アフリカ4ヶ国周遊旅計画が始動して以来、ヨハネスブルグは治安がヤバイだの、レンタカーは怖いだの、基本的に南アフリカの事に気を取られていましたが。
ここにきて、伏兵が現れました。
モザンビークです。
別にモザンビークは潜んでいた訳でも何でもなくて、ただただ私がヨハネスブルグに注目しすぎて放置していただけなんですけどね。
で、モザンビークがどうしたかと言うと、ビザの申請がちょっと面倒。
モザンビークビザは、モザンビーク大使館や領事館がある国(日本もあるよ)から渡航する場合、事前取得が必要。日本から渡航するけどアライバルビザ取得を試みる方は、ビザを事前取得しなかった理由を入国管理官へ説明できるよう準備しておく必要があります。
※モザンビーク大使館や領事館がない国から渡航する場合は、アライバルビザの取得も可能!
でね。別にビザを取得することはどうってことないんですよ。ビザ取りに行くの、何気に好きだし。ただ、モザンビークビザは必要書類が多いので、若干面倒です。
モザンビークビザ申請に必要な書類
モザンビークの観光ビザ申請には、これだけの書類が必要。
- パスポート原本
- パスポートの顔写真ページのカラーコピー 1部
- 記入済み申請書 1部
- 証明写真 1葉
- 予約済み往復航空券控え / 旅程表
- モザンビーク国内での行先等を示す旅程表
- イエローカードのコピー
- モザンビーク国内のホテル等宿泊施設の予約控え
- ビザ代金振り込み明細書(振込日は申請日と同日になるように!)
- ビザ申請者名義または身元保証人名義の金融機関発行の預金残高証明書
『全ての書類は英語またはポルトガル語で準備し、提出すること』
『日本国内からの郵送での書類受付はしていない(代理申請は可)』
多め。必要書類、多め。
しかも旅程表を出さないといけないので、航空券や宿などもバッチリ予約した状態にしなければならないし、預金残高証明書の発行手続きもせねばなりません。
英語の預金残高証明書は、大体の金融機関は店頭に出向いて1,000円近い手数料を払って発行します。発行までに日数がかかる金融機関もあるので、この書類は早めに手に入れましょう。ちなみに住信SBIネット銀行やPayPay銀行は無料でPDFダウンロードできるので、とてもラクチンですよ。
では書類を準備しましょう。
申請書の書き方は、モザンビーク大使館のWEBサイトに見本があるのでそちらを参考にしてください。
ただモザンビークさんは、
モザンビークに来る理由の詳細を聞いてきます。
なんでモザンビークに来るの?モザンビークの何が目当て?俺のどこが魅力的だと思ったの?なぁ、俺のどこが好きか詳しく教えろよ、俺のどこに惚れたか言ってみ?
うるさい。
そんなグイグイ迫ってくるモザンビークに対する答えは『Sightseeing – the beautiful ocean 』。だいぶ壮大な話になっていますが、彼を黙らせるにはコレしかありません。若干『LOVE AFFAIR ~秘密のデート』みたいな字面(字面というか…語感?)になっています。真面目な書類でサザン風味出しちゃってますが…まぁいいや。
そして旅程表も用意。ちなみにこちらは再提出したものです。
最初はモザンビークでの旅程だけを記入して持っていったのですが、それだけだとビザが下りない可能性があると言われ、旅全体の旅程および航空券・レンタカーなどの移動手段控えを再提出しました。
諸々一式準備して、いざ、桜新町にあるモザンビーク大使館へ!
桜新町にあるモザンビーク大使館
モザンビーク大使館は、東急田園都市線の桜新町が最寄り駅。サザエさんにゆかりのある桜新町には長谷川町子美術館があり、モザンビーク大使館は長谷川町子美術館の隣にあります。
なので、ひたすらに長谷川町子美術館を目指していけばOK!
西口を出ると磯野家の銅像があります。この街は磯野家の庭ということでしょうか。磯野に牛耳られた街、桜新町。
サザエさん通りを進み。
長谷川町子美術館を通り過ぎると、目的地モザンビーク大使館に到着です。
曲がりなりにも大使館なので写真撮影は控えたのですが、モザンビーク大使館の外観は民家です。世田谷のちょっと品のいい民家です。民家っぽい大使館は他にもありますが、大体頑丈な塀とか門扉があります。モザンビーク大使館は頑丈な塀も門扉もなく、完全に民家に擬態しています。(ストリートビューで見てほしい)
初めてですよ、民家のインターホン鳴らして
どうも~ビザ、ください
って言ったの。しかも
鍵開いてるんでどうぞ~
って返答されたの。なに、セキュリティーとかいいの?玄関で靴を脱いでスリッパを履いて中に入るとか、完全に友達の家状態です。世田谷の友達の家です。
無事、モザンビークビザ発給
足りない書類の再提出はありましたが、無事モザンビークビザ、発給されました。
わーいわーい!普通のビザだー!
2022年現在、モザンビークビザの発給には通常4~5日。急ぎの人はお金を出せば、2~3日コースと1日~24時間コースというのもあります。2020年は通常申請8,500円だったのですが、今は10,420円になっています。詳しくは大使館のWEBサイトをご覧ください。
▶ モザンビーク大使館 ビザの申請
無事ビザを手に入れたので、宣言通り、モザンビークのビューティフルなオーシャンを満喫しに行きたいと思います!待ってろモザンビーク!
<つづく>
(この記事は2020年3月の南部アフリカ4ヶ国周遊旅ブログです)
コメント
桜新町、思い出の地です
大国の大使館は物々しいですが、こんな平然とある大使館?も拍子抜けして面白いですね。
そこらへんの路地にゲロ吐きまくったかもしれないです
今日は少々苛立つことがあったのですが、気が紛れました。
トシのせいか、すぐカッとなりやすです。昔からそうか。
ありがとうございました
おはよう紳士
マジかよ、若い頃のいい思い出だね~、今はそこまで羽目外せないもんね。
羽目外してもいいけど、うちの実家にゲロ吐かないでね!
紳士が心穏やかに過ごせるよう、定期的な更新を心掛けるね!
あとカルシウムとりなよ