東京ステーションホテル宿泊レポ。ラストは大人気の朝食ブッフェ編です!
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<宿泊レポ①チェックイン編はこちら>
<宿泊レポ②お部屋の設備編はこちら>
<宿泊レポ③建物・館内編はこちら>
<宿泊レポ④東京観光編はこちら>
早朝の東京駅前を散歩
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
(ムクリ…)
とSAORIが起き上がったのは早朝4時半過ぎ。旅行中は恐ろしく早起きになります。細胞が…そう、私を形作る全細胞が疼くんですよ。なにその中二設定、怖いわ。
![おっくん](http://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/05/寝顔.jpg)
(スヤスヤ…)
ささっ!横でスヤスヤ就寝中のおっくんは放置して、さっそく朝の東京散歩へ出掛けましょう!
まだ始発電車も動いていない時間帯なので、誰もいない東京駅をひとり占め。これは東京駅に宿泊している人の特権と言っても良い。
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
うぇーい!
この時は夏で、ちょうど東京駅前で風鈴を使ったサマーインスタレーションが催されていました。前日の夜は人で溢れていた会場も、早朝はご覧の通り。
東京なのに誰もいない贅沢。旅の早起きは最高ですな。
風鈴をひとり静かに楽しむことが出来ました。
それから皇居の周りを散歩して。
皇居外苑のお堀を眺めて。
朝の散歩終了。ちょうどホテル前に戻ってきたところで、
![おっくん](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/おっくん.jpg)
SAORIさんがいない…!
というLINEがきました。ようやく起きたか。
東京ステーションホテルに泊まったら寝坊するも良し、早朝の東京散歩するも良し。思い思いの朝をお過ごしください。私は細胞がアレだからアレだけど(うるさい)。
東京ステーションホテルの朝食はアトリウムで
今回の宿泊プランは朝食ブッフェ付き。
東京ステーションホテルの朝食ブッフェと言えば、それを目当てに宿泊する人もいるくらいの人気っぷり。喫食率(※)は70%と非常に高い数字を維持しております。
※宿泊客のうち施設内で食事をとった人の比率
朝食会場となるのは東京駅丸の内駅舎の中央最上階、屋根裏空間に位置するゲストラウンジ『アトリウム』です。元々屋根裏は使われていなかったのですが、2012年の再開業時に内装を一新。駅舎の屋根裏で朝食をとるという、唯一無二の体験が出来る空間へと生まれ変わったのです。
最大天井高は9m!400㎡を超えるアトリウムは天窓から自然光が差し込み、明るく開放感溢れる空間になっています。
このアトリウムで見てほしいのが、こちらの赤レンガ。
この赤レンガは正真正銘、100年前の構造レンガ。駅舎を支えている大切なレンガです。鉄骨を組み上げ赤レンガを隙間なく積み上げた構造は、関東大震災にも耐えることができました。
個人的には“構造”という単語を聞くと、大学時代に単位を落とした上に再履修試験の直前まで体調不良だった(前日に飲み過ぎた)“建築構造力学”の授業が思い出されます。あれは辛かった…二日酔いが…。
まぁそんなこんなで(どんな?)丸の内駅舎を100年以上に渡り支え続けている構造レンガが見えるアトリウムで、歴史を感じながら朝食をとれるのです。素敵!
感染症対策すらも“おもてなし”にする手腕
2020年はコロナウイルスのあれこれで、観光業は大打撃を受けた年でした。過去形で喋ってしまいましたが、依然として厳しい状況に変わりはありません。
宿泊施設は営業するにあたり、感染症対策が必須。検温・消毒の徹底はもちろんですが、最も気を遣うのが食事。特にブッフェスタイルはトングを利用する等、他人との接触が多いのも事実。果たして、東京ステーションホテルの朝食ブッフェはどのような姿になっているのでしょうか?
まずはテーブル。ランチョンマットとカトラリーは全てセットされた状態になっています。
従来布製だったランチョンマットは紙製に変更。ランチョンマットには東京駅丸の内駅舎が描かれています。アトリウムのスタッフには駅舎好きな方が多いそうで、しっかりとアトリウムが入るデザインにしたんだって!
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
かわいいぃぃぃ
カトラリーセットを開くと、中にはスプーン、フォーク、ナイフ、お箸、お手拭きが入っています。スプーンやフォークは金属に見えて、実はプラスチック製。このカトラリーの入った袋は、マスク置きとしても使うことができます。
更にカトラリーの入った袋には、折り紙のように折って組み立てると箸置きになる仕掛けも!そしてその箸置き部分にも駅舎がデザインされています。
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
芸が細かいな!
駅舎ファンでなくともワクワクするカトラリーセット。希望あればそのまま持ち帰りも可能です!カトラリーセットだけでこんなに楽しませてもらえるとは…東京ステーションホテルのおもてなし手腕、恐るべしです。
ワクワク倍増の新ブッフェスタイル
感染症対策された新しい朝食ブッフェは、ランチョンマットやカトラリーセットに留まりません。
7/1から再開された朝食ブッフェは、トング無しの新スタイルに。
なんと、料理は全て一皿一皿個別盛り付け!サラダ(葉っぱ)は袋詰め、ドレッシングは適量がカップに入って何種類も用意されていました。彩り豊かな料理は透明のガラスの器に盛られ、目にも鮮やかに。
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
色々凄すぎて震える…!
お料理は適量が綺麗に盛り付けられているので、見映えもとっても良い!取りすぎてしまうこともなく、沢山の種類の料理を楽しめます。
パンも個別包装。中身が見えづらいものはサンプルを置くという親切さ。なんなの…この完璧すぎるおもてなしは!
