2020.09.29
木治屋のご主人に別れを告げ、宿を出発。本日の予定は、
- 曽爾村にあるもうひとつの滝『長走りの滝』を見る
- 曽爾村の温泉施設『お亀の湯』に入る
- 広陵町と河合町にまたがる『馬見丘陵公園』でコキアを見る
の3本立てです。GOツーGOツー!
秒速観光・長走りの滝
曽爾村観光1日目に行った『済浄坊の滝』。
エメラルドグリーンの滝壺が美しい『済浄坊の滝』の更に下流には『長走りの滝』という滝があり、Googleマップでは『済浄坊の滝』ではなく『長走りの滝』の名前が出てくるぐらいメジャーな存在(だとこの時は認識していた)。
じゃ、今日も元気に長走りの滝、行ってみますか!
と車を走らせること10分。
長走りの滝の看板を発見。
さーて!トレッキングするか…
と気合を入れて行ったものの。
ガードレール越しの滝。
滝へ下りられる道など何処にもなく。下りたい場合はそれなりの装備を持って荒れた山林を分け入っていくしかなさそうでした。昔はそれなりの装備で滝アタックとかしていましたが、もう私も35歳。心穏やかに、そう、心穏やかに旅したい(過去の自分比較)。
なので、ガードレール越しに見るだけ。長走りの滝、5秒で手中に収めました。え?長走りの滝を見た感想ですって?
なんか長そうだったよ
「な ん か 長 そ う」
もう二度と、私に旅ライターの依頼は来ないかもしれません。
『お亀の湯』の隣接施設紹介
『長走りの滝』観光時間が大幅に短縮されたことにより、曽爾高原温泉『お亀の湯』に思いっきり早く到着してしまいました。仕方がないので『お亀の湯』がオープンする11時まで車中で昼寝することに。
さすがにブログ読者の皆さんを私の昼寝に付き合わせるわけにはいかないので、ここで『お亀の湯』に隣接する施設のご紹介をしますね。
こちらは『曽爾高原すすきの館』。ここには曽爾村で採れた新鮮野菜の直売所や、お土産コーナーがあります。
新鮮野菜たち。
お土産コーナーでおっくんは『曽爾高原ヤーコンカレー』を買っていました。
そして『曽爾高原すすきの館』の中には、地元野菜を使った料理を味わえる『ファームガーデンレストラン』があります。実は前日のお昼をここで食べていたので、その時のアレをアレしますね。
レストランの中はこんな感じ。
メニュー。ランチセットもいいけれど、アラカりたい年頃なのでアラカルトメニューから好きな物を頼むことに。
じゃあ私はジェノベーゼと、地元野菜の盛合せで
ちなみにお姉さん、地元野菜の盛合せってどんな料理ですか?
地元で採れた野菜を盛り合わせてます
いや、それは字面で分かる
と言いたい気持ちをグッと抑え、大人な私は真相を知ろうと更に質問を続ける。
盛られる野菜は…生(ナマ)ですか?
生(ナマ)ですね
ということは、温野菜の線は消えた、と。なんだこの謎解きみたいなやり取りは。野菜の盛合せ…バーニャカウダ的な感じかな。ワクワク。
お待たせしました~地元野菜の盛合せです
サラダじゃん。
なぜ私が「地元野菜の盛合せってどんな料理ですか?」と聞いた時に「サラダです」って答えなかったの店員さん!謎だけ無駄に深めやがって…この~エンターテイナーめ!
そんな地元野菜の盛合せ(=サラダ)、すごく美味しかった!量も多くてこれで400円は安い。都内だったら880円くらいするレベル。これは頼んで間違いないので是非。
おっくんは『ヤマトポークヒレとんかつ』をオーダー。最近ダイエットを頑張っているおっくんですが、体重減少の波に乗ってきたところで旅行が入り、全て無に帰すというサイクルを繰り返しています。ドンマイ!(とんかつ美味しかった)
私のオーダーした『曽爾産米粉のパスタのジェノベーゼ』。米粉なので、パスタがもちもち食感!女の子は好きそう。チーズ感強め。
曽爾高原温泉『お亀の湯』
お待たせしました。11時になったので曽爾高原温泉『お亀の湯』へ向かいましょう。
ただですね…こちらの施設(というか温泉施設は全般的に)写真撮影禁止なので、内部の写真はありません!なので『お亀の湯』のウェブサイト、貼っておきますね。
▼お亀の湯 WEBサイト▼
まず何と言っても「パノラマ露天風呂」が気持ち良い。露天風呂からは「鎧岳」や「兜岳」といった曽爾の大自然が眺められ、とても開放的な気分を味わえます。露天風呂自体は浅めなので、普通に座るとお湯は胸より下くらいの位置。なので長い時間入ることが出来ました。
『お亀の湯』の泉質はナトリウムー炭酸水素塩(低張性·アルカリ性・高温泉)。一般的にナトリウムー炭酸水素塩温泉は「美肌の湯」と言われており、肌の汚れを落とすクレンジング効果が期待できるんですよ。
そんな『お亀の湯』のお湯はびっくりするくらいトロトロヌルヌルで、
今後は頑張って水滴、弾きますね
と肌の細胞も喜んでいる感じがしました。さあ皆さんもお亀の湯温泉でレッツ!アンチエイジング!
