ブルネイの宿情報です!
ブルネイでは「The Empire Hotel&Country Club(エンパイアホテル)」に2泊しました。エンパイアホテル自体が観光名所のような立ち位置なので、施設を全て見て回るとかなり時間がかかります。
今回の記事ではエンパイアホテル内部メインにご紹介します。
The Empire Hotel&Country Club基本情報
駐車場:有り(無料)
Wi-Fi:有り
チェックイン:14時~
チェックアウト:~11時
客室数:522
レストラン、カフェ、ツアーデスク、プール、カントリークラブ、レジャー施設、24時間ルームサービスなど、とにかく何でもある。
エンパイアホテルはブルネイで最も高級なホテル。建物内には21金の装飾が施され、イタリアの大理石を使った巨大な柱やスケール違いの吹き抜けなど、そのあまりの豪華さゆえに“7つ星”と称されているほど。
(称されているだけなので、実際は7つ星ではありませんし、7つ星ホテルという基準自体存在しません)
それだけ豪華なのに閑散期は1泊1部屋2万円台から宿泊することが出来る(!)という太っ腹なホテルなので、この機会に豪華なホテルを味わっておくのも良いと思います。
規模が違いすぎる、豪華なロビー
こちらがエンパイアホテルのアトリウム。この建物の中に、レセプションやカフェ、ロビーラウンジなどが入っています。
エントランスにはドアマンが立っており、ゲストが出入りするたびに優雅にドアを開け閉めしてくれます。ドアマンがいる扉って、自動ドアよりも贅沢なイメージですね。
ロビーからエントランスを見た写真。
キラキラ輝く大きなシャンデリアが印象的!ホテル内のシャンデリアはイタリアやフランス製で、ほとんどがスワロフスキーガラスを使っているのだそうよ。
ほら、ドアの所にドアマン、いるでしょ?
今までの人生を振り返ってみても、メンズにドアを開けてもらうだなんて経験、そうそうしたことがありません。(それに値しない女だったのが敗因)
なので暇さえあれば、ドアを開けてもらってニンマリしていました。
迷惑ですね、ごめんなさい。
ロビーの壁面には大きくて立派な絵画が。その前には椅子とテーブルセットが配されており、こなれている感じの宿泊客たちはここに座って談笑していました。
庶民のわたくしからすれば、
椅子と椅子の間隔、広すぎじゃね?
と思ってしまうのですが、これが余裕のある方々のパーソナルスペースなのでしょう。
エントランスから真っ直ぐ進むと、レセプション(写真の右側)があります。
ここで宿泊者は手続きをします。レセプションのすぐそばにデスクがあり、そこでツアーの申込みやレストランの予約、タクシーの手配をしてくれるよ!
個人的には、一番手前に写っている男性の足の長さに驚愕
ホテル関係ない感想ですみません。
レセプションの先にはショップが入っている通りがあります。
こちらのお店は24時間営業で、コーヒーやパンが買えるよ!
ホテルのシンボル!大理石の柱と桁違いの吹き抜け
レセプションの先にはエンパイアホテルのシンボルとも言える巨大な大理石の柱がドーンと立っており、ものすごい高さの吹き抜け空間が広がります。
まず一番下のフロアまで下りてみましょうか。
はい、一番下のフロアから見上げてみました。
吹き抜けの高さは、なんと53m。
53mと言われてもピンとこない人もいるでしょう。そうですね~身近なもので例えると、
ラピュタのロボット兵、15.5体分くらいだ
全然分かりませんよ、大佐。ラピュタのロボット兵は身長344cmという設定らしいので、あのロボットを15.5体くらい積み上げれば、この吹き抜けの天井に届くという計算です。
え?何?自分はジブリ世代じゃないですって?
うーん、じゃあ。『進撃の巨人』の超大型巨人(ベルベルト)が約60m超なので、大体あんなもんですわ。
アニメで例えるのをやめて真面目に言うと、15階建てくらいのビルだと思って下さい。その53mの高さが全て吹き抜け。さらに本来15階くらい作れるところに、たった5フロアしか設けていないんです。どれだけ贅沢に空間を使っているか、想像できましたでしょうか?
吹き抜けの開放感の中に、大理石の柱の存在感。富の象徴という感じですね。
エスカレーターと階段。
今にも舞踏会が開かれそうな、お城の階段のような階段です。階段で写真撮影をしている女性が多かった。ぜひ皆さんも姫にでもなった気分で優雅に階段を下りてみては?
エスカレーターをのぼって振り向くと、一面ガラス張り!
綺麗ー!これ、夜に外から見ると。
ガラスケースの中に宝石を詰め込んだような、とっても綺麗な外観。
近くで見ても、遠くから見ても、うっとりするよ!
吹き抜け空間に突き出るような形で、各フロアがあり、レストランやカフェになっています。
ここ、朝食ビュッフェとか食べるメインダイニング。朝食の様子は別記事で書きますね。
高さの面でかなり贅沢な空間の使い方をしているエンパイアホテルですが、各フロアでもこのように良く分からないだだっ広いところにポツンとテーブルセットやソファが置かれています。
この空いたスペースを、東京の住宅に分けてほしいですね!
SAORIを混乱させたエンパイアホテルの一室
エンパイアホテル内を散策していた時に、トイレに行きたくなった我々。部屋まで戻るのは面倒なので、ホテルのトイレを探します。
トイレはどこかな~
あ、トイレあった!
『ギィィィイイ・・・』
『え・・・?』
『え…???』
『パタン…』
あれれれれ?
わたくしトイレの扉を開けたつもりだったのですが、貴族の憩いの場に繋がっていたような…。
ひとまず開けた扉を閉めて、再度扉のサインを確認。
どう見てもトイレだよな。
この扉、時空が歪んでいたのかしら。
ちなみにおっくんもトイレに行ったのですが、扉を開けた瞬間、
え!?
という声が男性トイレ側から聞こえました。
どうやら男性トイレも時空が歪んでいたようです。
うーん。気を取り直して、もう一度。
『ギィィィイイ・・・』
やはり、どう見ても貴族の憩いの場です。
頼むからトイレに繋がってくれ。
実はこの貴族の憩いの場にもうひとつ、奥に続く扉があり。
トイレはこの奥にありました。
じゃあこのスペースは一体何なのだ。ウェイティングスペース的なサムシングなエニシングなのか。王族や貴族の膀胱は、切羽詰まっている時も優雅にソファでウェイティングできる仕様になっているのか。
庶民の膀胱にそれは酷である。わたくしの膀胱はもちろん庶民仕様なので、こんなフカフカのソファでウェイティングしている場合ではない。モジモジしながら奥の部屋へ直行です。
トイレも綺麗でした。
こんな感じで庶民の感覚で訪れると、非常に混乱する空間が満載のエンパイアホテル。
ぜひ皆さんも、異世界(というかトイレ)への扉を開いてみてください。
<つづく>
(この記事は2019年10月のブルネイ旅行ブログです)
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