エヴァって難しいよね
どうも、SAORIです。
今日は“使徒”繋がりで「新世紀エヴァンゲリオン」の話でもしてみたいと思ったのですが、あれ、難しくて全部見終わった後も全然理解出来なかったんだよね。もう何回か見ればちょっとは解るかな?
とりあえず言えるのは、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の劇中挿入歌「Komm, süsser Tod〜甘き死よ、来たれ」が好きです。Jazzバージョンも素敵なので、是非一度聴いてみてください。
▼JAZZ.ver▼
12/26 オーストラリア縦断旅2日目
ではグレートオトウェイ国立公園を抜けた我らが立ち寄ったスポット、ご紹介していきます!
Castle Cove Lookout
グレートオトウェイ国立公園を抜けてから、最初に海に接近するポイントがここ。目の前の大自然に動悸が治まりません。本当、地球ったらわたくしの心臓を弄ぶんだもの。罪な奴。
こんな感じで展望台が設けられています。
風が強いので毛がワシャーッとなりますが、オーシャンビューは最高。海の青がものすっごく綺麗です。心なしか、わたくしの見た目も5歳くらい若返ったような気がしませんか?(謎の問いかけ)
ギブソン階段(Gibson Steps)
続きましてはギブソン階段(Gibson Steps)と呼ばれるスポットです。メルボルン側から来ると、この付近の奇岩群を見る一番手前のスポットとなっています。駐車場に車を停めて海沿いへ歩いて行くと、Castle Cove Lookoutと似た景色が。
まぁ言ってしまえば、見えるものは海と崖なんでどこも似た景色ですよ←
でもこのギブソン階段の特徴は、その名の通り階段でビーチまで降りられること。このあたりの景勝地で浜まで降りられる所は少ないので、是非ここは立ち寄って浜に降りてみましょう。
ギリギリすれ違えるかな~くらいの幅の階段が続きます。
浜、到着!
先方に見える海の中に立つ岩の柱は、この後行く「12人の使徒(Twelve Apostles)」のうちの1人です。1人って言うのもアレですけどね。エヴァでいくと、順番的にアダムでしょうか。
厳密に言うとエヴァの「使徒」は「Apostle」ではなく「Angel」なので、キリスト教の「十二使徒」を名付けたグレートオーシャンロード沿いの景勝地とは全く関係ないのですが。なんとなくエヴァの方がテンション上がるので、このブログではごちゃ混ぜにしてエヴァの使徒を出していきます。
第1使徒アダム、ロックオン。
本当はこれの陰に第2使徒のリリス(使徒っていうか、岩)がいるんだけど、ビーチからだと角度的に見えません。次のスポットで見ることにしましょう。
ちなみにこのギブソンビーチは遊泳禁止。波も高いし岩もゴツゴツしているので、泳ぐには適していません。あと禁止事項と言ったらドローンも禁止。ここから先の景勝地はほぼドローン禁止の表示がされています。風も強いので、飛ばしたら海の藻屑になるしね。
※ラリアのドローン情報に関しては後日書きたいと思います!
12人の使徒(Twelve Apostles)
続きまして。ギブソン階段から1km(すぐ目と鼻の先)のところに、グレートオーシャンロードの中でも代表的な景観「12人の使徒(Twelve Apostles)」があります。
グレートオーシャンロードと言ったらここ!というくらい、メインスポットです。
ざ~ん~こ~く~な天使のように~
しょ~お~ね~ん~よ神話にな~れ~!
なんでしょう、この『使徒=エヴァ』という擦り込み。日本のアニメという文化は凄い。
キリスト教徒でないわたくしにとって、エヴァが無ければ『使徒』と言われても「なにそれ、イケメン?」くらいの感覚なので(それはそれで美味しいけれど)、きっかけは何であれ興味を持てるのは良いことだと思います。
ちなみにキリスト教の十二使徒は、ペトロ、アンデレ、ヤコブ(ゼベダイの子)、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、トマス、マタイ、ヤコブ(アルファイの子)、タダイ、シモン、ユダ。で、ユダの裏切りによる欠員を埋めるためにマティア。だそうです。
「12人の使徒」の駐車場は、道路を挟んで海とは反対側にあります。駐車場に車を停めたら、道路の下をこのようにくぐって海側へ向かいます。テクテク。
「12人の使徒」はグレートオーシャンロードの代表的な景観なだけあり、観光客でごった返しています。メルボルン発のグレートオーシャンロードツアーも、ここは絶対に寄りますしね。
わたくし、人混み嫌いなんだよね・・・
人混みが好きな人は少ないと思いますが、わたくしは人混み及び大人数での飲み会が大の苦手で、4人以上の飲み会にはほぼ顔を出しません。なのでもし飲み会や旅行に誘う時は、マンツーマンか4人以下でセッティングしてください。
・・・あれ?何の話だっけ?
