こんにちは、SAORIです
ちょっといつもと吹き出しの様子が違いますでしょう?
そうです。今日はタイトルの通り、ウォンバットまみれの回。
本日限定、ウォンバットコスプレにてお送りいたします!
12/28 オーストラリア縦断旅4日目
オシャレカフェで朝食の後は、いよいよ本日のメインイベント。動物園でオーストラリアの動物たちに触れ合いまくりに行きます!
ウォンバット…ウォンバット…ウォンバット…
では心行くまでウォンバットをお楽しみください。
ウォンバットってどんな動物?
ウォンバットはオーストラリアに生息している有袋類で、雌はカンガルーやコアラのようにお腹に子供を育てるための袋を持っています。
ウォンバットの種類は、オーストラリア南東部からタスマニアにかけて生息するヒメウォンバット(コモンウォンバット / Common wombat)と、南オーストラリアやクイーンズランド内陸部に生息するケバナウォンバット(ヘアリーノーズウォンバット / hairy-nosed wombat)。通常ウォンバットというとヒメウォンバットの方を指すようです。
体長は70~120cm、体重は20~40kg程度。四肢は短く、全体的にずんぐりむっくりの最高にキュートなフォルムを擁し、内股でポテポテと歩く姿は全米がキュン死するレベルです。(アメリカの皆さん、勝手にキュン死させてごめんなさい)
ちなみに『地球の歩き方』には以下のような記述があります。
頑丈な爪をもっており、穴掘りが大得意。どんなに険しい道でも戦車のごとく突き進む。
“戦車のごとく突き進む”という部分がわたくし、非常に気に入りました。なにかこう、彼の強い意志というか執念みたいなものを感じます。ウォンバットは穴を掘って生活する為、おなかにある袋の中に砂が入り込まないよう、おなかの袋は後ろ向きについています(コアラやタスマニアデビルと同じ)。
あとね『地球の歩き方』にはこんな記述もありました。
一見のろまそうに見えるが、走り出すと最高時速40キロも出るという
文頭が完全に悪口です。
『一見揚げ物が好きそうに見えるが、まさかの菜食主義者だという』とか。
『一見足が臭そうに見えるが、ボディソープ(薬用)には人一倍こだわりがあるという』とか。
『一見清純そうに見えるが、裏ではかなりブイブイ言わせているという』みたいな感じですかね。
地球の歩き方、良く読むと結構面白いです。東アフリカ版もなかなか突っ込みどころ満載でしたもん。
面白バイブル本、地球の歩き方。私は好きです。旅のお伴&暇潰しにどうぞ。
ウォンバットに会えるアデレードの動物園
さて、今回訪れたのはアデレードにある「クリーランドワイルドライフパーク」。アデレード市内からは車で20~30分程度の距離にあり、山の一角が丸々保護公園となっています。ここでは動物たちが自然に近い状態で飼育されています。
ちなみに我らはレンタカーにカーナビをつけず、グーグルマップを頼りに移動していたため、当初クリーランドワイルドライフパークの入口ではなく同じ山の一角にある公共駐車場(Waterfall Gully Carpark)に到着。こちらは滝を見たりトレッキングをする人用の駐車場なのですが、危うく徒歩で山越えして動物園を目指すところでした。(30分くらい歩いて気付き、引き返した)
クリーランドワイルドライフパークの詳細は、LINEトラベルjpに掲載された記事をご覧ください。
この日のために仕込んだアレ
オーストラリアで一番会いたかったウォンバット。カンガルーでもコアラでもなくウォンバット。ウォンバットに会いたくて会いたくて西野カナ。
ウォンバットに対し一方的に想いを募らせた結果、こんな物を作り出してしまいました。
そうです、自作ウォンバットTシャツです。
これを着てウォンバットと2ショット撮るのだ!
この旅行での一張羅は、このウォンバットTシャツです。
念願のウォンバットとご対面!
クリーランドワイルドライフパークの入口で入場料を払い、鼻息荒くウォンバットエリアへ!!!
ウォンバットの巣穴(?)をガラス張りにして見られるようにした展示があり、真っ暗な穴の中にずんぐりむっくりなウォンバットがいました。ウォンバットは基本的に夜行性の動物、自然界では昼間は穴にこもっていることが多いようです。
でもこれじゃあ暗くて、ぼんやりフォルムしか見えない…
まさかこれで終わりか…とテンションが駄々落ちしかけたところに
おーい!こっちでウォンバット餌食ってるでー!
と神(というかこめっち)の呼ぶ声が!急いで行ってみると…
いた!ウォンバットだ!
お食事中のようで、餌の入ったタライに頭を突っ込んでモグモグしています。モグモグ具合と、ずんぐりむっくりフォルムが可愛すぎ!