東京ステーションホテルが擬人化したら、とてつもないハイスペック男子になること間違いありません。多分そんなハイスペック男子になるには、前世で“滅亡寸前の地球を救ったアルマゲドンの乗務員”クラス、もしくは“この世で一番最初にごま油に塩を入れた人”クラスの徳を積まないと無理だと思います。尊い!
そしてライブキッチンエリアは1ヶ所から4ヶ所に増設。ワクワクが倍増です!
『雪消飯』という料理、初めて名前を聞きました。これもライブキッチンで作ってくれます。
和食も豊富。
東京ステーションホテルの朝食ブッフェは、100種類以上のアイテムが並びます。そして定番の朝食内容ではなく、料理はどれもオリジナリティあふれるものばかり!
季節に合わせて細やかに内容も変わるので、何度でも訪れたくなるのも納得です。
ドリンクコーナーにはフレッシュジュースはもちろん、スムージーも!
デザートも種類豊富で、朝からデザートブッフェが出来ちゃいます。朝ごはんからのそのままティータイムまで楽しめるイメージ。
今年はコロナ自粛が明けてから7軒ほどの宿泊施設に泊まりましたが、間違いなく東京ステーションホテルの朝食はナンバーワンです。完璧な感染症対策でブッフェスタイルを貫き、更にブッフェの楽しみ(沢山の料理から好きなものをチョイスするワクワク感)をグレードアップさせるとは。さすがとしか言いようがありません!
ここでしか味わえない、とっておきの朝食
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
これが私の朝食ブッフェ!
私の朝食は結構和食寄り。前菜をちょこちょこつまむのも大好き!
そしてぜひ食べて欲しいメニューがこちら。
アボカドとスモークサーモンのエッグベネディクトです。
半分に切ったアボカドに、スモークサーモン、ポーチドエッグ、オランデーズソースをのせて焼いた、オリジナルエッグベネディクト!
アボカド×サーモンは黄金コンビです。
ナイフを入れると、黄身がとろーり!
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
至福!
ホクホクのアボカドに、サーモンの塩気とオランデーズソースの酸味とコクが合う!総料理長のアイデアが光る逸品です!
ただ、ここである事に気付いた私。
卵、食べすぎじゃね?
①温泉卵、②ゆず玉子、③エッグベネディクト
卵まみれです。1食で3個も食べてしまいました。ブッフェに興奮しすぎて、自分が選んだ料理を忘れたようです。でもこれ、よくあるんだよねー。
だってさらに、
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
すみません!ご飯ください!
![おっくん](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/おっくん.jpg)
え!?お米頼むの!?
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
え?ダメかい?
![おっくん](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/おっくん.jpg)
だってSAORIさん、お米(雪消飯)あるじゃん
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
ほ、本当だ!!!
目の前にある米の存在も忘れていた。
私の目は節穴なんだと思う。節穴というか、もはや空虚。
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
だ、大丈夫!このブッフェの様子なら、きっとちょこっと茶碗に盛られてくるだけだよ!
![スタッフ](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2020/09/shop_tenin_houseki.jpg)
ご飯、お待たせしました
土鍋で来やがった。
炊きたてツヤツヤの米が土鍋でいらっしゃった。全力のおもてなしに溺死しそうです。
![おっくん](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/おっくん.jpg)
た、食べられるの?
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
食べられるか食べられないかではない
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
食べるのだ
無駄に男前。
デザートまできっちりいただきました。ごちそうさまでした!
東京ステーションホテルの朝食ブッフェ、これを目当てに宿泊する人がいるというのも頷ける、素晴らしいクオリティでした!東京ステーションホテルが気になっている方。ぜひ宿泊の際は朝食付きのプラン(今だったらGoToの地域共通クーポン利用もアリ)で、アトリウム朝食ブッフェを楽しんで下さい!
東京駅を眺める絶好の場所『KITTEガーデン』
最後に、東京駅を眺めるのに最高の場所をご紹介します。
KITTEの屋上庭園『KITTE ガーデン』です。入場無料の上に、11時~23時まで営業しているのは嬉しい。
※三脚使用はNGです。
※日祝は11時~22時です。
ほら!ここからは、東京駅丸の内駅舎を一望することができます!
線路とか電車も見えるので、電車好きにもオススメ。
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ねえねえ!
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コンフィデンスマンJPごっこするから見てて!
そう、ここKITTEガーデンは『コンフィデンスマンJP』の撮影にも使われていました。
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目に見えるものが真実とは限らない
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マーライオンは本当にガッカリスポットなのか
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世界3大ウザイ人種はインド人・エジプト人・モロッコ人なのか
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アカウント名が“旅する〇〇”の人は本当に旅をしているのか
![SAORI](https://saorigraph.net/wp-content/uploads/2018/08/IMG_20180403_214240.jpg)
コンフィデンスマンSAORIの世界へようこそ!
以上、東京ステーションホテル宿泊記+おまけのKITTEガーデンでした。
東京ステーションホテルに宿泊して、もっともっと東京を楽しんでみてね!
(この記事は2020年8月の東京旅ブログです)
東京ステーションホテル公式サイト
![](https://www.tokyostationhotel.jp/iav9v200000000go-img/ogp.jpg)
東京ステーションホテル関連のガイド記事
![](https://img-cdn.guide.travel.co.jp/article/784/44754/AC9EBA28CC2A417A82EB9F6CB0A32768_LL.jpg)
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