2019.06.11(tue)モンゴル旅行2日目
ランチの後はモンゴル旅行の醍醐味、乗馬体験です!
モンゴルの草原で乗馬体験
今まで馬に乗ったことあったかなぁ…と振り返ってみると、小学生の頃に一度だけ、近所の山の中を親と一緒に馬に乗って歩くイベントに参加したことがあるくらい。つまり、ほぼ乗馬初体験です!
日本の乗馬クラブの馬(サラブレッドなど)に比べて、モンゴルの馬は背が低く、ずんぐりむっくりとした小柄な体型。気性が優しく体高も低いので、乗馬初心者には適した馬なんだそう。
私の馬はどれかなっ♪どれかなっ♪
とワクワクしていると、ガイド弟がやってきて
この乗馬の為に、モンゴルの伝統的なブーツを持ってきましたよ!
と言ってきた。おお、気が利くじゃないか、ガイド弟よ!
モンゴルの伝統的な乗馬ブーツは「ゴタル」といって、チンギス・ハーン像テーマパークにも展示があったアレです。「ゴタル」は馬が暴走した時に脱げやすいようになっているんだって。靴紐がないのも、乗馬にもってこいの形状と言えます。
ブーツ履いて乗馬したら、すごい雰囲気でるね!
彼、今日一番いい仕事したね!
「こっちだ」と言う得意顔のガイド弟についていくと、彼は車のトランクを開けてブーツを取り出し、そして、
自分で履きやがった。
お・・・
お前のかよ!
お前のかよ!
こんなにも夫婦で息のあったツッコミは久々だと思う。
嬉しそうにゴタルを履くガイド弟。
それでもまだ信じている。まずは彼が履いて、その後私たちのブーツも出てくるんだって。そう、まだ信じている。小学生の頃に「遊んでばかりで勉強しないから」と親に捨てられたファミコンは、本当は実家のどこかに隠してあるんじゃないかって。
ガイド弟をじっと見つめるSAORIとおっくん。
そして。
ブーツを履き終えたガイド弟は、颯爽と馬の方へ駆けて行った。
結局彼は、自分のために持ってきたブーツをツアー客に自慢しただけだった。
なんてこったい。エチオピアにある塩湖・アサアレ湖(アサレ湖)でサンダルを忘れた私がガイドに、「この便所サンダル貸してよ」と言って『ごめん、これは俺が履いて遊ぶ用だから』と断られた時の100万倍、愕然とした。
いざ!騎乗!
はい!ネチネチ言っても仕方ないので、気を取り直して乗馬を楽しみましょう!
こちら、乗馬用の馬たち。色んな色の馬がいるんだなぁ。
山々に囲まれた草原を約30分ほど、馬に乗って散歩します。
まずはおっくんが騎乗。
可愛い色の馬に乗りました。
続いて私。たてがみが黒い、この子を割り当てられました。
なんか強そう。心の中で「黒王」と呼ぶことにしました。(黒王は「北斗の拳」のラオウの愛馬)
馬にまたがって、
手綱を持ちます。
と言っても完全に乗馬初心者な私たちなので、遊牧民が馬を引いてコントロールしてくれる「引き馬」で乗馬を楽しみます。自分で馬をコントロールすることはないので安心です。
そして私がこの時のために自作してきたモンゴルTシャツ。ついにこのTシャツの絵柄と同じポーズで写真を撮ることが出来ました。心なしか馬の色も似ている。これだけでも大満足です。いえーーーーい!
それでは、乗馬体験、出発です!
馬が歩きだすと馬の背中が上下運動をするので、乗っている人にもその動きが伝わってきます。むかし乗馬の動きと同じ運動効果が期待できるエクササイズマシーンが流行っていましたが、なるほどこの動きで姿勢を保つには、たしかにインナーマッスル使うわ。下っ腹が出てきた人にはオススメかもしれません、乗馬。
気持ちいいね!
そうだね!
しばらく並走していた私たち。慣れてくると少しずつ差が開き、半馬身ほどおっくんの馬が先行しはじめました。ふとおっくんの乗っている馬のお尻を見ると、歩きながら大量のウ〇コをしているではありませんか。
ちょっと!お宅の馬、ウ〇コまき散らしてるんですけど!
ほ、ほんまや!止まらへん!
あっち行って!靴にウ〇コがかかる!
爽やかな乗馬が一転、ウ〇コとの攻防戦になってしまいました。子どもの頃はウ〇コネタでからかうことは良くある日常の一コマですが、まさか30代半ばになって「やーい!お前の馬、ウ〇コまみれ!」「こっち来るなよー」という野次を飛ばすとは思ってもいませんでした。
童心に帰れる、それが乗馬の醍醐味。
30分ほどの乗馬体験でしたが、かなりリフレッシュできました!なかなか普段の生活でしないもんね、馬に乗って爽やかな草原をパカパカ歩くなんて。終盤は速歩に挑戦したりもして楽しかったです。馬の上下運動、クセになりますね。
ちなみに馬に乗ってパカパカ歩いている写真はありません。なぜなら本来ツアー客の思い出写真を撮る立場のガイド弟が、本気で乗馬を楽しんでいたからです。なので皆さまは、なんとなーく景色の写真だけで想像してみてください。
ツアー帰りにマーケットへ
乗馬体験をもって「テレルジ国立公園ツアー」は終了。あとはウランバートルに戻るだけです。途中、
スーパーで買い物したい
と言って、ウランバートル市内の「メルクーリマーケット」に寄ってもらいました。
所狭しと食料品が並べられているこちらのマーケット。ただ、こちらはどちらかと言うと輸入の食料品や質の良い食料品が売られているお店らしく、モンゴルに住む外国人や、食にこだわる人達の御用達の市場なんだって。
カラフルな果物や、
乳製品が沢山売られています。
このマーケットでお土産になりそうなもの買いたかったけど、さすがに乳製品はキツイ。
そもそもモンゴルのお土産って何を買えばいいのだろう。馬頭琴?
マーケット内をくまなく見て回った結果、この日買ったのはコレ。
モンゴル岩塩です。
ほんのりピンク色で可愛い。これをばら撒き用で買いました。私のメモには「岩塩 6000tg(≒233円)」と書いてありました。1袋でこの値段ではなくて、何袋か買ってのトータルの値段だと思うけど。5袋前後買ったかなぁ…記憶がありません。ごめんなさい。とりあえず、けっこうお買い得なのでばら撒き用に岩塩はオススメです。
以上でテレルジ国立公園ツアーは終わり!
ちなみにコロナでなかなか海外に行けない今、各旅行会社ではオンラインツアーが充実しています。HISのオンラインツアーを見てみましたが、テレルジ国立公園を訪れるツアーもありました。ご興味ある方はオンライン体験ツアー一覧を見てみて下さい。1,250円~3,000円くらいで楽しめるみたいよ。
次回はこの後2泊する、モンゴルのリゾートホテルへ向かいます。わくわく!
<つづく>
(この記事は2019年6月のモンゴル旅行ブログです)
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