10/9 ブルネイ旅行1日目
間もなくブルネイに到着。機内で入出国カードの記入をします。
ねえねえ、おっくん
なぁに?
この入出国カードにさ、所持金書く欄あるじゃん?
うん、あるね
今、いくら持ってる?
んーとね、ゴソゴソ
3,000円
勝った
5,000円
争いのレベルが低い。夫婦あわせて所持金8,000円で、ブルネイ入国です。
ブルネイの入国審査
ブルネイ国際空港に到着。
トイレの芳香剤みたいな香りがするな
悪口ではありません。思ったことが駄々漏れてしまう、しまりの悪い口を持っているだけです。トイレの芳香剤というか、まぁ良くある海外独特の香りです。
まずは入国審査。
最近、入出国の審査が自動化ゲートになりつつある中。ブルネイはまだ対人方式でした!なんか嬉しい!だってスタンプ貰えるもんね!過去に2度別室に送られた苦い経験をしていても(カナダとUAE)、それでもやっぱり対人でスタンプ貰えるシステムが好き。
はい、こちらがブルネイのスタンプです。帰国後に撮ったので出国スタンプも押されていますが。青い方が入国スタンプ、緑の方が出国スタンプです。
空港ですること①:現金調達
ブルネイ国際空港の到着ロビーはこんな感じ。国際空港とは言いますが、こじんまりとした空港です。
さて、空港に着いたらまずすること。その①は現金調達です。
最近は日常も旅行中もなるべくキャッシュレスで過ごしておりますが、それでも旅行中は現金がないとダメな場合が多々あります。
例えばブルネイ旅行の場合は、タクシー(アプリでカード連携して支払いも出来るけれど、短期旅行では面倒なので現金でいいと思う)やナイトマーケット、川を渡る地元のボートに乗る時、少額だとカードが使えないお土産屋、などですね。
ブルネイ国際空港のATMは2階にあります。到着ロビーにあるエスカレーターで2階に向かいましょう。
エスカレーターで2階にあがり、そのまま直進すると、BIBD(Bank Islam Brunei Darussalam)のATMコーナーがあります。BIBDのATMコーナーの左側にも、別銀行の剥き出しATMが数台ありました。
我々はたしか、330B$(≒26,300円)くらいキャッシングしました。ATM利用はこの1回きりでしたが、街中のデパートなどにもATMは設置されています。
ちなみに「日本円からブルネイ・ドルに両替したい!」という場合は、この次の項目で紹介しているDSTショップ(SIM購入)の隣に両替所があるので、そこで両替してください。空港や市内の両替所では日本円からの両替が可能です。ただし陸路でブルネイに入る場合は、マレーシア・リンギットやUSドルを用意しておいた方が無難です。
ブルネイの通貨
ブルネイの通貨は「ブルネイ・ドル(B$)」です。その他条約により、ブルネイ・ドルとシンガポール・ドルは等価と定められており、ブルネイ国内ではシンガポール・ドルも紙幣であれば遣うことができます。
※2019年12月現在、1ブルネイ・ドル≒80円です。
空港ですること②:SIM購入
空港に着いたらまずすること。その②はSIM購入です。
ここ3年くらい、もっぱら現地SIM派です。市内に行けばもっと安く手に入るでしょうが、空港に着いた瞬間からスマホを使いたい派なので、いつも空港で購入します。ラクだし。
今回は到着ゲートを出て右手に、DSTのショップがあるのでここでSIMを購入しました。
SIM、プリーズ
と言うと特にプランを選ぶことはなく、ツーリストSIMをポンっと出されます。ツーリストSIM(4G / 7日間 / 3GB)は、15B$(≒1,200円)でした。ちょいとお高めですが、Wifiレンタルよりは断然安いからな…。
ブルネイの通信事情
ブルネイの携帯電話市場には、『DSTコミュニケーションズ』と『プログレシフ(Progresif Cellular Sdn Bhd、以下PCSBと表記)』の2社が存在します。2016年のデータにはなりますが、市場シェアはDSTが約74%、PCSBが約26%と、DSTの市場支配力が高いようです。
空港には弱めですが一応フリーWi-Fiも飛んでいるし、ホテルやカフェなどでも無料Wi-Fiが利用できる場所が多いです。でもまぁ、もうフリーWi-Fiじゃ満足できない体になってしまったので…SIM買います。
空港ですること③:簡単な情報収集
空港に着いたらまずすること。その③は簡単な情報収集です。例えば観光情報だったり、市内へのアクセスだったり、まぁ色々ですわ。
あ、ちょっと仕事のメールしていい?
