12/30 オーストラリア縦断旅6日目
漢なら 一発当てたれ オパールで
どうも。SAORIです
つい出来心で謎の五七五を詠んでしまった土曜の夜。皆様いかがお過ごしでしょうか?
鈴木聖美さんだったら今頃TAXIに手をあげて、ジョージの店に行っているでしょうね。
(ご存知ない方は検索してみて下さい。私はカラオケで良く歌います)
さて、誰もが一生に一度は憧れるであろう『一攫千金』。
かく言うわたくしも、
「庭掘ったら石油が噴き出さないかなぁ」とか、
「身に覚えのない遺産を相続されないかなぁ」とか、
「来世は地主か石油王の娘に生まれないかなぁ」とか、
そんなどろっどろの欲にまみれた夢ばかり見ています。
話が脱線しましたが、一攫千金の方法も様々。
ここクーバーペディはオパール産出量世界一の町なので『オパール掘り当てて一攫千金!』を夢見て、45ヶ国以上の国から移民がやって来たんだそう。一時は3,500人の住人の多くが地下の採掘現場で働いていたようですが、今ではその人数も減りつつあるそうです。
ということで、今日はそんなオパール採掘場を見学してみたいと思います!
「Tom’s Working Opal Mine」へ行ってみた
向かったのはスチュアート・ハイウェイ沿いにある「Tom’s Working Opal Mine」
たまたま走っていて見つけたので、入りました。(適当)
ふむふむ。ガイド付きフルツアーと、ガイド付きミニツアーと、セルフツアーがあるのね。
うーん、これ、やっているのかしら?
OPENと書いてあるけれど、時刻は17時過ぎ。今は閑散期だし営業しているのか微妙ですが、とりあえず入ってみましょう。
誰もいねえ。
と思ったら、
モフモフした犬がいました。可愛いな。
犬越しの、見学受付。時間的にガイド付きツアーは終了していたので、セルフツアー(つまり自由見学)の申込をします。大人1人あたり15ドル(約1,140円)です。
地図を借りて、ヘルメットを被って、いざオパール採掘現場へ出発です!
ダウジング初体験!
レセプションを後にし、地下へと掘られた道を進んでいきます。
しばらく進むと壁にこんなものが。こ…これは…!!!
ダウジングじゃありませんか!
うわ~!嬉しいな~!やりたかったんだよダウジング!良く分かんないけど。
鉱脈を見つけるのにダウジングを使うみたい。マジですか。
クーバーペディでは古くから鉱脈を見つけるのにダウジング・ロッドを使っていたそうよ。
『棒がクロスしたり、はたまた開いたり、あるいは無反応だったり、人によって反応は色々だけど、』
『要はお前の磁場次第だぜ!』
『HAVE A GO!(やってみろよ!)』
ですって。いやいやいや、お前の磁場次第って何よ。私の磁場にオパールの有無を任されても困る。でもつまりこれは、ギャンブルだったり石油掘り当てたり等の一攫千金は、全て運と磁場によって起こっているというコスモレベルでの真理なのかもしれない。
まぁどうでもいいわ、ここは素直に
私の磁場(ダウジング)が火を噴くぜ!
わー!見てみてー!開いた!
自分でやっておりてアレですが、嘘っぽいな。この写真。
これが地球の何らかのエネルギーで動いているのか、無意識の筋肉運動により動いているのか、私の纏っている禍々しい磁場の影響で動いたのかは不明ですが、とりあえずダウジングというものを体験できて面白かったです。
ダイナマイトなハニーでもいいんじゃない
ダウジングで「この辺にお宝が…」となったら、岩壁にドリルで穴をあけ、
そこから掘削機で削ったり、ダイナマイトで爆破していたようです。
(昔はスーパーでダイナマイトを売っていたという話もある)
ボリビアの鉱山に行った時もダイナマイトぶっ放して穴を掘っていましたが、やはり穴を掘る手段としてダイナマイトを用いることに、個人的に何故か興奮します。
オパールはUVライトで光る
こんな感じで採掘現場をまわっていると、オパールの原石(?)が無造作に置いてある場所に辿り着きました。
真っ暗な暗闇の中でUVライトに照らされる石ども。オパールはUVライトを当てると青く光るようで、雑多に置かれた石達の中にいくつも光っている石がありました。これがオパールの原石か。
ゆうべから石達が妙に騒ぎおってな…
あ、ポムじいさん(ラピュタ)の真似です。ラピュタのあのシーン、いいですよねぇ。洞窟の中で石が光るのを見ながら、目玉焼きトースト食べたい。
はっ…!これUVライトってことは…!
歯、光ってる!?
なぜでしょうか。何歳になっても、UVライトだとかブラックライトだとか、そんなライトの下では歯を光らせてみたくなりますよね。え、ならない?そっか、これが価値観の相違ってやつですね。
明るい場所でも、『UVライトを使ってオパールを探してみて下さい』という貼り紙がある所にはオパールがあります。
どこかなー
全然光らないぞー
ちょっと全然オパールないんですけど
…くそっ!!!(怒
いやSAORIさん、
そのビニールテープ貼ってある枠の中だと思うよ
あらやだ、光ったわ!
全然見当違いの所をずっと照らしていました。お恥ずかしい。そしてビニールテープの枠の中にめっちゃでかいオパール、ありました。こんな感じでオパールがそこら中に埋まっています。
きゃー!これいくらで売れるかしら…
一攫千金を夢見てクーバーペディにやってきた人が、オパール掘り当てた時の気持ちがちょっぴり分かる、そんな採掘現場でした。(採掘現場のオパールは持ち帰り厳禁!)
レセプションでお土産用のオパールも売っているよ
オパール欲しいー!という人はレセプションで購入しましょう。採掘されて綺麗に磨かれる前の小さなオパール詰め合わせみたいなのとか、そんなに高くない値段(15ドル前後)とかで売られています。もちろん綺麗なアクセサリーになったのも売っていましたよ!
クーバーペディの記念にどうぞ。
わたくしは貴金属に興味がないので、購入には至りませんでした。安い女ですわ。
「Tom’s Working Opal Mine」の場所
Tom’s Working Opal Mineは、スチュアート・ハイウェイ沿いにあるのですぐに分かります。ガイド付きツアーに行った人のブログ読むと結構良かったようなので、ぜひガイド付きツアーに参加してみて下さい!
<つづく>
(この記事は2018年12月~2019年1月のオーストラリア縦断旅ブログです)
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