柵にへばりつきハァハァ言いながらウォンバットを眺めるSAORI。傍から見ると、軽く変態の域です。
きゃわわわわ~!
きゃわわわわぁ~♡
きゃわわわぁ~!!!
きゃわわわぁ…あれ…?
さっきからウォンバットを5分以上見つめているんだけど、
ずっと食ってるなオイ。
タライの前から全然動かない…
脇目も振らず、ひたすら食べ続けるウォンバット。口のモグモグ以外は微動だにしません。すごい、すごいよウォンバット!来場者へのサービス精神は一切ありません。
媚びない、ブレない、へりくだらない
ただひたすら、己のしたい(ただただ食べる)ことをする。これが、クリーランドワイルドライフパークのウォンバットです。
とりあえずウォンバットTシャツで念願のツーショット。
ウォンバット、餌から離れないから遠いな。
ウォンバットのあまりの動かなさに、若干みんな飽きてきました。
ウォンバットの通路を挟んで反対側にはハリモグラがいて、そちらの方がアクティブに活動中。そうそう、ハリモグラって卵で生まれる哺乳類なんですよ。卵で生まれて、孵化したら母親のお腹の袋で育てられるの。卵で生まれてくる哺乳類はハリモグラとカモノハシだけ!
左右に体を揺らしてトテトテ歩くハリモグラ、可愛いです。
ウォンバットもちょっとはハリモグラを見習えよ!
数分前まで微動だにせず食べ続けるウォンバットを称賛したくせに、やっぱり動けとか言うあたり、人間って利己的な生き物ですね。人間というか私ね。
と、その時!
ウォンバットさんが!
う、動いた!!!
と思ったらポジションチェンジしただけで、また食べだした。
我々が見つめていた20分近く、ウォンバットは
飯→飯→ポジションチェンジ→飯→飯→ポジションチェンジ→飯→トイレ→飯
という動きしかしませんでした。
まぁ、そんなところが可愛いんだけどね
カンガルー、エミュー、コアラとも触れ合える
クリーランドワイルドライフパークのウォンバットによる『食への執着』というイベントを堪能したところで、他の動物たちにも触れましょうか。
まずはカンガルー。
不細工ですね。目ぇ開けろよ。
クリーランドワイルドパーク内のカンガルーは、大体地面に寝そべっています。そんなカンガルーに餌を差し出すと、寝っ転がったまま食べます。
ちょっとだけシンパシー、感じちゃう。
(わたくしも寝ぼけながらポテチとか食べるので)
続いてワラビー。カンガルーよりワラビーの方が容姿は可愛い。
警戒心が強いので(だらけたカンガルーに比べて)餌をあげる時はゆっくり近づきましょう。
続いてエミュー先輩をストーキング。
エミュー先輩、近くで見ると恐竜みたいな顔面してます。さすがです、先輩。
クリーランドワイルドライフパークでは、コアラを抱っこして一緒に写真を撮れるのですが。この日は猛暑だった為(コアラは暑さに弱い)コアラ抱っこイベントは中止。
金曜の終電にいる、泥酔したオッサンみたいなコアラが沢山いました。
二日酔いか
可愛らしいアイドルの、楽屋での姿を見てしまった気分でした。
(知らんけど)
こちらは“ディンゴ”という、野生の犬。一見普通の犬ですが、歯は鋭く肉食で、オオカミのような鳴き声を発します。このディンゴ、ちょっと覚えておいてくださいね。この後のブログにまた出てきます。
他にも沢山の鳥や、色々な種類のカンガルーや、タスマニアデビル(夜行性なので穴の中で寝ていた)などがいて、たっぷり2時間以上楽しんでしまいました!
お土産にウォンバット
クリーランドワイルドライフパークではお土産も売っています。
そういえば先輩にカンガルーのぬいぐるみ買ってきてって言われてたんだった
オーストラリア旅のために、仕事の出勤日を交換してくださった先輩から頼まれたカンガルーのぬいぐるみをこちらで物色。
と、その時。
う、う、ウォンバットだ~!!!
トトロのように大・中・小といるウォンバットぬいぐるみ。
全部欲しい…
ただ、小でもかなりでかい。持って帰るには残念ながらちょっと邪魔。でも欲しい!と葛藤していたら、もっと小さいサイズのウォンバットが1つだけ陳列棚にいました。
この子、日本に連れて帰る!
ということで、こちらのウォンバットぬいぐるみを買って帰ってきました。可愛いでしょ?
耳毛がすごい出てるけど。20cmくらいの大きさです。
皆さんもアデレードを訪れたら、ぜひクリーランドワイルドライフパークでオーストラリア特有の動物たちと触れ合ってみてください。子連れ旅にもオススメ!
<つづく>
(この記事は2018年12月~2019年1月のオーストラリア縦断旅ブログです)
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