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生まれて初めてホテルのアイロンを使う
寝心地の良い枕で爆睡し、最高の目覚めを迎えた翌朝。

朝食の時間じゃー!!!
旅の朝は美味しい朝食から。普段は朝食をとらずに仕事に行きますが、旅先ではしっかり食べます。いや、ほら、朝ごはん食べないと元気出ないじゃん?つまり普段は死んだ魚みたいな目で仕事しています。
今回の宿泊では朝食付きのプランにしていたので、身支度をしてレストラン『Silk Road Dining』へ向かおうとしたSAORI。ふと鏡に映った自分の姿を見て、

私のTシャツ、シワシワだな…

こんなシワシワTシャツでレストランに行くなんて、

ゲロ恥ずかしい!
と、突然羞恥を覚えました。
私は元々そこまでファッションに興味がなく、正直毎日服のコーディネートを考えたり選んだりするのは煩わしいと感じる方。今年の夏からは“同じ形の服を色違いで各複数枚購入し、それをひたすら着る”という力技を取り入れ、コーディネートを考えるという工程を省くことに成功しました。そんな「とりあえず服着てれば何でもいいっしょ」みたいな人間に突如芽生えた、シワシワな服に対する羞恥心。
これが…JWマリオットマジックか…
羞恥の念に駆られた私は、部屋のクローゼットをバーンッ!!!と勢いよくあけ。人生で初めてホテルのアイロン台を取り出し、朝からアイロンがけ。
あって良かった、アイロン台。
やってて良かった、公文式。
結果にコミット、ライザップ。
語呂がいいものを並べただけなので気にしないでください。なるほど、ホテルのアイロンはこういう時のためにあるのか(違う)。
余談ですが、今までで一番衝撃的だった旅先のアイロン台は、
ロシアのアパートメントにあった、パンイチ男のアイロン台です。なんだろう。すごく抵抗あるよね、彼の肉体の上でアイロンをかけるだなんて。股間部分に差し掛かったところで、

熱い?ごめんごめん、低温にするわ
とか謝りながら使うかもしれないし、使わないかもしれない。
パンイチ男のアイロン台の話はコチラ▶ W杯GL第3戦の地、ヴォルゴグラードへ!
『Silk Road Dining』の朝食バイキング
綺麗になったTシャツを着て意気揚々とやってきたのは『Silk Road Dining』。
この入口にあるオブジェは、銅線みたいなのをクルクルと渦巻き状にしたパーツの集合体を吊るして壺の形にしてあるんだけど、もう説明していて自分でも何を言ってるのか意味不明なのでとりあえず見に行って下さい(投げやり)。
藍色の染め物?かな?すごく綺麗な色!こんな色のクッションとかラグ、欲しい。
天井が高く開放的なレストランは、朝食をとるのにぴったりの開放的な空間。
『Silk Road Dining』での朝食はビュッフェスタイル。
若い男の子(シェフ)がオムレツを作ってくれました。
個人的にオムレツの好き具合は10段階で言うと6くらいなのですが、ライブキッチンで作っているのを見ると興奮してとりあえず欲しくなるタイプです。考えるより先に細胞が動くタイプです。
壁面の棚にはお洒落にディスプレイされたフルーツジュースやミルク、デザートが。さすがに上2段の木箱に入ったタマネギとかカリフラワーは持って行かないでね。
こちらはサラダコーナー。サラダの葉っぱはキャニスター瓶に入れられています。可愛い!
※ビュッフェ内容は7月のものなので、詳細はホテルにお尋ねください。
SAORIの朝食はこんな感じ。味噌汁と納豆は外せません。パンよりも断然、米派です。
デザートはヨーグルト。キウイフルーツのソースをかけてもらったよ!
コーヒーを飲んで、まったりチェックアウトぎりぎりまで滞在を楽しみました。
一度は体験してみたいラグジュアリーホテル
さて、全4回に渡るJWマリオット・ホテル奈良の宿泊記。そもそも今回なぜJWマリオット・ホテル奈良に宿泊することになったかと言うと、

一度、ラグジュアリーなおもてなしを受けてみたい
というおっくんの希望でした。それに奈良県初の外資系ホテル&日本初のJWマリオットブランドの進出でしたからね。気になるよね。
おっくんはラグジュアリーなおもてなしを受けた結果、泥だらけの靴が恥ずかしくなって突然靴を買いに行くし。私はラグジュアリーなおもてなしを受けた結果、シワだらけのTシャツが恥ずかしくなって朝からアイロンがけをするし。
庶民の我々にとってラグジュアリーホテルは『忘れていた何かを思い出させてくれた場所』でした。そう。羞恥心という名の忘れものを、ね。
恐らく皆さんは、普通に優雅でゆったりとした心地良い時間を楽しめると思います。
ちなみに今回の宿泊は完全に自腹です。予約後は「宿泊する日にはGoToトラベル、始まってるね!ラッキー!」と喜んでいたのですが、直前になってまさかの都民は対象外。
え?自腹でいくら支払ったかって?聞きたいですか?
2人で80,591円です。
ただしこれもオープン記念プラン価格だったので、通常は大体1人5万円前後コースです。GoTo対象だったら2人で5万円ちょいで泊まれたのになぁ…と考えると禿げそうなので忘れることにします。まぁ…コロナ前のアフリカ4ヶ国弾丸旅の費用に比べれば、どうってことない(そのうち書く)。
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おまけ:平宗 法隆寺店で「柿氷」を食す
奈良といえばここ数年、『かき氷』の聖地として盛り上がっていますよね。色々な種類のかき氷がそこら中のお店で出ていて、中には予約制のかき氷屋さんもあるくらい!夏は奈良でかき氷旅するのも楽しいと思います。

