2020.03.07 アフリカ南部4ヶ国旅 Day2
<前回のあらすじ>
ドーハ・ナイロビを経てようやくヨハネスブルグのO・R・タンボ国際空港に到着。到着ロビーで出迎えた立派な人の銅像をネルソン・マンデラさんだと思っていたら、全然別人でした。なんだよもう。

空港に到着してすることは、
- 現地通貨を入手
- SIMカード購入
- レンタカーを借りる
です。
ATMで現地通貨入手
まずは空港内のATMで現地通貨を入手。最近はどこもクレジットカード決済に対応しているので現金を使う機会は減っていますが、ちょっとした買い物とかね。あと都市部以外にも行くし、その辺は現金のが確実。
南アフリカの通貨はランド(R)、補助通貨はセント(¢)で、R1=100¢です。
(※2022年9月現在、R1≒8.2円)
ざっくり日本円で3万5千円ほどのランドを入手。
ちなみに旅の中盤・終盤で訪問するレソトやエスワティニといった国は、それぞれの国で通貨が南アフリカランドと等価で、そのままランドを使うことができます。なのでランドは多めに持っていても困らなそう。
(※私たちはランドのキャッシングはこれ1度で足りて、あとは全てクレジットカード払い)
SIMカード購入

現地通貨を手に入れたあとはSIMカードの入手。私たちは毎度空港で現地SIM購入です。市内より少々お高くても、空港で買うのがラク。
日本で買っていくのもいいけれど…アフリカ対応のSIMは高いし、南アに対応していてもエスワティニとか対応していないし、容量も少ないし、現地調達でいいと思う。
レンタカー手続き

そして最後はレンタカー。私たちはAVISで借りました。
レンタカーを借りることが決まっているのであれば、ネットで予約をしておきましょう。

国境越えの場合もネットで簡単に予約できます。予約画面でピックアップとドロップオフの場所を入力すればそれでOK。
今回は南アフリカ・ヨハネスブルグのO・R・タンボ国際空港で借りて、その後レソトのモショエショエ1世国際空港で返却します。念の為レンタカーで国境越えできる国かどうか、メールで問合せもしておきました(もちろん大丈夫だった)。

レンタカーで国境を越える場合、このような許可書が貰えます。
今回のレンタカー代は5日間(国境越え・ワンウェイレンタル)で約44,000円。
ま、オーストラリアでレンタカー代に35万払ったのを考えればめっちゃ安い。あれは泣いた。オーストラリアで中古車買おうかと思ったもん。

色々な手続きやら支払いを終え、レンタカーのキーを渡されます。
本来レンタカーを借りる時は、スタッフと一緒に車の傷や凹みの確認をするはずなのですが、この時はキーを渡されて「あとは自分で車探して乗って行って!」と言われました。

傷のチェックとかしないんだね

アフリカだからじゃん?
いや、それはないと思う。

今回のお供はこちらの車。ぴかぴか。
さて。空港でなんやかんやしていたら、結局夜8時くらいになってしまいました。

夜のヨハネスブルグ、怖いなー
と言いつつ、ここに留まるわけにも行かないので出発です。
南アフリカは日本と同じ左側通行なので運転はしやすいと思います。
今夜はヨハネスブルグの中でも比較的治安が良いと言われているサントン地区に宿泊します。サントン地区は高級住宅街や高層ビルが立ち並ぶ、富裕層&ビジネス&商業エリア。

まぁサントン地区は比較的治安いいみたいだから、ちょっと安心だね
なんて言っていると、スマホに日本大使館から【緊急】と題したメールが届いていました。

なにこれ恐怖。
まさにこれから向かうサントン地区で、2日前に強盗ですと!?さすが世紀末都市・ヨハネスブルグ。比較的治安が良い地区でもコレです。
私だったら相手が拳銃出してきた時点でゲロを吐き、銃口向けられた時点で失神します。こわいよ~こわいよ~もう金でもスマホでもパンツでも何でも好きなだけ持っていけよ~銃口向けないでよ~

おっくん、一昨日信号で止まった車が強盗に遭ったらしい!

赤信号でも止まらないで!
恐怖から夫に道路交通法違反を強要。
とりあえず、落ち着いて周囲への警戒・観察を怠らず、高級な腕時計や宝飾品は身につけず、車外から見える場所に物を置かないようにしましょう。あとなるべく…信号で…止まらないように…(無理)。
無事ホテルに到着

すったもんだしましたが、無事ホテルに到着。今宵の宿は「ヒルトン・サントン」。皆さまお馴染みのヒルトンホテルです。

あーお腹空いた!
そう、私たち、まだ夕飯を食べていません。とはいえ外出するのは怖いし、ホテルのレストランに行くのも面倒。そこでルームサービスを頼む事にしました。ルームサービス最高!

俺、ハンバーガー!

私はねーなんか疲れたから和食みたいなの無いかな~

わ!UDON!焼うどんだって!

私、焼うどん!まさか南アで焼うどん食べられるとは~
こうしてハンバーガーと焼うどんをオーダー。まだ日本を発って1日くらいしか経ってないのに、既に醤油味が恋しい。そんなところに焼うどん。最高じゃないか。醤油と味噌と出汁とブルドックソースはマジで神。
しばらくして。

ルームサービス到着。

こちらはおっくんの注文したハンバーガー。チーズたっぷり、美味しそう。

そしてこちらが私の焼きうどん。うん、麺はうどんっぽい。

SAORIさーん!ルームサービス来たよー!

( ˘ω˘)スヤァ…
頼むだけ頼んで寝てました。いや、なんかマジでびっくり眠くて。

SAORIさん起きて!焼うどんだよ!

(ムクリ)焼き…うどん…

パクッ。
モグモグ。

…麺が太いナポリタンだわコレ
焼きうどんは、ケチャップ味の太い麵でした。まぁそうだよね、期待しすぎだよね。絶対彼らの調味料の選択肢、醤油よりケチャップ優先だよね。醤油なんて寿司食べる時くらいしか使わないよね。

UDONじゃなくて…ナポリタン(麺太め)って書けよ…


( ˘ω˘)スヤァ
結局、睡魔に勝てず寝ました。
<つづく>
(この記事は2020年3月の南部アフリカ4ヶ国周遊旅ブログです)
コメント
ふー、久々の更新、嬉しいです。
現地とのメールのやりとりなど、煩わしいと思っていては旅はできませんね。
プリズンブレイク並みに緊張しましたが、ホテル着いた安堵感がこちらにも伝わってきました。
ながらくお待たせしました紳士。
現地とのメールのやりとりも、煩わしい手続きも、全て自分の欲求の為。とても自己中心的なんですよ!
ようやくヨハネスブルグの街並みを紳士に紹介できそうです。