ブルネイ観光で人気なのが、ウル・テンブロン国立公園ツアー。手つかずの熱帯雨林原生林を満喫できるもので、ツアーの内容も様々。旅程や自身の体力、興味のある内容に応じて選べるので、自然大好きっ子からシティ派まで楽しめるでしょう。
いや、シティ派も楽しめるは言いすぎたな。
とりあえず、自然と触れ合うのが好きな方は楽しめます。以下、ウル・テンブロン国立公園ツアーに関する詳細をまとめておきますので参考にしてください。
ウル・テンブロン国立公園の基本情報
ウル・テンブロン国立公園は、ブルネイの飛び地テンブロン地区(Daerah Temburong)にある国立公園。ブルネイで初めて設立された国立公園で、約550㎢の熱帯雨林です。
首都からたった3時間で手つかずの原生林に行けて、日帰りでも十分に楽しむことのできる国立公園です。
ウル・テンブロン国立公園へのアクセス方法
テンブロン地区は飛び地になっている為、2019年10月の時点で首都BSB(バンダル・スリ・ブガワン)からはボートでのアクセスのみとなっています。水路の途中でマレーシアに入りますが、パスポートは不要。
ウル・テンブロン国立公園へ行くには、テンブロン地区からさらにロングボートに乗り継ぐため、基本的にはツアーへの参加が必須です。
※ただし、本土とテンブロン地区を繋ぐ橋『Temburong Bridge』が建設されており、一応2019年11月には開通予定だったのですが…開通したのかしら?ちょっと調べても出てきませんでしたが、橋が開通すればテンブロン地区へ陸路で行くことが出来るのかな。
ツアー会社はどんなところがある?
面倒なので、ツアー会社一覧は上の写真を見て下さい。以上。
と、丸投げしたいところですが。
一応、わたくしは上から3つめの『Freme Travel』でツアー申込しました。理由は日本語ツアーがあるから。英語がある程度出来るようになれば(現在勉強中)英語ツアーでもいいのですが、やっぱり話をしっかり聞きたい派なので最近は日本語ツアーラブ。
あと下から2つ目の『Sunshine Borneo Tours』も日本語問合せOKだそう…よ。問い合わせしてないから知らんけど。
ウル・テンブロン国立公園ツアーの内容・料金
ここでは我々がお願いしたFreme Travelでのツアー内容と料金をご紹介します。
ツアー名 | The Best of Temburong |
所要時間 | 日帰り(07:30 – 17:00) |
最少催行人員 | 2名~ |
出発地 | BSB市内(ホテル送迎可) |
ツアー料金 | 155B$(大人) / 95B$(3~11歳) |
オプション | 日本語ガイドを依頼する場合、1名につき+50B$ |
アクティビティ | 水上タクシー・マーケット・ロングボート・キャノピーウォーク・滝・フライングフォックス・軽い朝食としっかり昼食 |
WEB | https://www.freme.com/product/ulu-temburong-national-park-day-tour-2/ |
※2020年1月現在のレート:1B$≒80円
これは日帰りで一通りのアクティビティが楽しめるツアー。効率良くウル・テンブロン国立公園が楽しめます。
もっとしっかり国立公園を楽しみたい!という場合には1泊2日ツアーもありますし、ボルネオ島先住民族のイバン族(別名:首狩り族)が住むロングハウスを見学するツアーなどもあります。
首狩り族も非常に興味深いのですが、今回は熱帯雨林で遊ぶ方を優先させました。The Best of Temburong以外のツアーは下記の通り(Freme Travelの場合)。
・日帰り(07:15~16:00)
・ラフティング、ウォールクライミング、フライングフォックスなど
・155B$(大人) / 95B$(3~11歳)
・軽い朝食、昼食付
詳細はこちら ▶ https://www.freme.com/product/temburong-adventure/
・日帰り(09:00~16:00)
・イバン族のロングハウス訪問、リバークルーズ
・135B$(大人) / 83B$(3~11歳)
・昼食付
詳細はこちら ▶ https://www.freme.com/product/temburong-culture-experience-tour/
・1泊2日
・マーケット、ロングボート、キャノピーウォーク、滝、ジャングルトレイル、ナイトウォーク、サンライズハイキング、フライングフォックス、イバン族のロングハウス訪問
・250B$(大人) / 154B$(3~11歳)
・3食ぜんぶ付いている(食事の心配無用)
詳細はこちら ▶ https://www.freme.com/product/temburong-culture-experience-tour/
ウル・テンブロン国立公園は現地ツアー参加が必須なので、興味のあるプランを選んで参加してください。
ウル・テンブロン国立公園ツアーの服装、持ち物
ウル・テンブロン国立公園ツアーに参加する際の、オススメの服装・持ち物はこちら。
服装
・動きやすい服装
軽いトレッキングなので、それに合った服を。上はTシャツでも良いですし、日焼けなど気になるようであれば薄手の長袖でも良いかな。
・スニーカーなど歩きやすい靴
中国人観光客はハイヒールで来ていたくらいなので、そこまで気張ったトレッキングシューズでなくてもOKですが。キャノピーウォークなど不安定な場所をのぼったり滑りやすい場所があったりするので、滑りにくく履きなれた靴をオススメします。
・帽子
ボート乗っている間は直射日光ガンガンなので、あると良い。ただしボートはものすごいスピードを出すので、帽子が飛んでいかないように注意!
・水着
滝で遊ぶ場合は濡れるので、下着替わりに水着を着用しておくといいかな。わたくしは思いっきり普通の下着のままずぶ濡れになりましたが!(ロッジに着替えを持って行きましょう)
・サンダル、マリンシューズ
滝遊びの時にあると便利。
持ち物
・着替え(下着・靴下・服)
滝遊びで濡れたり、汚れた場合に着替えます。ロッジに置いておけるよ。
・虫よけスプレー
これは必須です。虫、刺されますよ。
我々は持って行かず、ガイドさんに『虫よけ持ってこなかったの?』と言われ。貸してくれるのかと思いきや『まぁ大丈夫、献血みたいなもんだから!』と、されるがまま虫に血液を提供してきました。
・カメラ
アクションカメラでも何でも、好きなの持って行けばいいよ。ロングボートに乗っている時にけっこう水がかかるので、防水でないカメラやスマホは防水の袋に入れて持ち運ぶことをオススメします。
・日焼け止め
焼けるよ。
・タオル
濡れるからね。
・ビニール袋
濡れた衣類などを入れて持ち帰る際に必要。
・リュックサック
荷物を入れる際は、両手が空くリュックサックが良いでしょう。
ウル・テンブロン国立公園のハイライト
ウル・テンブロン国立公園トレッキングのハイライトは、こちらのキャノピーウォーク。
地上から高さ43mのところに設置された鉄パイプ製のキャノピーウォークにのぼると、熱帯雨林の森を上から眺めることが出来ます。普段は下から見上げるだけの森林を、上から見下ろした時の圧巻たるや!
地球ー!!!!
ってなります(雑な感想でごめん)。
1泊2日のツアーでは最も美しいと言われている、朝の熱帯雨林原生林をキャノピーウォークから見ることができるそうよ(要確認)。
ウル・テンブロン国立公園に行ったら、キャノピーウォークから360°パノラマ熱帯雨林を楽しんでみて下さい!
<つづく>
(この記事は2019年10月のブルネイ旅ブログです)
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