2022年7月に宿泊した『ザ・プリンス パークタワー東京』の宿泊記です。

東京タワーが見えるホテルに泊まってみたい

1日中、東京タワーを眺めていたい
という希望から、東京タワーに近い「ザ・プリンス パークタワー東京」に泊まることにし、「プレミアムキングルーム バルコニー付き(東京タワー側確約プラン)」で宿泊しました。それでは、部屋の中をじっくりねっとりご紹介させていただき、一緒に東京タワーを堪能しましょう!
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プレミアムクラブラウンジでチェックイン
まずお断りしておきますと、全く以てわたしはプレミアムクラブラウンジなどという空間に無縁の庶民なのですが。

東京タワー眺めるなら上の方の部屋のがキレイそうじゃね?(ドーン)
という単細胞思考から、勢いだけで29F~31Fのプレミアムクラブフロアにある客室を予約。
※2022年6月に開始された東京都民割「もっとTokyo」(現在は終了しています)を利用したのと、まだ海外からの観光客が増えていない時期だったので、かーなーりお得に泊まれました。

プレミアムクラブフロアとさらにその上の32Fにあるロイヤルフロアの客室に宿泊すると、チェックイン・チェックアウトの手続きは32Fにあるプレミアムクラブラウンジでするのですが。そのことを知らなかったSAORI(色々ちゃんと読め)。
ホテルに到着し、チェックインしようとフロントで名前を告げると

SAORIさまですね、チェックインのお手続きは32Fで行います
と言われ、「えーなんでだろー」「まぁいっかー」と、特に何も考えずに32Fへ。

32Fに到着すると、すんごい照らされている神々しい植物に出迎えられました。この先にあるラウンジでチェックインの手続きをします。

とんでもない所に来てしまったヤバイ
と震えるSAORI。おっくんは仕事が終わってから合流だったので、ひとりでこのお上品な空間を乗り切らないといけません。

恐る恐るラウンジに入り、東京タワーを眺める窓際の席でウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン。このノンアルコールドリンク、めちゃ美味しかった!
ちなみにプレミアムクラブフロアに宿泊すると、ジムもスパも無料で利用できて、さらにこのプレミアムクラブラウンジで時間帯に合わせた料理やドリンクが楽しめるらしい。

なんじゃそりゃー!忙しいな!
ワクワクが止まりません。とりあえずラウンジの料理やドリンクを満喫するのは後にして、まずは部屋に向かいましょう。
プレミアムキングルーム バルコニー付き(東京タワー側)のお部屋

宿泊したのは、29Fの「プレミアムキングルーム バルコニー付き」のお部屋。

部屋に入って最初に目に入ってきたのが、ドアの近くに置かれた植物。

自宅にあったら「お前ネギ育ててんの?食うの?」と言われそうな植物も、ホテルの一室にあると「このシャープなフォルムと次々に萌えいずる新芽。なんてアバンギャルドでバイタリティ溢れる植物なんだ!」と、ネギとは無縁の評価になる不思議。
やはり雰囲気って大事ですね(ネギ、好きですよ)。
部屋のレイアウト

ちなみに客室のレイアウトはこんな感じ。
客室に入るとトイレ・パウダールーム・バスルームがあり、その奥にベッドルーム(リビング)、そしてバルコニーという配置です。
では部屋の中を見ていきましょう!
リビング・ベッドルーム

客室の窓際が、リビング・ベッドルームになっています。
大きな掃き出し窓(とFIX窓)からは、大迫力の東京タワーと東京の街並みが見えます。都会~!

プレミアムキングルームのベッドは、客室名どおりキングサイズのベッドが1台。
ホテルのベッドってなんでこんなに寝心地がいいんだろう、といつも思います。もちろん、ザ・プリンスパークタワー東京のベッドも寝心地最高。ピシッとしたシーツに包まれる心地良さと言ったら!

ベッド脇の棚には無料のミネラルウォーターが2本置いてありました。

ベッド脇にはミネラルウォーター以外に、電話機とBOSEのBluetoothスピーカー。
ホテルにBluetoothスピーカーがあるのは個人的にとても嬉しいです。あんまりテレビ見ないし、でも無音は味気ないし。これで音楽を流すだけで、空間の快適性が全然違ってきます。

ベッドの向かいには比較的大きめなデスク。ワーケーション滞在するにもいいですね。
東京タワーをチラ見しながら、思う存分お仕事しちゃってください。

窓際には1人掛けのソファが2脚とコーヒーテーブル。ソファに腰掛ければ、大きな窓から東京タワーや高層ビルが立ち並ぶ東京の眺めが楽しめます。
ベッド脇のBluetoothスピーカーとスマホと繋いで好きな音楽を流し、東京タワーを眺めながらコーヒーでも飲んでみてくださいよ。最っ高だよ。
バスルーム・パウダールーム・アメニティ類

