奈良県橿原市・大和八木駅前の「SAORIが気になったお店」を紹介する企画の最終回。
『居酒屋ウエダ』『喫茶エリート』につづき、第3弾は『喫茶アムール』です。
気になるお店「喫茶アムール」
『居酒屋ウエダ』『喫茶エリート』を攻略し、もはや怖いもの無しの無敵状態に入ったSAORI。
今朝はどこで朝食を食べようかな~
とグーグルマップでモーニングを検索。なにやら気になるお店を発見したので、早速現地へ赴いてみました。
SAORIが気になったのはこちらのお店。
「喫茶アムール」さんです。
え?どこに喫茶アムールがあるの、“ミツワ”と“北海居酒屋どでかいどー”しか写っていないじゃない、ですって?良く見て下さいな。
ここです。ここ。
建物自体には大きく看板が出ていないので、ぼーっとしていると見過ごしてしまいます。実際、私は気付かずに店の前を通り過ぎました。
建物の1階がミツワ化粧品店、2階が喫茶アムールです。
ちなみに私が今気になったのは、1階のミツワ化粧品店のところ。“JOYFUL MITHUWA”って書いてあるけれど、“MITHUWA”だと“ミテュワ”になるよね。でもきっとこれは間違いではなく、お店的に正しいのだと推測します。
だってほら。2階はアムール(フランス語で愛)じゃないですか。私はフランス語は全然喋れませんが、なんとなくフランス語の発音ってこう、鼻から
( ´_ゝ`)ハフーン
って感じで息が抜けるような、ちょっとセクシーな響きのイメージがあるんですよね。なのできっと、1階のミツワ化粧品店もフランス語っぽく
ミテュワ…(吐息)
と言うのが正しいのだと思います。
「私、化粧品はミツワで買ってるの」と言うよりも、
「私、化粧品はミテュワで買ってるの」と言った方が、マダム感出ません?
同じ要領で
「これ、つまらない物ですが」→「これ、テュまらない物ですが」
「ツイッターはじめました」→「テュイッターはじめました」
「私って、都合のいい女だったのね…」→「私って、テュ合のいい女だったのね…」
とか言っておけば。
ただのお茶菓子がフランスの高級菓子に、Twitterが社交場に、別れた女がなんだか急に魅力的に、なるかもしれないしならないかもしれない。
どうでもいいので、さっさと喫茶アムールへ行きましょう。
喫茶アムールは2階なので、こちらの階段をのぼります。階段や壁の柄が、THE・純喫茶で可愛い。
階段をのぼりきると。
サロン・ド・ミツワ アムール、もとい、サロン・ド・ミテュワ アムールの入口です。いい感じの雰囲気ですね。
でも私がどうしても突っ込みたくて仕方ないのが、
こえーよ。
瞳孔開いたせんとくんの迫りくる顔面と“待っててね。待ってるよ。”というキャッチコピーが、見事にマッチして恐怖を煽っている2010年の遷都1300年祭ポスター。
遷都1300年祭で、彼は一体何をやらかすつもりだったのか。一方的に待ってろと言い、そして頼んでもいないのに待っている、彼氏気取りのせんとくん。男女交際は双方の合意の上に成り立つと、1300年の間に誰か教えてあげなかったのか!
色々言いましたが、私はせんとくん大好きですよ。でもこれ、2010年のチラシだからもう10年以上貼ってあるってこと…?
伏兵が多くてなかなか喫茶アムールの店内に辿り着けませんが、もうしばらくお付き合い下さい。
階段をのぼりきった正面には、純喫茶お馴染みのショーケース。
ちょっと!コーヒー倒れてますよ!