と、おっくんは急に空港でPCを開き、仕事を始めてしまいました。
じゃあちょっと散歩してくる
仕方ないので、空港周りをウロウロしてみようと思います。
ブルネイ国際空港には、可愛らしいモスクが隣接していました。
うひょー可愛いじゃないか!
おそらくブルネイに降り立った人の9割が、このモスクを写真に収めるでしょう。
あと、商売っ気の無い自動販売機がありました。シンプルぅ!
空港からブルネイ市内へは距離にして約8km。大体車で10分~15分くらいと、結構近いです。市内へのアクセスは公共バスかタクシー、レンタカー。電車はありません。
空港の建物を出て直進&左折すると、バス停があります。情報によると日中は30分に1本程度の間隔、運賃は1B$(≒80円)で運行しているようですが、空港からの最終便は17時頃で終わってしまうようです。
日本からの直行便の到着時間は17:10。入国審査に荷物ピックアップ、現金調達やSIM購入などしていたら17時半を過ぎてしまいました。それでも18時までって書いてあるし、ちょっと様子を見てみましょう。
しかし、やってくるのは団体ツアー用の大型バスばかり。公共バスは全然来ません。
ブルネイのバスは、わたくしを乗せる気がないな
公共バスは諦めて、タクシーで市内へ向かうことにしましょう。
空港ですること番外編:忘れ物
仕事終わったでー。いこかー!
今バス停見てきたけど、バスいなかった
じゃあタクシーやな
タクシーのデスクは空港出たところにあったよ
※タクシーを手配してくれる人は、商売っ気の無い自販機の対角くらいの位置にいます。
いやー!楽しみだねー!
せやなー!
と、ルンルンでタクシー乗り場に向かった我々。
あれ?なんか、ちょっと待って
???
なんかおかしい
???
お互いをまじまじと眺めたふたり。何かが…何かが足りない気がする…。
あれ…?スーツケースは?
ほんまや!!!
良く見ると、ふたりとも手ぶら。すっかりスーツケースの存在を忘れていました(←おい)。
空港内に戻りおっくんが仕事をしていた椅子付近を探すも、スーツケースは見当たらず。数十分前のことなのに、どこに置き忘れたのか記憶がありません。ATMへ行った時は持ってたのになぁ(写真見るとバッチリ写っている)。
ATMにも椅子にもないし、そうなるとSIMを購入したショップかしら?とDSTの店内を見てみると。
スーツケース、置きっぱなしだった。
店員に回収される訳でもなく普通にカウンターのところに置きっぱなしで、誰もスーツケースの存在に気付いていませんでした。
放置プレー!
完全に放置プレー!
店内に入り、ちょっと照れた感じでスーツケースを回収すると、DSTショップの店員総出で爆笑。店員だけでなく、客も爆笑。くっそー!お前ら(客)は笑うなぁ!!!
『あの子たち、スーツケース忘れるとか、ヤバくない!?』『もう、うっかりさんね!』『うっかりさんというか、もはや末期ね!』みたいな視線を全身に浴びながら、空港を後にします。
航空会社側のロストバゲージでもなく、強盗でもなく、自らロストするスタイル。
まぁおっくんは過去に
- iPod Touch / ベトナム
- サブバッグ(PC,一眼レフ,コンデジ,現金)/ ポーランド
- コンデジ(SAORIが貸したやつ)/関空
- スマホ / フランス
- 変換アダプター / エチオピア
を盗まれ、さらに5台くらい旅行中にカメラを破壊していますので、そこまで絶望しません。プラスこの笑顔で
あれーなくなっちゃったーへへへ
なんて言われたら、怒る気も失せますよね。
皆さんも、異国到着に浮かれて荷物を置き忘れることのないよう、ある程度気を引き締めて旅行してくださいませ。
次回、今宵のホテルへ向かいます!
<つづく>
(この記事は2019年10月のブルネイ旅行ブログです)
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