あ、違うわ、飲み会の話じゃなくて人混みの話だわ。そうそう、訪れたところに沢山人がいると一気にやる気を失ってしまいます。
上の写真も、北海道の積丹半島のように突き出た部分が展望スポットみたいになっているのですが、良く見ると人間がずらーって並んでいますでしょ?
海は積丹ブルーならぬ、綺麗なグレートオーシャンブルー!とても素敵なのですが、この先の展望スポットの混雑具合にSAORIのライフはゼロ。
無理。任せた。
と、展望スポットはおっくんとこめっちにお任せして、わたくしはこの辺りをブラブラしていました。展望するって言うより、みんな一生懸命自撮りばっかりしてるんだもん。
己の顔面もいいけど、地球見ろよ。
では展望スポットへ行っているおっくんとこめっちを待っている間、わたくしが12人の使徒をご紹介しますね。まずこの突き出た部分で海に向かって立ち、左手側を見るとこんな感じです。
素敵な使徒ですこと。こちらは先程ギブソン階段から見た使徒(岩)です。
ほら、湾のとこの浜を見ると人間がポツポツ歩いているのが見えますでしょ?あの辺がギブソンビーチです。
左側の大きい岩がギブソンビーチから見えた第1使徒のアダムですね。そして右側の小さめの岩が、アダムの陰に隠れて見えなかった第2使徒のリリスです。ここから見れば、リリスも丸見えです。
※岩を勝手にエヴァの使徒で命名しています
そして右手側。こちらにも使徒がズラリ。
まず一番手前の奴がサキエルでしょ。で、あとは・・・あれ?あれれれ?
この赤丸つけたところ。
あれも使徒?
なんかもう海の藻屑になりかけているけど、瀕死の使徒かしら?
どうやら説明によると、あの赤丸を付けた部分の使徒は
Gone!
してしまったようです。つまり消失。
使徒達は石灰岩で出来た海食柱(もともと崖に出来た洞窟が海の波で侵食されてアーチ状になり、アーチが崩壊して柱のみ残った)なので、今でも年に2~3cm程侵食され続けているんですね。
ちなみにGone!してしまったのは2005年。50m程の高さの海食柱がGone!したんだそうな。このGone!してしまった使徒を、第4使徒のシャムシエルと名付けましょう。
第4使徒シャムシエル、Gone。グーグル先生で検索すると、まだ元気だった頃のシャムシエルが見られます。万物流転を思いっきり感じられる場所ですね。
気を取り直して。
その後ろにはエヴァで人気No1使徒である第5使徒のラミエル、第6使徒のガギエル、第7使徒のイスラフェル、第8使徒のサンダルフォン・・・あれ?
どう見積もっても、12人いないんですけど。
どう数えても12人いないよね?
うん、せいぜい(Gone!したのを抜かして)7人~8人かな
案内板にも、使徒(海食柱)と思しきものは7体しか描かれておりません。どうゆうこと?
実はこの12人の使徒。
最初から12人いなかったんです。
なんてこったい!!!
もともと9本しか存在していなかった海食柱群を、観光事業に使う目的で「Twelve Apostles」と改名し、そのまま定着したんだそうな。マジかよ。12人いないのに12使徒だなんて・・・サハクィエル以降の使徒が大激怒よ。
そうね・・・せめて事実にのっとって「Baseball Team」とかさ。他に9人の団体って何かあったっけ?思い浮かばないな。もういいよ、「使徒」改め野球チームに改名しよう。海繋がりで「千葉ロッテマリーンズ」でいいかしら?わたくし、荻野貴司選手ラブですしね。ちょうどいいわ。
しかも実際は2005年の崩壊により、現在残っている岩は8本です。でも案内板には7体しか描かれていません。もう良くわかりません。とりあえず、12人いないのだけは事実!
※2009年にも海食柱が1本倒壊しましたが、それは12使徒を形成している海食柱ではなく、「3姉妹(Three Sisters)」と呼ばれる海食柱群の1本だったとの発表がありました。キャッツアイの1人が倒れたような感じでしょうかね。
では、復習です。
こちら側に使徒が2人。
こちら側に使徒が6人。(Gone!したやつ入れると7人)
合計、8人の使徒が現役です!
現場からは以上です。ちなみにこのスポットを訪れる時間ですが、上の写真の6人の使徒を綺麗に見たいなら午前中が良いと思われます。(午後は上の写真のように逆光になる。ギブソン階段側の2人の使徒は綺麗に見れるけど)
夕方もいい雰囲気っぽいのでお時間があればどうぞ。
本日は使徒まみれな記事でした。時間がある時にもう一度エヴァを観たいと思います。
次回はわたくしがグレートオーシャンロードで一番好きだと思ったスポットをご紹介します!
<つづく>
(この記事は2018年12月~2019年1月のオーストラリア縦断旅ブログです)
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