こんにちは!
もう1ヶ月半以上前になりますが、『JWマリオットホテル 奈良』へ宿泊してきました。『JWマリオットホテル 奈良』は、奈良県初の外資系ホテル。しかもマリオットブランドの中でも最高カテゴリーとなる「JWマリオット」日本初進出ということで、個人的には完全に未知の領域でございます。
いやだってほら、私、野宿とかしちゃうタイプだから…ラグジュアリーなホテルとか、あんまり泊まったことないから…平凡な末端会社員だから…今夜の夕飯、豆腐だから…
そんなラグジュアリーと無縁な人が勇気を出して『JWマリオットホテル 奈良』に泊まったら、一体どうなるのか。とくとご覧あれ!
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2020.07.26 sun
橿原市昆虫館でG20に参加した後、『JWマリオットホテル 奈良』へ車で向かう我々。JWマリオットホテルは奈良市役所の向かい側にあります。ちょっとドキドキしながら、ホテルの車寄せへ。
まずは感染症予防として、車に乗ったまま手指の消毒と検温を受けます。手指の消毒は、センサーでミスト状の消毒液が出てくるハイテクタイプ。消毒液ですら、なんだかフレグランス的なラグジュアリーな香りがしそう。すごいな、JWマリオット!
消毒と検温が終わると、ドアマンが車の窓越しに
「駐車場料金は、ご自身でお停めいただく場合、1泊2,000円です」
「わたくし共にお任せいただく場合は、1泊5,000円となります」
ごふっ…!!!
動揺しすぎて吐血するかと思いました。久々に、そう、クラブ(踊る店じゃなくて飲む店)で「なんでJINROが5,000円するんだよ、ここは魔界か」と思った時以来の動揺です。落ち着け、落ち着くのよSAORI。ヒ、ヒ、フゥ~
自分で停めるので大丈夫です
さすがおっくん。動揺のあまり呼吸がラマーズ法になってしまった嫁をガン無視して、きちんと受け答えしていました。ナチュラルメ~ン!
ちなみにこのように宿泊者の車をエントランスで預かり、ドアマンが駐車場に停めるサービスを“バレーサービス”と言い、一流ホテルなどで行われているそうです。これにより宿泊者は駐車の手間やリスクを無くし、スムーズにチェックインが出来るというわけです。ラグジュアリー!
我々はまだバレーサービスを利用するほどの器でもないのでね、自分の車は自分で停めます。
しかし、駐車場に入ったところで庶民に更なる追い討ちが。我々は軽自動車(しかもボロい)に乗ってきたのですが、地下駐車場のラインナップはほぼ外車かレクサス。外車外車外車レクサス外車レクサス外車g…
け、軽自動車で来るところじゃねえ…!!!
地下駐車場に渦巻く高級車の圧。さすが、ラグジュアリーホテルには、ラグジュアリーな方々がお泊まりになられていました。果たして、庶民は生きて帰れるのか。
開放感あふれるホテルロビー
ホテルの1Fはエントランスを入って右側がレセプション、そして左側がロビーラウンジ。空間が全て一続きになっていて、とても開放的!チェックインはレセプションで座って行います。セレブリティ!
さ、チェックインはおっくんに任せてロビーを物色して参りましょう。多分私、ドラクエのキャラだったら結構いい仕事すると思うんですよね(物色、という点で)。
さて、こちらがロビーラウンジの「Flying Stag」。広くてオシャレだなぁ!(語彙力よ…)
天井から下がっている照明は、良く見ると風鈴の形をしています。なにこれ可愛いー!(語彙力よ…)ゆらゆらと揺れる姿は、見ているだけで穏やかな気分になります。
ラウンジの一角には暖炉も!
わ!燃えてるー!
とりあえず手を突っ込んでみます。うん、熱くない!
そう、これは本物の炎ではなく、水蒸気のゆらめきと光の反射で炎を再現したもの。さすがに本物の炎をこんな野放しにするほど、ホテルは攻めてきません。ちなみにこれは若草山の山焼きをイメージしているそうよ。
その辺の木を引っこ抜いてきて吊るしたようなこちらの作品(←庶民の感覚)も、この空間に置くと「国宝か!」みたいな見事な存在感を醸し出します。良かった、間違っても我が家に飾られなくて本当に良かったよアンタ…。いや多分べらぼうにお高い作品なんだと思いますけどね。
そしてほら、スタバニスタが好きそうなエリアもあるわよ。ちゃんとコンセントも付いているので、PC作業もこなせちゃいますね!「#JWマリオット #ワーケーション」とかいうタグつけてSNS投稿でもしてごらんなさいな。ただもし私がここでワーケーションしたとして、完全に赤字、行く末は破滅ですけどね。
鹿の躍動感が尋常じゃない、それが奈良
このロビーラウンジで一際目を惹くのが、バーカウンター壁面の大きな鹿の絵。
尋常ならぬ何かを感じる!
