東ティモール・インドネシア(バリ島)旅のきっかけ

東ティモール旅行 ディリ 旅の随筆
スポンサーリンク
東ティモール旅行 ディリ
SAORI
SAORI

ボタルデ!(Botarde)

ようやく始まりました、東ティモール・インドネシア(バリ島)旅行記。

暑くて脳みそ溶けそうな毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。このブログは溶けた脳みそでも読めるくらいしょうもない旅行記なので、アイスでも貪り食いながらお読みいただければ幸いです。

毎回恒例!旅のきっかけ話

「全部の国に行きたい」と常日頃から言っている私たち夫婦。ひとつ旅行が終わると「次どこ行く?」と、息をするように次の旅行先を問いかけるのが日課になっている。

これは坊が生まれる前だったと思うのだけど(記憶が定かではない)、おそらくカタールW杯旅行が終わるか終わらないかくらいの時に

SAORI
SAORI

次どこ行くー?

とSAORIが投げかけると、それに対しておっくん、

おっくん
おっくん

んー、東ティモール

東ティモール、とな。

よくもまぁ、毎回毎回脊髄反射みたいな回答がスルッと出てくるなぁと感心してしまいます。なぜに東ティモール。なにがあるんだ東ティモール。どこにあるんだ東ティモール。でも反対する理由はありません、だって全部の国に行くならいつかは行くんだもん。

SAORI
SAORI

はい、東ティモールで決定!

SAORI
SAORI

レッツ・ティモタン!(SAORI的東ティモールの愛称)

自分の言葉には責任を持ってもらわないとですからね。この1往復半の会話のキャッチボールで東ティモール行きが決定。こうして今回の旅の目的地が、おっくんのブラックボックス化した脳みそによって叩き出されたわけです。ちなみにリアルタイムであらためておっくんに「なんで東ティモールだったの?」と聞いたら

おっくん
おっくん

そこに東ティモールがあったから

と言われました。アルピニストか。

東南アジアの中で旅行者が1番少ない国「東ティモール」

「東ティモールに行く」ということが決まり色々調べてはみたものの、分かったのは他の国に比べて圧倒的に観光情報が少ないということ。ガイドブックはもちろん出ていないし、わたしの周りで東ティモールに行ったことがある友人は1人しかいない(みんなに聞いてないから分からないけれど、確認がとれたのは1人だけ)。

まぁその1人というのがたくみ君(久々の登場!)なんだけど。
東ティモールの情報を集めようとネットで検索すると、彼のブログや彼が勤務していた旅行会社のサイトが上位に出てくるくらい、ネット上の東ティモール情報を牛耳っている。

「アジアが好き」「東南アジアが好き」なオシャレ系旅行好きの人々(InstagramやTik Tok等のSNSに生息している)ではなく、あのたくみ君や4Travelの癖強勢、誰に読まれたいわけでもないブログ勢(全体的に禍々しい気を放っている)が嬉々として東ティモール旅を語っている。そこから導き出される答えは、

「まともな人間は東ティモールには行かない」

ということ。そう、まともな人間は「旅行で東ティモールに行こう」という思考にならない。“まともな人間”と言うと語弊があるけれど、日本から1日ではたどり着けない東南アジアNo.1マイナー国かつ他国に比べて観光資源も乏しい東ティモールにわざわざお金と時間をかけて行くなんて苦行、頭のネジが数本飛んだ上に財布の紐が切れている人か、制覇系旅行者しかしないだろう(かなりの暴言)。

昔、生命保険会社のCMで「よーく考えよう~お金は大事だよ~」とアヒルが歌っていたけれど、多分東ティモールに行く旅行者はあのアヒルに「金は大事だっつったよな、その金があるなら生命保険入れグワッグワッ」と嘴で突かれると思う。そしてそんなアヒルを返り討ちにするタイプだと思う。

話が逸れましたが、観光情報が少ないのは観光客自体が少ないからでもあって、実際に「世界の外国人旅行客数 国別ランキング・推移(2019年 外国人旅行客数 受入数 国連統計)」のデータを見ると東ティモールは

205ヶ国中191位

という結果。わたしが行きたくて行きたくて(でも治安がアレでビザも面倒で)震えているチャドですら、189位と東ティモールより上位。マジかよ。

もうひとつ、参考資料として「東南アジアの国々への日本人訪問者数(2019年)」は以下。

1位 タイ(1,806,438人)
2位 ベトナム(951,962人)
3位 シンガポール(884,308人)
4位 フィリピン(682,788人)
5位 インドネシア(519,623人)
6位 マレーシア(424,694人)
7位 カンボジア(207,636人)
8位 ミャンマー(125,706人)
9位 ラオス(41,736人)
10位 ブルネイ(10,680人)

これはJNTO(日本政府観光局)のデータを引用しているのだけど、そもそも東ティモールはデータ自体がないんだよね。なんで?でもブルネイよりさらにマイナー国なので、コロナ前でも日本人の訪問者数は年間1万人以下ということでファイナルアンサー。
(関連記事 ▶ ブルネイ旅行記はこちら

東ティモール、どこ経由で行くか問題

ででで。先ほども述べたように、東ティモールは日本から1日ではたどり着けない。それも観光客が少ない理由のひとつかもしれない。日本から東ティモールへの直行便はもちろんあるわけがなく、日本から行くには以下の3地点のどこかを経由することになる。

  1. デンパサール(バリ島)
  2. ダーウィン(オーストラリア)
  3. シンガポール

この中でシンガポール-東ティモールの便は、時期によってあったりなかったりで良く分からない。となるとダーウィンかバリ島となるのだけど、

SAORI
SAORI

ダーウィンはもう行ったから却下

そう、ダーウィンはオーストラリア縦断旅の終着地だったので、もう行かなくていいんだよね。ダーウィンでたくさんワニみたもん。野生のクロコダイルと、知らないオッサンの水着姿をこれでもか!というほど見たもん。

ということで、消去法でバリ島経由で東ティモールへ行くことが決定。バリまでは直行便もあるし、これが一番行きやすい。

SAORI
SAORI

バリかー、まぁインドネシア未踏だからちょうどいいや

なんか、みんな大好きバリ島を踏み台のように扱ってすみません。

でもね、わたしもバリにめっちゃ憧れていた時期もあったんですよ。大学生の頃は一人暮らしの部屋にバリ風のインテリア要素を取り入れていたし、商店街にあったバリ雑貨のお店によく通っていたし、ガムラン音楽のCDとか持ってたし。まだ海外に行ったことのなかった当時のわたしにとって、行ってみたい海外ナンバーワンがバリだったりしたからね!

とりあえず価値観や趣味嗜好は人それぞれで、それは旅においても同じなので。と言いつつ、もちろんバリだって楽しみですからね!ではこの調子で旅行の準備をしていきましょう。次回につづく!

(この記事は2023年11月の東ティモール・インドネシア(バリ島)旅ブログです)

コメント