オシャレに大惨事です。しかもコーヒーカップの中身は珈琲豆。コーヒーの原材料をこれでもか!と見せつけてくる、斬新なディスプレイです。隣の倒れていないコーヒーカップにはコーヒー(液体)が入っている風ですが、それでもソーサーには珈琲豆が敷き詰められている。
相当、珈琲豆にはこだわりがあると見た。
※ちなみに1階路面にあるショーケースの中のコーヒーカップも、倒れまくって豆まみれです。
「喫茶アムール」入店
ようやく「喫茶アムール」入店です。
店内は見事に調和のとれた、純喫茶インテリア。レトロなデザインの照明のシェードが可愛い。私の好みではないけれど、花柄のカーテンや造花も、純喫茶だとめちゃめちゃ可愛いな!と思う不思議。
メディアの取材も受けていたらしく、壁には沢山のサインが飾られていました。
お店の階段側の壁はガラス張りになっていて開放感があります。ちょっと変わった造りだよね。階段のところのランプも可愛いな。本当、絶妙なバランスのインテリア。落ち着きます。
「喫茶アムール」のメニュー
では、喫茶アムールのメニューを見てみましょう。
いいね~!この手作り感満載のコラージュメニュー!
とりあえず朝なので、モーニングメニューを。
私は一番下の「アイスコーヒー・ミルク・スープのいずれか+バタートースト+ベーコンエッグ 620円」のセットにしました。
飲み物はスープで
あとトーストはバター抜きにしてもらえますか?
できるよ~
突然ですが、私はバター(マーガリン)と肉まんが嫌いです。覚えておいてください。
喫茶アムールは食事メニューが豊富。モーニング以外にも、
スパゲティ、カレー、リゾット、そして手作りピザ。
どれも美味しそう。食べていないけど、きっと全部美味しい(無責任)。
ご飯系メニューだけでなく、デザートも充実。パフェとか、アイスとか、シフォンケーキとか。
この手作りシフォンケーキのPOPは間違い探しみたいになっているけれど、結局どっちのバージョンが出てくるかは分からない。チョコかけてほしいな。
「喫茶アムール」のモーニング
「喫茶アムール」はマスターが1人で切り盛りされています(他のブログで読みましたが、1階の化粧品店を奥様が営んでいるのだそう)。なので喫茶アムールのメニューはすべて、マスターの手作りなのです!いえい!料理ができる男性、最高!
ということで、こちらがスープセットのモーニングです。
おおおお美味しそう~!!!
ベーコンエッグは、卵2個分!絶妙なサニーサイドアップが食欲をそそります。サラダも一緒についていて実に健康的。
バターなしトースト。つまり、パン。いい色に焼けてます。
スープはコーンスープ。最高です。
私はパンにバターやジャムを塗らないので、目玉焼きをのせてラピュタパンにして食べます。好きなんですよ、ラピュタパン。(いつも食べかけの写真ですみません)
毎朝こんな朝食が食べたいな~
昨日は『居酒屋ウエダ』で「朝食は米が食べたい!」と言っていたくせに、すぐ心変わりします。軽い女です。美味しければ何でもいいんです。
「喫茶アムール」でコーヒーを
モーニングを食べ終わり。とても居心地が良かったのでもうしばらく滞在することに。あの、珈琲豆まみれのディスプレイが気になって仕方なかったので、ホットコーヒーを注文しました。
ブレンドコーヒー。
私の舌はそこまで良くないので、豆がどうとかは良く分からないけれど。コーヒーは香りも良く、スッキリ飲みやすかったような気がします。砂糖の入れ物が可愛かったな。
通いたい純喫茶「喫茶アムール」
「喫茶アムール」はとても居心地の良い喫茶店でした。ご飯も美味しいし。次はピザとかスパゲティを食べてみたいなと思います。
せんとくんも一方的に待っているので、また行きますね。
以上、SAORIが気になった大和八木駅前の3店でした。橿原市の皆さま、そして観光や仕事で大和八木駅前をウロウロする機会がある方、ぜひ行ってみてくださいませ。
「喫茶アムール」基本情報
住所 | 奈良県橿原市内膳町1丁目5-10 |
電話 | 0744-24-5212 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 不明 |
予算 | 1,000円~2,000円 |
公式サイト | なし |
(この記事は2021年4月の奈良旅ブログです)
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