2019.06.11(tue)モンゴル旅行2日目
「友人の知人ガイドにツアーをお願いしたと思ったら、友人の知人ガイドの弟が来た」事件はあったものの、気を取り直して「テレルジ国立公園ツアー」に出発です!
ウランバートル郊外「チンギス・ハーン像テーマパーク」
まず目指すはエルデネ村にある「チンギス・ハーン像テーマパーク」。ウランバートルから東へ約54kmほどのところにあります。バスなどの公共交通機関は無いので、車をチャーターするかタクシー、ツアーでの訪問が基本となります。
途中は舗装されていない道をガタガタ走ったり。
道の両サイドの草原にはポツポツと民家があり、なんとなくモンゴルっぽい感じがしました。
さて。「チンギス・ハーン像テーマパーク」には何があるのかと言うとですね。
その名の通り、チンギス・ハーンのチンギス・ハーンによるチンギス・ハーンのためのテーマパークなので、つまるところチンギス・ハーンの像があります。それだけです。
チンギス・ハーンの像、スフバートル広場にもあったじゃないですか
ですって?
甘いわ。
そんな凡チンギス・ハーン像を、わざわざ見に行くと思います?答えは否。チンギス・ハーン像テーマパークのチンギス・ハーンは、そんじょそこらのチンギス・ハーンとは違うのだ!
草原地帯をひたすら進んでいくと。
草原の中に突如現れた、巨大なチンギス・ハーン騎馬像。
これです。これがチンギス・ハーン像テーマパークのチンギス・ハーン騎馬像です。太陽の光を反射してキラリと光るチンギス・ハーン騎馬像は、かなり遠くからでも目立つ存在。軽く山の域です。像の近くに停まっている観光バスと比較すると、その大きさが分かるかと思います。
モンゴル帝国を支えた騎馬軍団の像がのっている門をくぐって、テーマパーク敷地内に入場。WAKU☆WAKU!
ついに対面!高さ40mのチンギス・ハーン騎馬像
チンギス・ハーン騎馬像の高さは40m。ウルトラマンの身長と同じです。
像は高さ12m、直径30mの円形の台座の上に建てられています。2008年に竣工した像はステンレス鋼製。410万ドル(約4億5000万円)かかって建設されました。
チンギス・ハーン騎馬像が手にしているのは金色の鞭。モンゴルでは鞭を拾うことは吉兆とされています。チンギス・ハーンはこの場所で金色の鞭を拾い、モンゴル帝国を築く快進撃に繋がったという伝説があるんですって。
よし、いつもの記念撮影しよう
フュージョン☆
フュージョン☆
チンギス・ハーンに踏み潰されそうな構図になりました。
ちなみにこちらのチンギス・ハーン騎馬像は、最近話題の「地球の歩き方 世界のすごい巨像」に掲載されています。地球の歩き方、コロナ禍でも頑張ってますね。私も買っちゃいました。
ギネス認定!世界一大きいモンゴルブーツ
では、チンギス・ハーン騎馬像が建つ台座の建物に入ってみましょう。
中に入ると1階のホール部分が吹き抜けになっており、そこに色々展示されています。写真正面に飾られているのが伝説をモデルにした「金色の鞭」。4mくらいあるかなり巨大な鞭です。
なぜかこれより近くで撮った写真がありません。この時はさほど興味がなかったものと思われます。
なぜならば…
「金色の鞭」の左側に、ギネス認定の世界一大きいモンゴル伝統のブーツが展示されていたからです。その高さ、なんと9m。
で・・・でかい!!!
当時の私はこちらに目を奪われてしまったので、金色の鞭がおざなりになってしまったと推測されます。
チンギス・ハーン騎馬像は展望台になっている
チンギス・ハーン騎馬像は、馬のたてがみ部分が展望台になっており、地上約32mの高さから雄大なモンゴルの草原を見渡すことができる造りになっています。
展望台は有料で、外国人とモンゴル人で値段が異なります。私たちが訪れた2019年は、外国人は大人1人あたり30,000tg(≒1,160円)、モンゴル人は大人1人あたり10,000tg(≒386円)でした。元々は7,000tgだった入場料ですが、どうやら2019年くらいに値上がりしたようです。まぁ…造るのに4億5000万円もかかってますしね。
エレベーター&狭い螺旋階段をのぼりきると、馬のたてがみ部分に出ます。振り返ると…
チンギス・ハーン。
さすがモンゴル帝国の覇者。ものすごい威厳です。
突然ですが、あなたにそろそろ結婚しようと思っている彼女がいたとします。
うちのお父さん?いつも仕事で草原を駆け巡ってるよ
畜産農家かな?ヨロレイヒー!
と結婚の挨拶に行って、こんなお父さんが出てきたらどうします?畜産農家どころの騒ぎではありません。覇者です、覇者。私だったら、彼女からの少なすぎる情報をもとに「ヨロレイヒー!」とか浮かれた自分を悔やみますね。
展望台からはこのように、モンゴルの大地を一望することができます。
これが覇者が見る世界か!
覇者の気分を味わいたい方は、1,000円くらい払って展望台にのぼってみてください。
騎馬軍団の像と記念撮影
駐車場の辺りには、モンゴル帝国を支えた騎馬軍団の像があります。
たくましいー。ちょうど私はこの時「キングダム」にハマっていたので、とりあえず“大陸で馬に乗って戦っている”というシチュエーションだけで興奮してしまいました。
(時代が全然違うのは承知)
リアルタイムでアニメのキングダムは合従軍編。ちょうど面白いところですよね。龐煖(ほうけん)は空気読まずに全部力でぶち壊すので嫌いですが。
いい太ももですね~
五千人将ですか?
なにがなんでもキングダムに結び付けようとするSAORI。銅像の太ももをなでなでします。するとその様子を見ていたガイド弟が、
そのポーズ、すごくいいですね!
わたしも撮ってください!
と言ってきた。銅像の太ももをなでなでする変態ポーズのどこに魅かれたのか謎ですが、本人が希望しているならば叶えて差し上げましょう。
ガイド弟をパシャリ。しかも彼のスマホではなく、なぜか私のスマホで撮影。
そしてこの写真、彼に送るのをすっかり忘れていました。
(送れよ)
いまさら送るのもアレなんで、ここに置いておきます。もし見つけたらどうぞ、記念に持って行ってください。その節はお世話になりました。
「チンギス・ハーン像テーマパーク」基本情報
住所 | Tsonjin Boldog, Ulaanbaatar, Mongolia |
電話 | +976 7012 0202 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 無休 |
入場料 | 30,000tg(外国人大人)※展望台入場料 |
公式サイト | 不明 |
<つづく>
(この記事は2019年6月のモンゴル旅行ブログです)
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