10/11(金) ブルネイ旅行3日目
ブルネイの首都BSBから水上ボート、車、ロングボートと乗り継いで、約2時間半かけて辿り着いたウル・テンブロン国立公園。
▶ ウル・テンブロン国立公園 日帰りツアーに参加したよ①
こちらの国立公園事務所で手続きをした後、キャノピーウォークへ向けて出発します。
渡り廊下のようなところを進んでいき。
ここからトレッキングスタートです。
ウル・テンブロン国立公園のトレッキングルート(キャノピーウォークまで)の8割は階段だと思ってください。階段は全部で716段あります。
そんなに長い距離を歩くわけではないのですが、階段なので普段まったく運動をしない方には少しキツイかもね!
熱帯雨林の原生林の中を、1段1段ゆっくりのぼっていきます。
森好きにはたまりませんな。自然最高。気持ちいい。生き返る。
日光は木々に遮られているので、日差しがキツイということはありませんが、高温多湿な気候の中でのトレッキングなので、じっとりと汗をかきます。水分補給しっかりしてね。
途中にある吊り橋。
何故か渋滞しています。と、我々のガイドさんも吊り橋の手前で座り込んでしまいました。
『アレ、中国人の団体客ね』『この吊り橋、数人ずつしか渡れないんだけど、ほら見て』
と言ってガイドさんが指さす先には、吊り橋の上でポーズを決めて写真を撮りまくる若い子たち。
『中国人は写真撮影が長い、だから橋渡るまでに時間かかる』『あなたたちも座ってな、まだまだ時間かかるから』『(・д・)チッ』
うっぜえええええええええ!!!
あらごめんなさい、性根の腐った三十路ババアの心の声が!いやでも本当、頼むから1本しかない吊り橋の上で、30ショットも40ショットも撮るのは勘弁してほしい。
もうチャイナマネーで撮影用の吊り橋作れよ。母国に。
現地のガイドさんたちも結構呆れていたけれど、これがもう観光地では通常運転なので受け入れるしかありません。
それに彼らもね、別に悪気がある訳ではないのでね…分かってはいるんだけどね…イライラしてしまう。理性より感情が先走ってしまうタイプなので、2020年はもっと寛大な心を持つように精進したいと思います!
やっと吊り橋から撮影班(中国人観光客)が撤退してくれました。
あ、もちろん吊り橋の上で写真を撮ってもいいんですよ!何十分も居座られると後の人が迷惑するって話です。ガイドさんも吊り橋の上で記念写真を撮ってくれます。
吊り橋を渡った後も、ひたすら階段を上ります。
ところどころ休憩スポットと、今ここが階段の何段目か印がつけてあります。
ここで641段!もうすぐキャノピーウォークだよ!がーんばれっ!
そして…
どーん!キャノピーウォーク到着です。
高さは43mのキャノピーウォークは鉄パイプなどを組んで作られた橋で、これに登ると鳥のような視点で熱帯雨林の原生林を上から眺めることができるのです。わくわく!
ちなみにトレッキングのスタート地点からキャノピーウォークのところまでで、階段は716段。だいたい香川県の金刀比羅宮くらいですね。(金刀比羅宮の階段は785段、奥社まで行くと1,368段)
じゃ、上りますか!キャノピーウォーク!うぇい!
キャノピーウォークは4~5人ずつしか上れないので、ここも結構渋滞します。
工事現場の足場みたいなところをひたすら上っていくよ!
鉄パイプを組んだようなものなので、上っていくとたまに揺れます。揺れるし、下も丸見えです。高所恐怖症の方には厳しいかもしれません。
目の前に見える塔がキャノピーウォークの頂上部分です。
この辺でも十分景色良いですけどね。木の上の方って普段間近で見ることないから新鮮!
のぼるぜうぇーい(雑)
こちらがキャノピーウォークの頂上からの景色です。
原生林群から飛び出しているので、360°ぐるーっと見渡すことが出来ます。もう見渡す限り、濃い緑・緑・緑!緑だらけ!恐竜とか出てきそう。
ここだけ現代社会と切り離されているような、そんな大自然が目の前に広がっていました。カッコよかった!!!
自然大好きな方は是非、ウル・テンブロン国立公園に行ってみてください。
そうでなくても、都会の喧騒や無能な同僚、男女関係の縺れに疲弊している方も、ここでパワーチャージすると良いと思います。多分、全部どうでも良くなって気が楽になります。地球に比べればどれもちっぽけなもんだもんね!
ウル・テンブロン国立公園、制覇っ!
<つづく>
(この記事は2019年10月のブルネイ旅ブログです)
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