2022.11.23 カタールW杯・中東3ヶ国旅 Day2
<前回のあらすじ>
いよいよグループリーグ初戦!日本vsドイツの会場へ。
毎度おなじみのフュージョン写真を取ったら、陽気なメキシコ人のオッサンがフレームinしていたよ。
日本vsドイツ戦の様子
せっかくなので、ほんの少しですが試合の写真を載せておきます。
正直、私的にカタールW杯は
コスタリカには勝って、ドイツとスペインには負けるだろうけど、生でドイツとかスペインが見れるならいいな~
というミーハー丸出しなモチベーションで臨んでいたので(サポーターの皆さん殴らないで)、ドイツに勝ったことに驚き&お祭りワッショイテンションになりすぎて、
試合内容の記憶が9割ありません。
特に日本が点を入れた後半。私たちの座席はこの辺だったのでばっちりゴールシーンを見たはずなのですが、その時の記憶が薄らぼんやりしか無い。試合中、私の眼球は何を捉えていたんだろう?虚空?
本来眼に入ったデータは網膜で電気信号に変換され、視神経を通じて脳の視覚情報処理をする視覚野に到達するのですが。多分、網膜で電気信号に変換されたデータが頭の中のどこかでぶっ飛んだんだと思う。それくらい、ゴールの直後も何が起こったのか分かりませんでした。
見えないものをすら見ようとするBUMP OF CHICKENの気概を見習いたい。
今回のカタール大会は「ロスタイムが長い」ことも話題になりましたが、この試合もロスタイム9分。生きた心地がしませんでした。だってここ、ドーハだし。ドーハと言ったら悲劇起こりがちだし。というかSAORI的に中東は悲劇起こりがちだし。
▶ UAE・アブダビで人生2度目の別室送り(モロッコ・セネガル・UAE旅)
▶ 旅立ち早々、ドーハの悲劇に直面した話(南ア・レソト・エスワティニ・モザンビーク旅)
それでも無事2-1のまま試合終了。
ふぃぃいぃいいいいい!!!
なんか、勝った!すごい!
とりあえず帰国したらABEMAで観よ
ゴールシーン、記憶ないんで。
試合終了後、ものすごい数の報道陣に囲まれている選手が。
堂安選手だ!
堂安選手がめっちゃ囲まれていました。どうも、お疲れ様でございました。興奮する試合をありがとう!(興奮したことだけは覚えている)
ハリーファ国際スタジアムの外には広告棟みたいなのが立っていて、試合に勝つとこんな感じで祝ってくれました。
さて!日本戦の興奮冷めやらぬまま、次の試合会場へ向かいます。
そう、カタールW杯の特徴として「ハシゴ観戦が出来る」というのがありました。というのも、試合が行われる8つの会場のうち7つがドーハ中心部から半径20km以内に位置していたから。もともとカタール自体が秋田県サイズくらいのコンパクトな国ですからね。
前回のロシア大会なんて、モスクワから直線距離で1,400kmぐらい飛ばされたのに(エカテリンブルグ)。逆にカタールはこんな密度でスタジアムを建設して今後どうするんだろう?と気になりますが、まぁ…お金あるからいいのか(雑)。
ショッピングモール「Villaggio Mall」で休憩
日本vsドイツ戦は現地時間の16時~だったのですが、次に観戦するベルギーvsカナダ戦は22時~。ちょっと時間が空くので、ハリーファ国際スタジアムの近くにあるショッピングモールで休憩することに。
ショッピングモールに着くと、なんだか歌ったり踊ったり賑やかな集団がいるではないか。
祭りか!?祭りなのか!?