YouTuberに聞いた・蕎麦屋『黄色いのれん』へ
お亀の湯でほっこり、お肌もすべすべになったところで。お風呂をあがってきたおっくんが、
今、友達に会った!
と駆け寄ってきました。奈良県YouTuberをしているというおっくんの友人も曽爾観光に来ていたらしく、偶然お亀の湯で会ったようです。へー!奇跡!彼らは旅する目線で奈良県の魅力を紹介しているそうなので、ご興味ある方はチャンネル登録とかSNSフォローとかしてみてね!(勝手に宣伝してます)
▼【奈良県YouTuber】旅ってこんなもんTV▼
この後、曽爾の美味しい蕎麦屋に行くんだって!
じゃ、そこ行こ
でもお店の名前聞くの忘れちゃった…
黄色いのれんが何とかって言ってたけど…
はい、出ました(検索画面)
では温泉に浸かっているYouTuberを出し抜いて、蕎麦屋に向かいましょう。
こちらが曽爾村の美味しいと評判のお蕎麦屋さん『黄色いのれん』。県道81号線沿いにあるのですぐ分かるよ。
店名の通り、大きな黄色いのれんが目印です。
『黄色いのれん』さんは、万屋(よろずや)の『新宅本店』が始めたお蕎麦屋さん。なので、お店の前のバス停の名前は『新宅本店前』となっています。
じゃ、早速中に入ってみますか。
お座敷はこんな感じ。おばあちゃんちに遊びに来た、みたいな懐かしい感じがします。
壺と曽爾の山々と田園風景を眺めながら、蕎麦をいただきましょう。
じゃあ私、おろしそばのセット
僕は田舎そばで!
こちらがおっくんの頼んだ『田舎そば』。
あれ!?俺、何頼んだっけ!?
嘘でしょ。数分前の記憶がもう無いようです。怖い。自分が何を頼んだかも分からず、とりあえず目の前にある蕎麦をすするおっくん。
手打ち感がすごい!素朴な味!美味しい!
だそうです。
そしてこちらが私の頼んだ『おろしそばセット』。大根おろしが乗った蕎麦に、そば豆腐、そばデザート。そばデザートは蕎麦粉と牛乳と砂糖で作った、フルーチェみたいな感じのスイーツです。
さて皆様お忘れかもしれませんが、私の出身は長野県。蕎麦と言ったら長野県。「リタイアして暇を持て余す男性陣が一度は通る道、それが蕎麦打ち」と言っても過言ではない、あの長野県です。統計とか取っていないのでかなり言い過ぎた感はありますが、何を隠そう、私も自らの手打ち蕎麦を家族に振舞ったことがある経験者。そして確かにその頃の私は人生を離脱していた(=無職)。
果たして、そんな蕎麦まみれの信州人を満足させられるのか。黄色いのれんの蕎麦よ!
いただきまーす!
どう?
だ、大根おろしが辛い!
蕎麦ではなく、まさかの大根おろしの感想。
蕎麦自体は硬めで食べ応えがあります。つるつるっと啜るというよりは、ズゾゾゾゾゾッ!と吸い込んでしっかり噛んで食べる、まさに手打ち蕎麦!という感じ。残念ながら私は大根おろしの辛さに必死で、優雅に蕎麦の香りを楽しむ余裕がありませんでした。あんなに煽っておいてすみません。
蕎麦の風味を楽しみたいなら、おろしそば以外がいいかも!
「黄色いのれん」の場所
馬見丘陵公園のコキア
もう1記事目安の3,000字を越えてしまったので、駆け足で消化します(オイ)。
曽爾村からの帰り道、広陵町と河合町にまたがる馬見丘陵公園にコキアを見に行きました。
赤くなってきてるー!
コキアって可愛いですよね。なんだかモコモコしていて。触ると硬いけど。
しゃがんで撮ると、密な感じで撮れます。密コキア。
奥にいる、まだ黄緑のコキアも可愛い。
おっくん、コキアと一緒に撮ってあげるよ
しゃがんでしゃがんで?
うーん。なんか違う。
やっぱりこういうところには、可愛い女の子モデルがいいよね!と思ったところで。コキアの見頃(~10月上旬)はもう終わってしまっているので、気になる方は来年行ってみてね!
以上、奈良県曽爾村(+おまけ)旅行でした!
(この記事は2020年9月の奈良旅ブログです)
コメント