なぜ人間は「頑張れば間に合うギリギリのタイミング」で目覚めるのか

2022.11.25 カタールW杯・中東3ヶ国旅 Day4

＜前回のあらすじ＞

宿泊施設を移動し、ザハ設計のスタジアムでスイスvsカメルーンの試合を観て、夜ごはんはアパートメントでレトルト和食。夜中2時発の国際線に向けて、早めに就寝。

皆さんは寝坊したこと、ありますか？ありますよね。

私もあります。びっくり沢山あります。

特に大学生の頃は、それはそれは酷いものでした。
その雨の多さから『1年の366日は雨が降る』と言われる世界遺産・屋久島に匹敵するくらい、寝坊による遅刻が多かったSAORI。

つまり、私の寝坊はほぼ世界遺産。

何を言っているのか良く分かりませんが、大学時代は私を取り巻く時空が歪んでいたのだと思います。絶対に待ち合わせ時間に姿を現わさないので『グループ設計課題（建築学科だった）の現調、あいつだけ待ち合わせ時間を1時間早く伝えよう』という対策がとられた程です。とても好感が持てますよね、叱責するのではなく対策を講じるという姿勢（←寝坊しておいて何様目線）。

人はうまく動かしてなんぼってことですよ。

ちなみに私のキングオブ寝坊伝は

『新卒入社初日に寝坊して昼出社』

です（今勤めている会社ではない）。てへへ。

20代はこのようにガッツリ寝坊することが多かったのですが。
30代になると、何でしょう。眠りが浅くなるのでしょうか。

ガッツリ寝坊することは無くなり、代わりに『頑張れば間に合うギリギリのタイミング』で目覚めることが増えました。普段の仕事然り、旅行中然り。寝坊はするけれど、遅刻はしなくなりました。私の旅行中で言えば、沖永良部島へ行く時に沖縄で寝坊してブラを落とした話が有名（当社比）です。

あの何かが降臨したかのような、「余計なことを考えず全力で頑張れば、ギリギリ間に合うタイミング」で目覚めるのは一体何なのでしょう？完全に肉体と精神を試されているとしか思えません。例えるなら土俵際で粘る力士の足腰みたいな気持ちです。

さて。なぜこんな話をしたかと言うとですね。

したんですよ。寝坊。

この日は深夜2:05発の便でドーハからアブダビへ飛び、朝8:00の便でアブダビからバーレーンへ飛んで約6時間バーレーン滞在。そして15:40の便でバーレーンからサウジアラビアへ飛ぶ、というハードスケジュールだったんですけどね。

SAORI

一応国際線だし、0時前には着くようにしよう

おっくん

そだね

慣れてくると「別に空港に着くの、ギリギリでいいじゃん」となると思いますが。まぁ国内ならいいです別に。私は一度エチオピアでマジで泣きそうになったので、それからはアクシデントがあっても対応できるよう、国際線は時間にゆとりを持って行動するようにしています。
▶ エチオピア航空の航空券が突如使用不可になった話

SAORI

このアパートメントから空港までは、Uberで15分ってとこか

SAORI

荷物まとめたりUber呼ぶ時間も考えて、23時には起きよう

おっくん

そだね

SAORI

寝過ごしたらバーレーンとサウジ、両方パーになる可能性大だからね！

それだけは勘弁していただきたい。サウジビザ、高かったし。あとこの機会じゃないとバーレーン行こう！ってならないだろうし。

23時ちょっと前から5分おきにアラームを複数回セットして、19時過ぎに就寝。30代後半とは言え、約4時間の睡眠がとれれば、あとはテンションでカバーできるもんね！

そしてどれくらい眠ったでしょうか。アラームに起こされた訳でもなく、自然と目が覚めたSAORI。

SAORI