対馬の人気スポット、和多都美神社や烏帽子岳展望台をめぐる

対馬旅行 和多都美神社 旅の随筆
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白嶽登山の後は、レンタカーで北上しながら対馬の人気の観光スポットを総嘗めにします。果たして、日が暮れる前に対馬の素敵な景色を堪能できるのか!

万関展望台

対馬旅行 万関展望台

白嶽から向かったのは「万関展望台」。白嶽登山口からは車で約30分程の距離です。

展望台に登ると、

対馬旅行 万関展望台

SAORI
SAORI

モコモコしてるー!

浅茅湾(あそうわん)にポコポコモコモコと島が浮かぶ様子が見れます。可愛い。

 

対馬旅行 万関展望台

時刻は夕方の4時。陽が傾いてきて、水面がオレンジ色に染まり始めていました。

 

対馬旅行 万関展望台

ここはかつて、旧日本軍によって掘削された人工の瀬戸なんだそう。万関を接点に、西には浅茅湾、東には津島東水道へ続く三浦湾を見渡すことができます。

SAORI
SAORI

対馬って感じの景色だねぇ

おっくん
おっくん

だねぇ

SAORI
SAORI

はい、堪能したので次に行きます

おっくん
おっくん

はやっ!

滞在時間10分。サクサク行きましょう。

 

和多都美神社

続いて向かったのは、対馬の超人気スポット「和多都美神社(わたづみじんじゃ)」

この神社には古くから竜宮伝説が残されているのだそう。さらに5つある鳥居のうち2つが海中にたっており、満潮時にはまるで竜宮城への入口かのような風景が見られるんですって。

SAORI
SAORI

あ!ちょうど今、潮が満ちてきてるっぽい!

よし、いっちょ行きますか、竜宮城!

対馬旅行 和多都美神社

潮が満ちてくると、こんな感じで奥の2つの鳥居は完全に海の中に。

SAORI
SAORI

竜宮城はあそこかー!

突然ですが、一般的に知られている浦島太郎のお話、個人的には色々微妙だなぁと思います。

とりあえず亀は『浦島さん、助けてくれたお礼に竜宮城、行きません?』なんて軽く誘うもんじゃない。歌舞伎町のキャッチか。

ムスカ大佐
キャッチ

お客さん、可愛い娘いますよ。飲んでいくかね?

と大差ない。安易について行くと、人生滅びます。バルス!

せめて亀は『竜宮城めっちゃ楽しいとこです!でも地上とは時間の流れが違うんで、竜宮城で〇年過ごすと地上では○年経ちます。それでも行きます?』くらい言ってほしい。

ついでに歌舞伎町のキャッチも

ムスカ大佐
キャッチ

1時間5,000円で飲み放題だ。だがチャージ代は1人5万円、女の子の飲み物は1杯4,000円、サービス料は45%かかる。その他謎の料金も盛れるだけ盛る。それでも飲みに来るかね?

くらい言ってほしい。

ということで、色々怖いので竜宮城も歌舞伎町もラピュタも行きません。

対馬旅行 和多都美神社

ちなみに和多都美神社の竜宮伝説というのはね。神社に伝わる神話によると、

むかし、海神である豊玉彦尊(とよたまひこのみこと)がこの地に「海宮(わたづみのみや)」という宮殿をつくりました。そしてある日、兄(海幸彦)の釣り針をなくした山幸彦が、釣り針を探してこの地に辿り着き、そこで出会った豊玉彦尊の娘の豊玉姫命と結婚しました。

という内容らしい。海の中に別世界があり、美しい姫に出会って~という話の流れが、浦島太郎をはじめとする「竜宮伝説」の起源なのではと言われているそうです。

SAORI
SAORI

兄の釣り針、結局どうしたんだろな

古事記に海幸彦と山幸彦の話があるので、気になる方は下のyoutubeを見てみて下さい。兄の釣り針が結局どうなったかも分かります。

なんか、兄(海幸彦)がかわいそうな気もするけど…ね。

 

対馬旅行 和多都美神社

あと駐車場の近くには、珍しい三柱鳥居も。鳥居には「磯良恵比須」という鱗状の亀裂が見られる岩が祀られていました。

 

烏帽子岳頂上

対馬旅行 烏帽子岳頂上

和多都美神社から車で5分くらい走ると、烏帽子岳に到着。

ここから少し階段をのぼって、頂上の展望所へ行くと。

対馬旅行 烏帽子岳頂上

浅茅湾の雄大な景色が360度楽しめます。

SAORI
SAORI

気持ちいいー!

 

対馬旅行 烏帽子岳頂上

浅茅湾に浮かぶ島々がいい感じ。ぼーっと、ずーっと見ていたくなる。

 

対馬旅行 万関展望台

朝陽や夕陽の時間帯に行くのも良いです。

 

異国の見える丘展望所

日も暮れて、真っ暗になった対馬。それでもホテルチェックイン前に、もう一ヶ所だけ行っておきたい場所があります。それがこちら。

対馬 1泊2日

「異国の見える丘展望所」

この展望所や、もう少し北東にある「韓国展望所」は韓国まで約50kmに位置しており、空気が澄んでいれば釜山の街並みやビルが見えることもあるのだそう。日本にいながら海外を感じられる場所として、旅ライター仲間が『対馬に行くならぜひ!』とオススメしてくれました。

特にこのコロナ禍でなかなか海外に行けないとなると、目視で海外を感じられる場所というのは貴重ですね。ちなみに私は韓国へは2013年に行っただけなのですが、韓国へ行った理由は

SAORI
SAORI

レバ刺しが食べたかった

です。ほら、レバ刺しが禁止になったの、2012年の夏じゃないですか。あれは辛かった。もう耐えられなくて…レバ刺しの無い生活に耐えられなくて…韓国行きました。ついでに焼き肉と冷麺も食べました。以上です。

SAORI
SAORI

さーて、韓国見えるかなー?

対馬旅行 異国の見える丘展望所

韓国だ!

真っ暗な海の向こうで光っているのは、釜山の建物の光だ!本当に肉眼で外国が見えるもんなんだなー。レバ刺しを食べた韓国。あーレバ刺し、レバ刺しが食べたい。レバ刺しに千切り生姜とニンニクのせて、塩入れたごま油たっぷり付けて頬張りたい。

私の場合、最終的に韓国=レバ刺しになってしましたが、対馬を訪れたら異国の見える丘展望所で海外を感じてみてください!

 

<つづく>

 

(この記事は2021年10月の対馬旅ブログです)

コメント

  1. ツシ魔人 より:

    この鳥居の数は、本当のところ一体なんなんでしょうね。
    大水の時の避難の目安とか聞いたことあるので、目印のためなのか、それともすぐ向こうに見える奴らに対する厄除けのためなのか
    我々のルーツになるシト達の気持ちになってみると非常に面白いデス。
    ザーッと突っ走る旅行記でもとても面白かったでふ

    • saorigraph より:

      そうなんだ!そんな話もあるんだ~!さすがツシ魔人(紳士やめたの?)
      何かしらの意味がきっとあるんだよね。
      タイムマシンがあったら、干渉しないからいろんな時代の人達の生活や考え方を見てみたいな~と思う、今日この頃です。