2017年訪問 氷室神社
かき氷に関係した奈良のスポットと言えば、奈良市の国立博物館近くにある『氷室神社』。
ここは氷の神様として知られていて、夏は『献氷参拝』といってかき氷を奉納してお参りをしたり、氷の上におみくじを置くと文字が浮かび上がる『氷みくじ』が出来ます。

2017年訪問 氷室神社
氷室神社の氷みくじがコレ。これはおっくんのおみくじです。私はだいぶ昔に大吉を引いて以来、おみくじを引くのをやめました。卒御籤。

ラスト大吉だったらそれ以降ずっと大吉だろ
と、都合よく解釈して生きています。ちなみに氷みくじを引かなかった私の、氷室神社での一番の思い出は何かと言うと。

2017訪問 氷室神社 謎の撮影会
氷室神社の方による撮影会が始まったことです。
たまたま氷室神社にお勤めの方がカメラを趣味とする方だったらしく、私の一眼レフを見るなり『撮ってあげるから貸して』と言い、気分が盛り上がってきたのか『じゃあ、そこの木の陰から顔を出してみようか!』とポージングを指定され、

もはやこれ、神社関係なくね…!?
と戸惑っているところをおっくんが撮った写真が上の写真です。なんだろう、良く旅先で絡まれるタイプです。おじちゃん、仕事頑張れよ。
は!奈良のかき氷の話をするつもりが脱線してしまいました。では話を元に戻して…
JWマリオット・ホテル奈良をチェックアウトして向かったのは、柿の葉寿司で有名な『平宗 法隆寺店』。修学旅行などで法隆寺を訪れた方はきっと目にしているであろう、お店です。
平宗で食べられるのは、その名も『柿氷』。法隆寺といえば柿ですよね。
どうですか、ワクワクしますでしょ?うちの父親とか絶対好きだと思います(知らんがな)。
平宗さんの柿氷は2017年に一度狙ったのですが、その時はお店に到着した時間がラストオーダー直前で、しかもまだ人が並んでいたので泣く泣く諦めたのでした。今回訪問したのは平日の昼過ぎ&コロナの影響か、お客さんは我々の他に2組ほど。すぐに席に案内してもらえました。
でん!こちらが私がオーダーした『柿氷』。
平宗さんの柿氷は、天日干しした奈良県産の富有柿で作った自家製ソースを使用。ねっとりとした濃厚シロップで、柿の風味がダイレクトに楽しめます。柿色が目に鮮やか。
そして見て下さい!綺麗なまんまるフォルム!可愛い!
店員さんがそーっと運んできたので何事かと思いきや、『氷がふわふわすぎて、少しでも衝撃を与えると崩れてしまう』んだそう。このまんまるフォルムは店員さんの努力あってこそ。敬礼!
氷は口に運んだ途端、ふわっと消えてなくなる軽さ。かき氷を食べるというより、もはや飲むという感覚に近いかも。濃厚な柿ソースと、ふわふわの軽い氷がいい感じです。柿、十分に味わいました!
こちらはおっくんが頼んだ『杏仁柿氷』。
正直、見た目は柿氷と変わりませんが(気持ち氷が白いかな…?)、食べてみると中にとろとろの杏仁豆腐が入っています。杏仁の優しい風味と柿シロップのコラボも美味しいですよ。
平宗さんのかき氷は2020年は7月~11月まで提供予定だったのですが、9月30日で今季のかき氷提供を終了しております。また来年、柿氷が登場するのを楽しみに待ちましょう!
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
正岡子規の有名なこの俳句は、法隆寺に立ち寄った後に茶店で一服して柿を食べていると、途端に法隆寺の鐘がなり、その響きに秋を感じたというもの。いいですね、風情MAXで。柿食べてたらちょうど鐘が鳴った正岡子規さんはラッキーですよ。だって今回の情景を私が詠んだらこうなります。
柿氷 まんまるフォルム 法隆寺
なんだこれ、風情もなにもない!同じ柿食べてるのに!せめて鐘が鳴れば…あの鐘を鳴らしてくれよ!
鐘と言えば2012年の元旦、NHKの『ゆく年くる年』で東大寺の鐘楼(通称:奈良太郎)が中継されていたのですが。お坊さんが鐘を突く瞬間足を滑らせて、鐘棒の紐にぶら下がりターザン状態で鐘を鳴らしたのを見たんですけど、誰か覚えていませんかね?なかなかファンキーな年の幕開け、私が南米に旅立ったのもその年でした。楽しかったな。
と、JWマリオット・ホテル奈良の宿泊記から柿氷の話を経て、東大寺の鐘の話でフィニッシュです。お疲れ様でした!
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