スラマッパギ!
どうも、SAORIです。先日ブルネイダルサラームへ行って参りました。
むかし、『日常』というアニメを良く見ていたせいで、マレー語の「スラマッパギ!(おはよう)」を言いたくて仕方なく、ブルネイでは朝になると出会う人出会う人に
スラマッパギ!
スラマッパギ!
スラマッパギ!
と挨拶をする、スラマッパギババアと化しておりました。
そんなババアの話は置いておいて。ブルネイは、公共交通機関での移動がしづらい国。電車はなく、あるのはバスとタクシーです。
主要な場所はバスでも行けますが、日本からの直行便が現地に着く時間(夕方)には公共のバスが終了していたり、路線が複雑だったり、荷物を持っての移動は大変だったりと、なにかと旅行中はタクシーの方が便利な場面も多い。
しかしブルネイはタクシーの台数が少なく、私もブルネイに行く前は『タクシーが約45台しかない』と書かれた記事を見て震えました。そんな台数だったら、タクシーの取り合いが勃発してしまいます。
私と同じように、ブルネイでのタクシー事情に震えた方の為に、本日は非常に便利な配車アプリをご紹介します!
▼それがコチラ▼
Dart(ダート)
Dart(ダート)は、2017年から開始されたブルネイの配車アプリ。このアプリがあれば、タクシーのつかまりにくいブルネイでも簡単にタクシーやDart Carが呼べます。いえい。
ホテルのフロントでも、このDartアプリが紹介されていました。
もう、これ使えってな。いや実際すごく便利で良いんですよ、Dart。
Dartの特徴
Dartを使うメリットは
- アプリで簡単にタクシー・車が呼べる
- 配車場所の指定が簡単(GPS機能付き)
- 目的地がきちんと伝わる、ドライバーと共有できる
- 配車前に金額が分かる、選べる(価格交渉不要)
- 何分で迎えに来るか(どこにいるか)分かる
- Dart Carはメータータクシーより安い
こんな感じかな?
ブルネイでは3回くらい使ったけれど、とっても快適でした!ブルネイを個人旅行するなら、絶対ダウンロードしておくべきアプリです。
Dartの登録方法
ではDartアプリの登録方法です。
出来ればブルネイに行く前にアプリのダウンロード&アカウント登録を済ませておくことをお勧めします。その理由も含めご説明しますね。
1.アプリをダウンロード
まずはアプリをダウンロード。
iPhoneユーザーならApp storeで「Dart Rider」、Androidユーザーならgoogle play storeで
「Dart」と検索すると出てきます。
検索するのが面倒な方はこちらから。
iPhoneの方はコチラ:Dart Rider
Andoridの方はコチラ:Dart
2.新規アカウントを作成
ダウンロード後アプリを起動させた画面がこちら。
Dartはまず、アカウントを作成するところから始まります。(アカウントを作成しないと利用できません)
『SIGN UP NEW ACCOUNT』をタップして進みます。
3.電話番号を入力
携帯電話の番号入力画面。ここを入力しないと先に進みませんよ!
上の行の『Country Code』は日本は+81ですが、一応ここをタップすると、
こんな感じで国コード一覧が表示されます。これで日本をタップすればOK。
そして国コードの下に、携帯電話の番号を入力します。例えば090-1234-5678という番号の方だったら、最初の0を抜かして『9012345678』と入力します。
国コードと電話番号を入力後、『NEXT』をタップすると、入力した電話番号にSMSが届きます。
4.SMSで送られてくるピンコードを入力
で。届いたSMSに記載されているピンコードを入力すれば登録完了!
ちなみに先程、ブルネイに行く前に登録しておくことをお勧めした理由がコレ。
現地でも繋がる電話番号を持っていれば(各キャリアで国際ローミング等すれば)OKなのですが。例えばレンタルWi-Fi(イ○トのWi-Fiなどなど)を借りて行く場合は、ネットは繋がっても日本で利用している電話番号でSMSを受け取ることは出来ません。またブルネイ現地で旅行者向けに売られているSIMカードは、希望しない限りデータ通信のみ(電話番号が割り当てられていないもの)です。その場合もSMSでピンコードを受け取ることが出来ません。
まぁこれらを回避する方法がないわけでもないですが、あまり大々的にオススメは出来ませんので、ゴニョゴニョ、、、
ブルネイに行くことが決まったら日本で登録しておきましょう!