と集団に近付いてみると。
はい、セネガルの民でした。
この日セネガルは試合があった訳でもなく。なんなら前々日に負けているのに。
それなのにこの「あれ?今日セネガル勝ったの?」と思わせるお祭り騒ぎ。さすがセネガル人、おおらかで陽気なパリピ達よ。ていうか、4年前もいたよねアナタ達。好きですよ、そんなセネガル人。
ちなみにアフリカ初心者の旅先として、穏やかなセネガルは比較的おすすめです。
▶ セネガルの貝殻島「ファディユ(Fadiouth)」観光
▶ セネガルのピンク色の湖「ラックローズ」観光
さて、そんなお祭りセネガル集団の横をすりぬけ、ショッピングモール「Villaggio Mall」へ。イタリアをテーマにしたショッピングモールなのですが、目を引くのがコチラ。
長さ150mの屋内運河。
なんか、川があるんですけど…
これでボートがあったら、ディズニーランドのアレだよね
なんて言ってたら。
イッツ・ア・スモールワールドォォオオオ
ありました、ボート(というかゴンドラ?)。個人的にはイッツ・ア・スモールワールドに思えてしまいますが、イタリアをテーマにしたショッピングモール、ヴェネツィアの再現に抜かりはありませんでした。
さてさて、私たちは休憩がしたいのでカフェを探すも、
スタバは満席。時間的にレストランも満席、どこもかしこも満席。
しょぼくれて歩いていたら、こちらのアイスクリーム屋の店員さんが「これでもお食べ」と試食のアイスクリームをたんまりとくれました。
わーい!アイス!
「こっちの味も食べてみてよ」「これもこれも!」と沢山くれる店員さん。海外旅行中けっこうな割合で現地民に食べ物を恵んでもらえる私も、さすがに齢まもなく40代突入。淑女たるもの、いつまでも貰ってばかりじゃいかん。世の中ギブアンドテイクなのだ!(あくまでギブあってこそのテイク)
お兄さん、私も社会人でそれなりの年齢なので買いますわ、アイス
ということでアイスを購入。
「チョコレートソースもかけておくね!」と店員さん。渡されたアイスは
デロッデロのチョコまみれ。かけすぎだろ。サービス精神旺盛なアイスクリーム屋でした。
ベルギーvsカナダをハシゴ観戦
ではそろそろ、次の試合会場へ向かいましょう。
22時から観戦するのは、ベルギーvsカナダの試合。会場はAhmad Bin Ali Stadium(アフマド・ビン・アリ・スタジアム)です。
このスタジアムはですね、こんな感じで外壁の色が変わるんですよ。恐らく、カナダとベルギーの国旗をイメージした色なんだと思います。
いや~、他人の試合は気がラクだね~
日本戦は試合中ドキドキしてしまうけれど、他国の試合はどちらが勝っても私の精神へのダメージはゼロ。
ベルギーvsカナダかぁ…
つまり、ベルギーワッフルvsメープルシロップ…
え、めちゃめちゃ美味しいやつ
何の話?
私はベルギーもカナダも未入国なので、公平な立場で試合を観れると思ってい、ま、し、た、が。
そうだ。思い出した。
カナダには恨みがある。
あれはカリブ海3ヶ国新婚旅行からの帰り道。おっくんとは別行動でトロント経由で帰国する際、やたら機嫌の悪い女性入国審査官により別室に送られ、別室の男性入国審査官から憐れまれ、とどめに荷物検査でお土産を破壊されて薬物検査されたのだ。
▶ 初めての別室送り(前編)
この出来事がなければ、長いトランジット時間を利用してカナダ入国し五大湖を眺めに行ったのに。
許すまじ…カナダ(の不機嫌な入国審査官)!!!
私の怨念の影響でしょうか。試合はベルギーが勝ちました。
ふぃぃぃい!積年の恨み、晴らしたぜ!
↑言ってません。3mmくらい思ったけど。
じゃ、帰りましょう。
ファンビレッジに戻ってきたのは夜中12時過ぎ。ちょっと小腹が空いていたので、営業していたこちらのキッチンカーで食べ物を購入。
なんだか良く分からず購入したけれど、スパイシーなカレー風味のソースがかかった唐揚げ&ポテトでした。うまうま。おやすみなさい。
<つづく>
(この記事は2022年11月のカタールW杯+α旅ブログです)
コメント
久々の更新楽しく拝読致しました
間近での観戦に勝るものはないですね。すごい迫力!
ただ、目が悪い私には入ったんだか入らないんだかわからなそうです。
紳士、お久しぶりです。お元気してますか?
そうなの。例え視力が良くても何が起こったのか良く分からないので、
とりあえず雰囲気ワーイ!ってしておいて後でテレビで観るのが一番です。
次は雰囲気ワーイ!しに、大谷君観にアメリカ行きたいな(・∀・)