東京から対馬は飛行機で！対馬弾丸旅スタート

九州の北方、玄界灘に位置する対馬。長崎県に属する島で、福岡から約138km、韓国まではわずか50kmという位置関係にあります。対馬固有の生物や、手付かずの自然、海の幸が魅力の対馬。それでは早速行ってみましょう！

対馬旅のきっかけ

今回なぜ、対馬へ行くことになったかというと。

と突然おっくんが言い出したからです。

SAORIは比較的「あれが見たい」「これがしたい」「だから○○へ行きたい」という目的ありきの旅先決定が多いのですが、おっくんがどこか行きたいと言うときは「ごろごろしたいー」「なんとなくー」みたいなふんわりした事情が多いです。ふんわりマンです。

ふんわりマンのくせにかなり強い意志で、ほぼ決定事項に近い形で提案してきます。なのであまり期待はしていませんでしたが、念の為聞いてみました。

安定の情報ゼロ。
テレビ見た時の記憶、どこいった？

なんなんでしょう。人間とは理由もなくここまで「○○にすごく行きたい！」と強く願える生き物なのでしょうか？まぁ「相席食堂で行ってたから」が彼なりの理由なのでしょうが…それだけで…そんなに夢中に…なれんの？すごくない？

でもそれは詰まる所、私と結婚したのも「ちょうどそこに居たから」くらいの理由なのかもしれない。マジかよすごいな、むしろ深く考えないでくれてありがとう。これからもおっくんには無心で人生を歩んでほしい。

旅程を組んでみた結果

我が家の旅程を組むのは大体SAORIの役目。なんてったって、おっくんは記憶がありませんので。それでも私は優しいので、対馬の情報を渡して行きたいスポットをお伺いします。私は優しいのでね（2回目の圧）

そう言っておっくんが指差したのは、白嶽山頂の写真。

 

でもまぁ行きたいと言っているので行きましょう。私もこの山はカッコイイので登ってみたいし。おっくんの希望は「白嶽」と「万関展望台」だけだったので、あとは私の気になるスポットを突っ込んだら、こんなルートになりました。

 

そして数日後。

あんたが行きたいって言った山だよ。
心配になるレベルで記憶どこいった。

最近あらためて思うのが、俗に言う頭のいい人って、重要ではないことには脳みそのキャパを割かないんだなぁと。最新の研究だと脳みそのキャパというよりも、効率的に稼働しているということらしいですけどね。ほら、私はブログ書いてても脱線しかしないので、脳の稼働が非効率な訳ですよ。余計なことばかり考えて。それはそれで楽しいけどね！

東京発、福岡合流で対馬へ

では早速旅立ちましょう。ここ数年私達は2拠点生活をしているので、SAORIは東京から、おっくんは奈良からのアクセスです。

今回はオール空路で行くことにしました。博多港からフェリーもいいんだけどね、なんてったって対馬を1泊2日で観光しなければなので、とにかく時間短縮が大事。お金で時間を買う。それがオトナ。

久々の羽田空港です。早朝5時半、テンション上がるふぅぅぅうう！

 

乗るのは6時半発のANA239福岡行きの便。

良い天気でテンション上がりまふぅぅううううう！

 

離陸直後。遠くに富士山が見えまふぅぅぅううう

 

上空から建物や地域を特定するの、面白いですよね。こう見ると、東京は本当に隙間なくギュギュっと建物が建っています。

最近、東京大空襲の後の東京の空撮写真を見たんだけど、あらためて戦後の日本の復興はすごいと思ったし、今からは想像出来ないあんな惨劇が本当にここであったんだなと。

 

しばらくすると、眼下には雪化粧した富士山が！今回はきちんと富士山が見える方の座席を予約してみました。
▶ ANA　国内線各路線の飛行経路と空から見える景色 をチェック

 

おおー。尾根筋かっこいいー。空から見る富士山、おすすめです。

 

こうして8時半前に福岡空港に到着。ここで関空から飛んできたおっくんと合流。

記憶のない夫と、壊れかけのレディオ妻。先行き不安です。

 

こちらがSAORI的福岡っぽい食べ物。

どこが福岡なんだ！と福岡の人にキレられそうですが、明太子がのっている食べ物は他県民からすると全部福岡認定されます。

長野県出身ですと言うと「虫食べるんでしょ？」と言われるのと同じくらいのレベルで、私の中で福岡は「明太子まみれでしょ？」です。あと豚骨とモツ鍋まみれ。ちなみに私は長野県出身ですが、ネタ以外で虫は食べません。

 

明太子うどんでお腹を満たしたところで、福岡空港10時05分発のANA NH4681便（ORC運航）で対馬へ飛びます。

最近プロペラ機、好きなんですよ。すごい頑張って飛んでいる感じが。あと機内での会話が全然聞こえないくらいの轟音が逆に心地いい。

昔は「あのプロペラが吹っ飛んだら…」と気が気ではなく、フライト中ずっとプロペラの様子を凝視していましたが、今ではプロペラに人生を預けて爆睡できるくらい他人（というかプロペラ）を信じられるようになりました。

 

束の間の爆睡のあと、10時40分に対馬空港に到着。

羽田空港を出発してから、ざっくり4時間ちょいで対馬到着です。これなら到着日も半日は観光できますね！

では次回、対馬の町へ繰り出します。

 

<つづく>

 

（この記事は2021年10月の対馬旅行ブログです）