奈良のホテル情報「JWマリオット・ホテル奈良」宿泊レビュー

奈良のホテル情報です。

今回ご紹介するのは、2020年7月22日に開業した『JWマリオット・ホテル奈良』。マリオット・インターナショナルが展開する30のブランドの中で、最高カテゴリーとなる“ラグジュアリーブランド”に属しているJWマリオットブランドが日本初上陸です！

奈良県初の外資系ホテル＆JWマリオットブランドということで、ワクワクドキドキソワソワしながら宿泊してまいりました。外資系ホテルはウェブサイトが少々見辛かったり情報が少なかったりするので、こちらで実際に宿泊して得た情報を記載しておきます。

 

「JWマリオット・ホテル 奈良」の基本情報

 

▼WEBサイト▼

奈良 ホテル | JWマリオット・ホテル奈良

奈良の中心部に位置するラグジュアリーホテ...

www.marriott.com

 

「JWマリオット・ホテル 奈良」の部屋タイプと料金

「JWマリオット・ホテル 奈良」の部屋タイプは、

• デラックスルーム（キングベッド1台 or ダブルベッド2台）
• エグゼクティブルーム （キングベッド1台 or ダブルベッド2台）
• NARAジュニアスイート 
• グリフィンジュニアスイート 
• エグゼクティブスイート（キングベッド1台 or ダブルベッド2台）
• プレジデンシャルスイート

となっています。一番豪華なプレジデンシャルスイートは、なんと1泊80万円（！）近くする、とってもラグジュアリーな部屋。いったいどんな人が泊まるのか、気になりますね！

 

以下は公式ウェブサイトで調べた、ざっくりした宿泊料金。宿泊する日や予約するサイトにより、かなり価格差があるのであくまで参考までに。

※大人2名で1泊した場合の1部屋の料金

部屋タイプ	料金（円）
デラックスルーム	45,000円～
エグゼクティブルーム	60,000円～
NARAジュニアスイート	60,000円～
グリフィンジュニアスイート	65,000円～
エグゼクティブスイート	95,000円～
プレジデンシャルスイート	795,000円～

※プレジデンシャルスイートの料金がぶっ飛んでいますが、マジです。
※上記価格にさらにサービス料と税金や手数料がのるので、実際は上記価格×1.3くらいになります。
※上記価格は食事は含まれておりません。レストラン利用は別途料金がかかります。

 

デラックスルームの設備

では『デラックスルーム（キングベッド1台）』の設備をご紹介します。

☑ キングベッド
☑ ソファ・テーブル
☑ 専用バスルーム、トイレ（ウォシュレット付）、洗面台
☑ 電気ポット
☑ アイスペール
☑ 冷蔵庫（ミニバー）
☑ 無料のミネラルウォーター
☑ コーヒーメーカー
☑ エアコン
☑ 無料Wi-Fi
☑ アイロン、アイロン台
☑ 薄型テレビ
☑ ワークデスク
☑ タオル類、アメニティ
☑ バスローブ、パジャマ
☑ ドライヤー
☑ ルームサービス有
☑ セーフティボックス
☑ 体重計

などなど。宿泊には十分な設備ですね。
では詳細を見て行きましょう。

 

水回り設備・アメニティ

ベッドルームの横には引戸で仕切れるようになっている空間があり、そこに洗面化粧台やクローゼット、トイレやバスルームが集約されています。

洗面化粧台周りにある主なアメニティは、

と、かなり充実したラインナップとなっています。

 

クローゼット内にはバスローブと部屋着が用意されているので、パジャマなど持参しなくても快適に過ごせます。

体重計もあるので、滞在中も健康管理はバッチリです！

 

洗面化粧台の後ろには、バスルーム（ガラス扉の部屋）とトイレ（左側の部屋）があります。

 

トイレは、TOTOのタンクレストイレ『NJ1』が設置されていました。TOTO便器が設置されているだけで、個人的にホテルの株があがります。

 

バスルーム内はグレー系のタイルで仕上げられており、とても上品な印象。この写真だとバスタブが短く見えますが、実際は1600サイズ近いのバスタブ（←目測です）が設置されているので、結構ゆったりとお湯に浸かることができます。

 

水栓金具類はTOTOの『オーバーヘッドシャワー（脈動エアイン 丸型）」と、AXOR（アクサー）の『120ハンドシャワー3ジェット』が設置されています。

アメニティは石鹸・シャンプー・トリートメント・シャワージェルが用意されていて、またバスルーム内にはヒノキの風呂椅子も置いてあり、浴室内はヒノキの良い香りがしました。

 