続きまして水回り設備。

先程載せたわたしの手描きレイアウト図をご覧いただくと分かるかもしれないし分からないかもしれませんが、水回りスペースの引き戸を開けておくと部屋全体が繋がり、広々とした印象を受けます。

引き戸を閉めればリビング・ベッドルームと水回りを隔てることができます。
一部の方を除き、さすがに家族(カップル)とはいえ相手に真っ裸を見せたくない(見たくない)という方が大半かと思いますのでね。プライバシー守っちゃってください。

ベッドルーム側に迫り出しているのが洗面台。向かい側にガラス張りのバスルームと、その隣にトイレがあります。
では毎回恒例、SAORIのトイレチェックです。
ザ・プリンスパークタワー東京のトイレは~

ありがとうございます!TOTOです!はい、プリンス祝福!
機種はタンクレスのネオレストDH1。タンクレストイレの中では一番シンプルなタイプになります。
この機種は2022年くらいに廃盤になってしまいましたが、後継機種もありますんでね。これからご自宅を新築・改修する方は後継機種でご検討下さい。

リモコンはもちろんスティックリモコン。普通のリモコンよりスタイリッシュだよねー。
職業柄、たまに「英字だけのリモコンはないのか?」と問合せを受けることがありますが、英字だけのリモコンはだいぶ昔に廃盤となっております。日本語と英語、仲良く並んだこちらのリモコンでご容赦下さい。

次は洗面台。
大理石カウンターにベッセルタイプの陶器ボウルが置かれています。リムが厚めでぽってりと滑らかな、それでいて存在感のあるデザインです。

水栓金具はGROHE。まぁ水栓は大体GROHEだよね。

アメニティは客室フロアに合わせて異なるブランドを用意しているそうで。プレミアムクラブフロアのアメニティはロクシタンでした。

歯ブラシやヘアブラシ、綿棒などのアメニティはこちらのカゴに入っています。
バスソルトがあるのは嬉しいですね。わたしのような大雑把な皮膚で覆われた人間は、ぶっちゃけ素の湯だろうが入浴剤を入れた湯だろうが分からないのですが、「バスソルト(入浴剤)を入れた!」というだけで優雅な気分に浸り、なんだか質のいい汗をかいた気になれるのだから安いものです。
バスソルトも「風呂用の塩」とか言われるよりも“Bath Salt”と言われた方がいいですもんね。「風呂用の塩、入れといたから」とか言われたもんなら、「え?浅漬けにでもするつもり?」とか思っちゃいますもんね(思わない)。

バスルームはこんな感じ。
オーバーヘッドシャワーはなく、シャワーはハンドシャワーのみ。バスタブは広めなので、アメニティのバスソルトを入れてゆっくり入浴できます。

バスルーム内にもアメニティが置かれています。

バスルームの水栓ももちろんGROHEでした。

そしてバスルームの前にクローゼット。引き戸で水回りを区切れるからか、オープンなタイプです。バスローブとスリッパはここにあります。

ハンガーラックの下には固定式のバゲージラック。
引出しの中には靴ベラとか、クリーニングサービスのアレコレとか。

あとパジャマも引出しに入っていたよ。

パジャマはセパレートタイプ!寝相が悪いだけでなく、椅子やソファの上であぐらをかく勢としては、セパレートの部屋着は最高です。全てのホテルがセパレートのパジャマになってほしい。
ミニバーとか

では続きましてミニバーなどを見ていきましょう。

棚にはコーヒーメーカーやケトル、アルコール、グラス類が置かれています。

木箱の中には、ティーバッグやネスプレッソのカプセルが。

ネスプレッソの「TOKYO Vivalto Lungo」は、東京の洗練された味覚にふさわしい、格別な花のようなアロマと複雑な味わいをもたらしてくれるらしい。

ふむ・・・
どちらかと言うとわたしの味覚は野暮ったいので、コーヒーに関しては「苦い」「酸っぱい」「飲みやすい」の3つに分類されます。アロマとか複雑な味わいとかを感じてみたい。

冷蔵庫の中のラインナップはこんな感じ。こちらは全て有料です。

ミニバーの裏側に、金庫やらテレビのリモコンやら充電ケーブルやらがまとめて置いてありました。
東京タワーがすぐそこに!部屋からの眺望
では、そろそろ『東京タワーが見えるホテルに泊まりたい』という理由から選んだ、ザ・プリンスパークタワー東京の実力を見てみましょう!

