2020.03.13 アフリカ南部4ヶ国旅 Day8
<前回のあらすじ>
モザンビークにある海辺の町ビランクーロに到着。SIMを買いに行ったら、どいつもこいつもピーナッツを食べるのに夢中で全然SIMを売ってくれないという謎の町。多分、平和だと思う。
ビーチフロントの宿へチェックイン

街中での用事を済ませ、ビランクーロの宿に到着。ビランクーロには2泊します。

おっくんのバックパック、頭にのせて運ばれてる!

アフリカ味があっていいなぁ
なんでも羨ましがるマン。

オーナーさぁ、私のバックパックも頭にのせて運んでよ
運んでもらっておいて無茶言うタイプ。

ビランクーロでお世話になるのは「Casa Cabana Beach」という宿。名前にある通り、ビーチのすぐ目の前にある宿泊施設です。
3月のビランクーロは最高気温30℃くらい、最低気温が23℃くらいなので、日中は半袖で朝晩は薄手のパーカーを羽織る感じでいけます。年間を通して最高気温は25~30℃くらいみたい。暖かくて良き。

ちょうどこの頃(2020年3月)ヨーロッパでコロナの感染が拡大。ヨーロッパ諸国からモザンビークへの入国も日に日に制限がかかり、ここビランクーロは観光客が激減。
「コロナのせいでキャンセルが出たから、君たちの部屋、グレードアップしておいたよ」
とオーナー。どうもどうも。

予約は1階のガーデンビューの客室だったのですが、グレードアップで2階のオーシャンビューの客室になりました。

部屋はこんな感じ。この辺りの海の色と同じような、ターコイズブルーの壁が可愛い。

気候が良く外で過ごす方が気持ち良いからか、テラスは広め。

テラスからはこんな感じで、宿の目の前のビーチと青い海が見えました。

昼間はそこそこ暑くて日差しも強いので、テラスで風を感じながらハンモックに揺られるのが至福。
ただ、明日のツアー予約をしなければならないのと、レストラン&バーでウェルカムドリンクも飲みたいので部屋を出ます。
バザルト島(バザルート島)へのツアーを申し込む

宿でバザルト諸島(バザルート諸島)へのツアーが申し込めるので、明日のツアーをお願いしました。
バザルト諸島はバザルト島(バザルート島)、ベンゲラ島、マガルケ島、バンク島、サンタカロライナ島(パラダイス島とも言われている)の5つの島で構成されています。ツアーはバザルート島へ行くツアーだったり、バザルート島&ベンゲラ島へ行くツアーだったり、パラダイスアイランドへ行くツアーだったりと複数あるようですが、

わたしはバザルート島一択!
ということでバザルート島ツアーに申込みました。え?なんでバザルート島一択かって?まぁまぁ、明日行けば分かりますよ。ざっくり一言で言えば「ものすっごく綺麗な島」だからです(ざっくりすぎ)。ツアーは明日の朝8:30出発、大人1人あたり85USドルです。
※2020年3月は1ドル108円くらいだったので約9,200円。今だったら1ドル148円くらいなので約12,600円。円安は旅行好きには大打撃だな。
ビーチフロントのレストラン&バーでまったり

では、宿のレストラン&バーでウェルカムドリンクをいただきましょう。

レストラン&バーはビーチフロントにあるので、外の席はほぼビーチ。

ウェルカムドリンクはノンアルコールのサンライズ的ドリンク。
まだまだ暑い昼下がり。ちょっと木陰になった砂浜で心地良い風に吹かれながらノンアルコールカクテルを飲むとか。最高。

この辺りは遠浅の海なので、干潮時はこんな感じでかなり遠くまで干潟になります。

あんな所に船があるけど、あれ廃船じゃないよね?

潮が満ちたら、あの船のところまで海になるのかな
と疑ってしまうくらい、干潮時は海が遠い。

特にすることもないので、ウェルカムドリンクを飲みながらボーっと海を見て過ごしました。贅沢!
カイトボードを楽しむ地元民

ビーチベッドに寝転がりながら海をボーっと眺めたり、たまに物売りの子供たちがやってきて売り物を見せてもらったり、おっくんはkindleでひたすら読書をしたり。そんな感じで気付いたら夕方になっていました。

さっきまで干潟の上で廃船みたいになっていた船が、潮が満ちてきて海に浮かんでいました。海、凄い距離を迫ってきたな。
潮が満ちてくるのを見計らっていたのでしょうか。ちょうど私の寝転がっているビーチベッドの正面で、地元っ子らしき少年が何かを準備し始めました。

パラグライダーのアレみたいなやつ。

ほえー。これで何するんだろ。飛ぶの?飛ぶのかい?
マリンスポーツには滅法疎い。

どうやらこれは「カイトボード(カイトサーフィン?)」なるマリンスポーツで、風を受けた大きなカイト(凧)に引っ張られる力を利用して、ボードで海の上を滑ったりジャンプしたりするらしい。


おおおおおお!!!
上手にカイトを操って、気持ちよさそうに海上を滑っていきます。

そしてたまにジャンプ!