5.WhatsAppやメールアドレスを登録すると
また、WhatsAppというメッセージアプリをダウンロードし登録すると、ドライバーとメッセージのやり取りができる他、メールアドレスを登録すると乗車後に領収書が送られてきます。
私はWhatsAppをダウンロードするのが面倒&ホテルなど分かりやすい場所から乗車したのでWhatsAppは登録しませんでしたが、少し分かりづらい場所で乗車する時などはメッセージのやり取りが出来た方が便利ですよね。
メールにはしっかりと毎回領収書が送られてきました。
Dartアプリの使い方
ではでは、実際に配車を頼んでみましょう。
1.乗車地・目的地を入力する
まずは乗車地を入力します。
ホテルやある程度の規模のランドマークならば、緑色のマークの欄をタップして数文字打てば、検索予測が出てきます。地図上のピンをずらして設定することも可能なので、検索予測で出てこない場所や、その辺の道端であればピンで指定しましょう。
乗車地を指定したら、同じ要領で目的地を下の欄に入力しましょう。
上の画像だと、乗車地をブルネイホテル、目的地をガドンナイトマーケットで設定しています。
乗車地・目的地が入力できたら、『SET DROP-OFF』をタップします。
2.車種を選ぶ
『SET DROP-OFF』をタップすると、このような画面が出てきます。
ここで、車種を選択します。同時に料金とどれくらいで配車されるかが表示されます。これねー、海外の配車アプリの良いところは、乗る前に料金が決まっていること。お金も用意しやすいし、ソワソワしなくて良いので好き。
そしてご覧ください。通常のメータータクシーと比べると、Dart Carの安いこと!これは使わない手はありません。
(ちなみに上の写真の料金、5ブルネイ・ドル≒400円です)
車種をタップして選んだら、Nextで次に進んでね。
3.支払い方法を選択する
続いて支払い方法の選択。
支払い方法はCash(現金)か、Dart Creditsの2種類から選択します。Dart Creditsは、VisaまたはMastercardを使用してアプリにクレジットを追加し、それで支払う方法。
短期旅行者なら、現金がラクだと思います。(ブルネイを旅行していて必ず行くであろうナイトマーケットは現金で支払いだから、少なからず現地で現金は持っているべきですしね)
4.レッツダート!
こうして乗車地・目的地・車種・支払い方法を設定すると、最終確認画面に。
ちなみに車種(料金)の下の欄では、『今呼ぶか予約するか』の選択が出来るようになっています。
確認してOKであれば、『LET’S DART』をタップしてレッツダートしましょう!
配車から降車までの流れ
レッツダートすると、地図上をDartのマークが動いている様子が表示されます。
配車された車がどこにいるかをここで確認することができるので安心です。
また、地図の下にはドライバーの顔写真、名前、車種、車のナンバーが表示されます。基本、車の見やすい位置にDartのマークのシールが貼られていますが、どの車か良く分からないという時には車種やナンバーで探しましょう。
最終手段、緑色の受話器マークを押してドライバーと通話することも出来ます。
私たちは3回ほどアプリを利用したのですが、顔写真は怖そうでも実際には優しいオジサンばかりでほっこりしました。中にはキットカット(チョコ)やミネラルウォーターが用意されていて『好きに食べてくれよ!』と言ってくれるドライバーさんや、Wi-Fi完備の車もありました。
というのも。
利用後にはこのようにドライバーの評価をする画面が現れます。評価が悪いと乗車をキャンセルされてしまうこともあるので、基本的にサービスは良くなっています。
こう、星が5個並んでいるとなぜか4つにする方もいますが。余程不快な思いをしない限りは、乗車地から目的地まで表示通りの料金で乗せてくれただけで星5つでいいと思います。キットカットが無くても、Wi-Fiが無くても、星5つでいいと思います!
実際使ってみた感想
率直な感想としては、とにかく便利!Dart Carは通常のメータータクシーより料金が安く、ドライバーさんも親切でした。(ちなみに空港から普通のタクシーにも1度乗っていますが、ぼったくられることはなく、ドライバーさんも親切でしたので念の為お伝えしておきます)
Dartで乗車地を設定する前だとこんな感じで、現在地の近くにどれだけDartに登録している車が走っているかを見ることもできますよ。
夜遅くにナイトマーケットから帰るときや、早朝に空港に行く時も、問題なく車が呼べました。タクシー不足のブルネイを個人で旅行する場合、このアプリを使わない手はありません。
楽しいブルネイ旅を
日本のように公共交通機関での移動がほぼほぼ厳しいブルネイ。公共バスもありますが、旅行中はなにかとタクシーや車移動が便利なのは事実です。ブルネイに旅行する際は、日本でDartをダウンロード&アカウント登録していってくださいね!
本当に便利だから!
配車アプリをうまく使って、快適なブルネイ旅を!
スラマッジャラン!
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