半日で対馬をほぼ縦断&観光した私たち。
せっかくなので、夜ごはんも対馬っぽいものをいただきましょう!いえい!
対馬は穴子(アナゴ)が有名!
どうやら対馬は、アナゴの水揚げ量が日本一らしい。
都道府県別の漁獲量(2019年)は、1位が島根県(632t)、2位が長崎県(513t)、3位が宮城県(316t)ですが。長崎県の漁獲量のほとんどを対馬が占めているので、市町村単位でいくと日本一になるのでしょう。
嫌いじゃないですよ、穴子。一時期すごいハマって、お寿司屋さんでは必ず穴子を食べていた時もありました。ただ『今日のメインディッシュは穴子です!』と言われても『よっしゃふぅぅぅうう!』とはならない。
生肉とか生牡蠣とか牛タンとかレバ刺しとか言われた方がテンションぶち上がる系です。
可愛い顔して歯に衣着せぬタイプ、穴子に対してそんなことを思っていたのか。今ここに対馬の穴子漁師がいなくて良かった。いたら確実に消されます。
とは言え、食べた人は皆絶賛する対馬の穴子。おっくんの穴子に対する印象を一新できるかもしれませんし、SAORIの精神もワッショイワッショイするかもしれません。
人気店『すし処 慎一』へ
とホテルのスタッフにおすすめされた『すし処 慎一』へ向かいます。
『すし処 慎一』は穴子漁師直営のお店で、長男(漁師)が獲った穴子を、三男が加工し、次男(すし処 慎一の大将)が料理するのだそう。見事な連携プレーです。だんご三兄弟ならぬ、アナゴ三兄弟です。 そんなこんなでお店に到着。
秒でオワタ。
対馬旅行で『すし処 慎一』さんへ行く方は予約して行った方がいいです。
気を取り直して『島めし家 北斗』へ
お目当てのお店が満席で途方に暮れた我々。さっきまで「テンション上がんない」とか言っていた穴子も、食べられないとなると急に恋しくなるもの。失って初めて分かる、そんな愚かな私を許して、穴子。
同じ敷地内に『島めし家 北斗』というお店があったので調べてみると、どうやらこちらでも穴子料理が食べられる様子。そればかりか『すし処 慎一』の姉妹店で、例のアナゴ三兄弟(いい加減、呼び方怒られそう…)直営のお店でした!
ということで『島めし家 北斗』さんに入店。こちらは予約なしで入れた!良かった。
早速メニューを。私たちが頼んだのは、
- 穴子釜めし
- 刺身盛り合わせ
- 穴子の天ぷら
- 和風サラダ
- 豚の角煮
の5品。楽しみです。わくわくわくわく!
穴子づくし!対馬の美味しい穴子料理を食べる
しばらくすると、料理が次々と運ばれてきました。
まずは和風サラダ。量が多くて、ジャコがいい感じに美味しい。野菜も新鮮!
そして、
刺身の盛り合わせ。この一番手前、ネギともみじおろしがのっているのが穴子の刺身です。
穴子の刺身って、初めて食べるかも!
穴子の刺身は弾力のある食感で、エンガワのように脂がのって、上品な味がしました。なんだこれ、本当に穴子?私の中にある穴子の概念が覆されました。
これは…びっくり美味しい!
続いて、穴子の天ぷら。ひとくち食べると
ふわふわ~うまぁ~
さっきまで鰻の劣化版とか言っていたおっくんも、対馬の穴子の美味しさを認めたようです。天ぷらは衣はサクサク、身はふっくらふわふわ!大きな天ぷらですが、ペロっといけちゃいます。
一緒に付いてきた椎茸の天ぷらも、肉厚で美味しかった。対馬の椎茸は肉厚でコリコリ、芳醇な香りは「森のあわび」と称されているそうです。
続いて豚の角煮。おっくんは何故かいつも豚の角煮を頼みます。美味しいからいいけど。
〆は穴子釜めし。
釜めしは注文してから提供までに25分位かかるので、早めにオーダーしておきましょう。
では、釜、オープン!
ふっくら~!
穴子の煮汁でとった出汁が効いた釜めしは、穴子はふっくら、ご飯はツヤツヤ。これをしゃもじで良く混ぜて食べます。
生でも良し、揚げても良し、煮ても蒸しても良し。対馬の穴子はポテンシャルが高い。というのも、対馬の近海は栄養豊富な対馬暖流に恵まれ、アナゴの餌となるイワシや甲殻類が多く生息しています。深海の水温は年間を通して6℃程と低いため、脂ののったアナゴが育つんですって。なるほど。
穴子、美味しかったね!
うん、めっちゃ美味しかった!
対馬へ行ったらぜひ、対馬のアナゴを食べてみて下さい!
「島めし家 北斗」基本情報
住所 | 長崎県対馬市上対馬町古里13-3 |
電話 | 0920-86-4516 |
営業時間 | 11:00~14:00 / 18:00~22:00 |
定休日 | 水曜日 |
予算 | 2,000円~4,000円 |
公式サイト | WEBサイト |
(この記事は2021年10月の対馬旅ブログです)
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