すごっ!あんな高く跳べるんだ!

私たちが宿泊している「Casa Cabana Beach」には地元のカイトサーフィン団体が建てたクラブハウスが併設されていて、ここを拠点に活動しているらしい。
青いシャツを着てビーチにいたのは恐らくクラブハウスの人。さっきまでカイトボードをしていた少年とクラブハウスの人が交替すると、明らかにクラブハウスの人の跳躍力が違う。


めっちゃ跳んでる…!!!
船を飛び越せそうな高さです。

こんな技も出来るぜー的なジャンプ。

3mくらい跳んでんじゃないかしらコレ。

最後はみんなで海に入ってプカプカしていました。海無し県・山育ちのわたしにとって、海がすぐ側にある生活って謎なんだけど。なるほど、こうやって良さげな風を操って海と戯れて遊ぶのか。つまり山育ちが良さげな木の蔓でターザンごっこしたり、とりあえず木登りする感じか。理解。
モザンビーク料理を食べよう

ひたすら海を見てまったりしていたら夕方になっていました。

お腹空いたし、ご飯食べよ
欲望に忠実。

では宿のレストラン&バーで夕飯にしましょう。

こちらがメニュー。左下にローカルフードが載ってました。一番大事なところが見切れている、残念な写真!

じゃあ俺はローカルフードの「マタパ」ってやつにしてみる!

SAORIさんは?

わたしはパスタが食べたい気分なんで、パスタで
ご当地ガン無視、欲望に忠実(2度目)。ただパスタはシーフードパスタしか無いので、必然的にモザンビークのおすすめ(シーフード)を食べることになります。結果オーライ。

珍しくコーラではなくファンタをオーダー。ファンタはなんだかんだ、グレープが一番美味い。

だいぶ日が暮れてきたところで、お待ちかねの料理がやってきましたよ。

まずはわたしの注文したシーフードパスタ。トマトベースのソースに、エビやイカ、貝がゴロゴロと入っています。さすが海辺の町!

エスワティニの時のようにとにかくパスタは山盛りで、そして少し麺がのびている。このだるだるパスタが、アフリカって感じで好きだけど。粉チーズをかけていただきます!

そしておっくんが注文した、モザンビーク料理のマタパ(Matapa)。カレーのような見た目です。

マタパはキャッサバの葉やココナッツミルク、ピーナッツの粉を煮込んだスープ。そこに(海老マタパと蟹マタパのどちらを注文したか忘れてしまったけれど)海老だか蟹だかの身と旨みが加わり、ご飯にもよく合う感じになっています。

SAORIさんも食べるー?

経験値として、ひと口だけでいい
わたしはココナッツミルクが入った料理が苦手で、あとピーナッツが使われている料理もそこまで好まないので、つまりマタパもちょっと苦手。ココナッツをその場でかち割って飲むココナッツジュースは好きだし、ピーナッツも豆をそのままとか茹で落花生にして食べるのは好きなんだけどね。
多分オシャレ女子をはじめ多くの人はマタパ、好きだと思いますよ。モザンビークを訪れたらぜひ試してみてください。

ふぃー食べた食べた!ごちそうさまでした!

少し夜風に当たりながら食休み。
明日はバザルート島ツアー!楽しみだなぁってことで、おやすみなさい。
<つづく>
(この記事は2020年3月の南部アフリカ4ヶ国周遊旅ブログです)
コメント
前回の、いかにも銃とドラッグ路線から一転、一気にリゾートで楽しかったです(^v^)
生粋の山賊の私は、こんなビーチ、過ごし方考えて酒飲んでるうちに一日終わりそうです。
読書とかかっこいい…
そうそう、私たち山賊だから、海で何していいか分からないよね。
どっちかというと狩猟に走っちゃうもんね、魚とか海藻とか。
読書とかマジで高等遊民。
次回はもっともっとリゾートだよ!
p.s.明日の昼飯のパスタは、茹で時間を表示より5分くらいプラスするとよりアフリカンな気分が楽しめると思います