客室に入った時から、東京タワーの腰の辺り(←東京タワーが人間だったらと仮定して)がかなり近く、そして大きく見えます。

バルコニーに出るとこの通り。大迫力の東京タワーと、その奥には六本木だか虎ノ門だかの高層ビル群、眼下には緑溢れる芝公園が広がります。

そして夜になると雰囲気は一変。
「君の瞳に乾杯」とか言いたくなるような。そんなことを言ったらSNSで晒し者にされるかもしれないと思いつつ、でも言わずにはいられないみたいな、そんな気持ちにさせる危険な夜景が窓の外に広がります。

アーバンライフゥゥゥウウ
都会の夜景は人を狂わせる。

この日は2種類のライトアップが楽しめる日で、日没から22:00までは「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」。

そして22:00~24:00までは、

「ランドマークライト」でした。

個人的にはやっぱりこのランドマークライトの色味が好き。ランドマークライトも夏バージョンと冬バージョンで違うようです(冬バージョンの方がよりオレンジ味が強い)。
あと毎正時(00分)になると、トップデッキの上部とメインデッキの上部が、ピュアホワイト(純白)の光色で2分間煌めきます。「純白の煌めき」って言うらしいんだけど。これもホテルの部屋からなら見やすいと思うのでぜひ。
この日は2種類のライトアップと「純白の煌めき」、そして東京タワーのライトアップが消灯するところまで見れました。大満足!
プレミアムクラブラウンジ

続きまして、プレミアムクラブフロアに宿泊した時に利用できる「プレミアムクラブラウンジ」をご紹介。クラブラウンジなるものは初めて利用しましたが、落ち着いた雰囲気で温かみのある空間でした。窓際の席はやはり人気が高く、夕方~夜になるとすぐ埋まっていました。

14:00~17:00はティータイム、17:00~19:00はカクテルタイム、19:00~21:30はナイトキャップと時間帯によって提供される料理やドリンクが異なります。

なんだか知らないけれど、人気のコーナー席が空いていたのでちゃっかり座ってみました。

ラッキー!日頃の行いかな
日頃の行いは微妙ですが、この席だとコーナールームのようなパノラミックな景色を楽しめます。

カクテルタイムの料理をつまみながら、おっくんが到着するのを待ちます。

もうすぐ着くみたいだから、料理をよそっておいてあげよう

気を利かせておっくんの料理をよそった結果、「あの人、1人なのにあんなに食べるの?ものすごい強欲な人ね」みたいな図になってしまいました。

頼むから早く来てくれ

その後やってきたおっくんと合流。カクテルタイムの終盤からナイトキャップの序盤をラウンジで過ごして軽食と景色を堪能。さすがにこれではお腹は満たされないので、散歩がてら出掛けて夕食を食べることにしました。


なんかパスタ食べたい気分
ということで、ホテルから徒歩15分くらいのところにあった「Cicci Fantastico」というイタリア料理店へ。薪で焼く塊肉と生パスタがウリのトラットリアとのことだったので、

肉と、

パスタをオーダー。これカラスミのパスタだったんだけど、これを見たおっくんは

カラスミって黒いやつじゃないの?
と言っていました。うん、それ、イカスミな。
朝食は「スカイバンケット」でブッフェ

翌朝。青空がのぞく、清々しい朝です。

朝ごはんを食べに行くぞー!

朝食会場はいくつかあるようですが、今回私たちは33Fにある「スカイバンケット」の朝食ブッフェをいただきました。この「スカイバンケット」からも、ご覧の通り、大きな窓からどーんと東京タワーが見えます。

2年前の話なので、ブッフェの内容は割愛します。とりあえず沢山種類があってわくわく!

私たちが宿泊した時は、ちょうどハワイアンフェアが開催されており、ハワイをテーマにした料理がいくつか用意されていました。

東京タワーが見える窓際の席がちょうど空いていました。わーい。

わたしの朝食ブッフェはこんな感じ。和食寄りのセレクトです。最近はパンも好きだけど、やっぱり白米と納豆と味噌汁は最強。

と言いつつ、スモークサーモンとカマンベールチーズは好きなので、いつもこれだけ2~3回おかわりします。スモークサーモンは本当に好きで、アブダビのホテルで根こそぎ食べ尽くしたのはいい思い出。塩分って最高ですね。
と、こんな感じで東京タワーを思いっきり満喫した滞在でした!
ザ・プリンスパークタワー東京は、わたしと同じように「東京タワーが見えるホテルに泊まりたい」という方だけでなく、クリスマスや誕生日などの記念日に利用するのも良いと思います。
機会があればぜひー!

(この記事は2022年7月の宿泊レポでした)
コメント
ふっふっふっふっ!
ここ、偶然にも、以前泊まったことがあります。
部屋はこんな豪華じゃなかったでしたけど、今回ばかりは、Saoriンゴの高みを先に味わえて優越感。ふふふ
君!まだまだだね!
ところで、毎回こういう素敵な写真はカメラとかレンズをどうやって使うんですか?今度教えてつかさい
さっすが紳士!
バスローブを纏い片手にグラスを持って中の液体をグルグル回しながら「人がゴミのようだな、というかゴミだな」と言って東京タワーを眺める姿が目に浮かびます。いつか共に東京タワーを眺めましょう!
カメラはね、これスマホだよ。もう最近はカメラ重い・面倒・荷物減らしたいの3拍子でスマホでしか撮ってないの!でもカメラやってた時の感覚は役に立ってると思うから、紳士もぜひー。
リアルタイム香港なので返信遅れましたテヘヘ