

なんと。せんべい飛ばしのポイントは手首のスナップや腕の振りではなく、腰か!
街中で冷ややかな視線を浴びながらも繰り返した素振りは、一瞬で無と化した。

 

「腰をひねってー…」

 

「投げる!!!」

我ながら完璧なフォームです。台湾の鹽水で爆竹投げた時を彷彿させます。

 

余談ですが、台湾・鹽水でおこなわれる『鹽水蜂炮』は結構面白いお祭りなので、お祭り単細胞な人は行ってみてください。

 

いざ、投煎!

では早速、鹿せんべいを飛ばしましょう!

せんべいを投げる番が来ると、大会事務局の方々から

「今日はどこから来たんですかー?」
「もしかしてデートかなー?」

と矢継ぎ早に質問されました。

 

SAORI
SAORI

いや、デートというか…デートではないというか…せんべい投げに来ただけなんすけど…

そもそもデートってなんだ?せんべい投げるデートってあるの?デートってのは若いもんがイチャコラキャッキャウフフしながらクレープとか食べて「お前、クリームついてるぞ♡ペロ♡」みたいなやつじゃないのか!?なにこれ昭和のデート像!?

 

デートの立ち位置が分からずSAORIフリーズ

 

フリーズしたSAORIを見て、

(あれ?もしかして友達以上恋人未満みたいな関係なのかな)
(聞いちゃいけない質問だったかしら)

みたいな微妙な空気が流れた。これはいけない。奈良県民に余計な気を遣わせる事ほど心苦しいものはない。

SAORI
SAORI

デートっていうか!

SAORI
SAORI

私たち、結婚してます!

テンパったSAORI、若草山で謎の結婚宣言。素直にデートって言えばいいのに。
今思うとほんのり恥ずかしい。

 

そんな妻を横目に、おっくんの一投目。

SAORI
SAORI

ちょ!それじゃ腰のひねり、足りないよ!!!

腰のひねりが弱かった為(かどうかは分からないが)、3投中1投だけ20m越えのおっくん。

おっくん
おっくん

わーい、1回だけ20m越えたでー♪

のんきに喜んでました。

つづいてわたくしの番。

 

SAORI
SAORI

確と見てろよ、小童

夫を小童呼び。これもきっとキングダムの影響です。

狙いをさだめてー腰をひねってー

 

いっけぇえええええ

投げた鹿せんべいは斜面に着地すると、そこからコロコロと転がり。

 

夢潰えた数多の鹿せんべい達を置き去りにし、斜面の下の方まで転がっていきました。(写真赤丸のところ)

SAORI
SAORI

見たかぁ!!!

全ては腰のひねりと気合の賜物。コツ聞いておいて良かった。

 

30mを越えると計測がおこなわれます。ビギナーズラック、来るか…!?

 

「記録は…」

「44.6m!!!」

わぁあああああああ(歓声)

「1番ではないけど、今日のトップ5に入るんじゃないかな?」と事務局の方。

SAORI
SAORI

ふむ。トップ5か。悪くはない

おっくん
おっくん

・・・・・・

 

そんな感じで結局、3投中3投とも20m越え(1投は44.6mと30m越え)。

 

3投して貰えるだけの賞品を根こそぎ貰ってきました。(鹿ストラップ×2個、鹿マスコット×1個)

SAORI
SAORI

賞金稼ぎみたいな気分(鹿だけど)

本当は鹿の角トロフィー欲しかったなー。

鹿の角トロフィーを玄関に飾って、変な勧誘とか来たら鹿の角トロフィーを無駄にチラつかせて『や、山の民の住居だったか…!!!』と思わせて撃退しようと目論んでいたけれど。まぁいいわ。変な勧誘こないし。

 

鹿せんべい飛ばし大会の後は、若草山に登って奈良を一望。初めて若草山登ったけど、なかなか気持ち良い眺めです。

 

そんで若草山から下りて、鹿と戯れました。この写真の鹿の口、可愛いな。

はい、以上が『鹿せんべい飛ばし大会』のレポートです。興味ある方は、次回の鹿せんべい飛ばし大会に是非参加してみて下さい。そして鹿の角トロフィーをその手に!!!

 

2020年の「鹿せんべい飛ばし大会」の日程

鹿せんべい飛ばし大会は、毎年『山焼き記念大会(1月)』『春休み大会(3月)』『ゴールデンウィーク大会(4末か5月)』の3回開催されます。

次回の鹿せんべい飛ばし大会は2020年の山焼き記念大会。若草山の山焼きは、1月の第4土曜日におこなわれるので、2020年1月25日(土)の昼間が鹿せんべい飛ばし大会だと推測されます。

2020年の『鹿せんべい飛ばし大会』日程

山焼き記念大会:2020年1月25日(土)

春休み大会:2020年3月

ゴールデンウィーク大会:2020年

※日程が分かり次第、忘れていなければ更新します

なかなかユニークな奈良の『鹿せんべい飛ばし大会』。奈良観光のついでに、鹿せんべいを全力で飛ばしてみてください!ポイントは、腰です。以上。

 

(この記事は2019年4月の奈良旅ブログです)

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