ミニバー

部屋にはミニバーも完備（有料です）。

ミニバーの中は、ペリエやペプシコーラといったお馴染みの飲料はもちろん、マリオットラベルの日本酒やトマトジュース、ビールなど種類豊富。

 

引出しの中にはグラスやコーヒーカップも揃っています。

 

カウンター上にはネスプレッソのコーヒーメーカーも。

見えづらいですがミネラルウォーターも2本置いてあり、飲んだ場合はターンダウンサービス時に補充してもらえます。

 

ミニバーの横のスライド棚には、シーバスリーガルなどのウイスキーやお菓子、ワインオープナーもここにあります。

 

ルームサービス

もちろんルームサービスも可能。レストランで提供されている一部メニューをお部屋で楽しむことができます。

奈良ならではの食材を使用しているものも多く、例えば写真手前は「大和ポークのグリル」、写真奥は「大和まなと国産ムール貝のリングイネ」。味覚でも奈良を楽しめるのは嬉しいですね。

 

レストラン・ラウンジバー

「JWマリオット・ホテル 奈良」にはレストランが2つ、そしてラウンジバーがあります。

レストランでは、奈良ならではの食材（大和ポークや大和野菜、三輪素麺など）を使った料理はもちろん、奈良の伝統的な料理（茶粥など）もあり、味覚でも奈良を楽しむことができます。

また奈良県内のマザーファームで育てた野菜やハーブを使うなど、食材品質にもこだわっているそうですよ！（すべての野菜・ハーブがマザーファームで育てたものではありませんので悪しからず）

 

「校倉（Azekura）」

「校倉（Azekura）」では鉄板焼きやお寿司、会席料理を堪能することができます。営業時間は17:00～21:00。要予約なので、利用したい方は早めに予約を。

ちなみにドレスコードはシャツ・スラックス着用となっているので、とりあえずビーサン＆タンクトップ＆ハーフパンツみたいな格好はやめておきましょう。レッツ紳士！

 

「Silk Road Dining」

「Silk Road Dining」では奈良や世界各国から取り寄せた新鮮な食材を、国際色豊かな技法で東西の逸品に仕上げる各国料理のレストラン。

朝食、ランチ、ディナーと1日を通して利用できます。

※7月に訪れた時、当日のディナー予約はできませんでした（予約が一杯で）。利用希望の際は早めに予約しておくことをオススメします。尚、Silk Road Diningの一部メニューをルームサービスすることは可能です。

 

「Flying Stag」

ラウンジ・バー「Flying Stag」では、昼間は本格的なアフタヌーンティー、夜はオリジナルカクテルや希少なウイスキー・ワインなどを楽しむことができます。

ここで一番目を惹くのが、バーカウンターの背景にある大きな鹿の絵。「ここ、奈良だから！」とオシャレに訴えかけてきます。他にも、天井から下がる照明が風鈴の形をしていたり、若草山の山焼きをイメージした暖炉（本物の火のように見えるけれど水蒸気を利用している）など、空間作りも必見です！

 

その他館内設備

レセプション・ロビー

エントランスを入って右側がレセプション。レセプションの背景には奈良の山々が描かれ、館内には穏やかな雰囲気が流れます。奈良の木材など自然素材を多く取り入れた館内は広々と開放感があり、ラグジュアリー感がありつつも心落ち着く空間となっています。

 

フィットネスセンター・プール

4F客室フロアには24時間利用可能のフィットネスセンターがあり、隣接してスパ（）があります。

4Fから専用エレベーターに乗り換え5Fへのぼると屋内プールがあります。写真の靴箱に靴を預け、男女別の更衣室へ。更衣室のロッカーにはタオルとバスローブ完備。女性側にはミストサウナ、男性側にはドライサウナが併設されています。水着レンタルは500円です。

 

新型コロナウイルス感染症防止対策

新型コロナウイルス感染症防止対策として、基本的に入館前にエントランスで必ず検温と手指の消毒が行われます。車で訪れた場合は、車に乗ったまま検温と手指の消毒をします。

館内の至るところにセンサー式の手指消毒剤が置かれており、人が触れる機会の多い場所はこまめに清掃・消毒がされていました。

 

客室内には、マスクとアルコール除菌剤が用意されていました。

レストランに入る際はチェックイン時に検温を済ませていても、再度レストラン入口で検温が行われます。

 

「JWマリオット・ホテル 奈良」の総評

設備：★★★★★

 

スタッフ：★★★★☆

 

立地：★★★☆☆

 

価格：★★★☆☆

 

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「JWマリオット・ホテル 奈良」の場所