大抵のことは「可愛い」「やばい」「半端ない」で済ます語彙力の乏しいわたくしですが、この鹿からは何か…そう、尋常ならぬ何かを感じます。
ほら、なんだかこの鹿の絵、走り出しそうじゃありません?
こう、鹿本体の周囲の若干滲んだ感じとか…躍動感すごくない?
は!!!ま、まさか…!?
これ、プーチンマグネットと同じ仕組みか!?
説明しよう。プーチンマグネットとは、SAORIがロシアで約80円で購入したマグネットで、見る角度によって異なるプーチンの姿が見れるというもの。1プーチンあたり40円という破格の値段に、彼が納得しているのかどうかは知らない。
なるほど、あれと同じ仕組みなら、角度を変えて見てみたら鹿が走っているように見えるのかもしれない。そう思い、バーカウンターの前で行ったり来たりしてみる。そこにチェックインを終えたおっくんがやってきて、
何してるの?落ち着きないね
この鹿の絵!見る角度によって絵が変わるかもと思って!
右から。
正面から。
左から。
うん、これ、普通の絵だわ。
変わらない…。
騙された…。
勝手にプーチンマグネットと同じ仕組みだと思い、バーカウンターの前で落ち着きなくウロウロし、落胆する女。恐らく今、これを読んだ8割強の男性が「良かった、俺んちの嫁はまともで」と思ったことでしょう。そうですよ、まともなんですよ、お宅の奥さまは。(誰?)
壁の鹿の絵以外にも木彫りの鹿や、
エレベーターの中の鏡にも鹿!
鹿ぁ~!!!
この鹿エレベーターは2基あるうちの1基(左側)だけなので、ぜひ左側のエレベーターに乗ってみて下さい。
ターンダウンサービスに戸惑う
チェックインを終えると、担当スタッフが客室まで案内してくれます。
客室廊下はスッキリと落ち着いた印象。床に敷いてある絨毯の模様は、奈良の山々を表したものかしら?客室入口のランプも可愛い。
部屋に入ると、左手前が水回り、奥がベッド&リビングエリアになっています。
今回宿泊したのはデラックスルーム(キングベッド)。いいですねー大きなベッド!部屋の中は彩度低めの暖色系でまとめられており、心落ち着く感じです。
スタッフの方に一通り部屋の中の設備を説明してもらい。最後に
『…以上となります。また、当ホテルではターンダウンサービスをおこなっており、』
『21時までのお好きな時間をお選びいただけます。いかがなさいますか?』
と聞かれました。
ター・・・?なんだって?
えっと…えっと…
何サービスですと?
ターンダウンサービスでございます
たー…?
ターンダウン、でございます
たーんだうん…
なんじゃそりゃ。
あまり聞きなれないですよね
実は私も、ここで働くことになってから学びまして
お姉さん、正直ですね
いきなり心の距離が縮まった気がした。好き。
“ターンダウンサービス”というのは一般的に高級ホテルで行われるサービスで(とはいえ全ての高級ホテルで行われている訳ではない)、宿泊客が快適に眠りにつけるよう、ベッドスプレッドやシーツを整えて客室を「寝室」の状態にするサービスのこと。内容も各ホテルによって異なり、他にもベッドサイドにマットやスリッパを用意したり、チョコレートを置いたりなど様々のようです。
35歳、初めての体験、ターンダウンサービス。
ホテルのベッドの布団とか、余裕で自分で引き剥がすタイプですが。でもまぁやってくれると仰るならばお願いしてみましょう!
じゃあ21時にお願いします!
かしこまりました
ふむ。ターンダウンサービスとやらのおかげで、夜が楽しみだな。初めての体験はどんなことでもワクワクします。
そろそろ3,500文字を超えたので、宿泊レポの続きはまた次の記事で!
<つづく>
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