2017.12.31(sun) UAE・モロッコ・セネガル旅行8日目
Joal Fadiouthでの貝殻島、共同墓地、バオバブ観光を終え。再びセネガルの首都ダカールへ戻り、今宵は年越しハッピーニューイヤー!
ダカールへ戻ろう
ではJoal Fadiouthからダカールへ戻りましょう。
何気にこういった舗装されていない道とか、ローカルな感じの景色、好きなんだよね。
ダカールへの戻り方は、Joalへ来た時の逆を辿ればOK。Joalのターミナルで「ダカール!ダカール!」と連呼すれば、誰かが案内してくれます(基本人任せ)。
▼Google map貼っておくので参考にどうぞ▼
あーら可愛いロバね!
セットアップはすぐに出発しないので、適当に時間を潰します。他にも誰か乗ってくるのかな?と思っていたら沢山荷物を積んだだけで、結局我々3人+ドライバーでダカールに向けて出発。
ダカールに近付くにつれて、少しずつ建物や人が増えていきます。セネガルは未だ低所得国として位置づけられており、急激な人口増加に伴い無計画に拡大した都市はインフラ整備が追い付いていません。まだまだ伸びしろがある都市ということで、今後にも期待です。
GSアーティストにロックオンされる
ダカールへ帰る途中、ガソリンスタンドに立ち寄った私たちの車。
あれ?なんかライブみたいなのしてる
え?どこどこー?
ほら!あそこ!
分かりますか?写真に赤丸で囲ったのが、ガソリンスタンドの一角で歌を歌っていた人です。スタッフのような人々はいるけれど、特に観客が集まるわけでもなく。なんだろう、今夜そこのカフェでやる(かどうかは知らんが)年越しライブのリハーサルかしら?
と、車の中からぼんやりと眺めていたら。
Hey!Yo!
…え?
カモーン!
…え
完全にこっち見てるわ。
こちとら、ガソリン入れに立ち寄っただけなのに。さっきまで私にお尻を向けてリハしていた彼の、アーティストとしてのセンサーが反応したのか。観客になりそうなアジア人(しかも車の中)を見付けると、物凄い目力でロックオンしてきた。やばい。逃げられない。視線を逸らせない。
彼の歌は今、紛れもなく車窓越しの私に捧げられている。
YOYO響け俺のリリック!
届けお前にフィリップ!
フィリップ…誰?
thank you…love…forever…
と言われたかどうかは知らないけれど。こんなにも真っ直ぐに歌を捧げられたのはSAORI史上初めての出来事。危うくキュンとしてしまいそうな感じもありますが、でもね、
ここ、ガソリンスタンド。
そう。ただ、燃料を入れに来ただけなの、私たち。
ブルルルル…
アーティストの愛に応える間もなく、燃料満タンになった私たちの車はガソリンスタンドを去った。GSアーティスト、良いお年を。
車窓ショッピングで花火を買う
そうそう、セネガルの年越しって、皆で花火ぶっ放すらしいよ
え!そうなん?
うん、何かで読んだ
どこかで花火買わなきゃな!
そんな会話をしていたセットアップ車内。
夕方のダカールへ向かう道は渋滞していて、路上にいる物売りのお兄さんを眺めながら、
豆じゃなくて花火売ってる人いないかなぁ
なんて冗談で言っていたら。
リアルに花火売ってる人がいた(写真はない)。
あ!あの人花火売ってる!
マジ!?買おうぜ!
手持ちの打ち上げ花火をお買い上げ。
CHINA製の花火は車の室内幅ギリギリ入るくらいの、やたら長くて細いものだった。これ、本当に花火出るのかな…?まぁいいか。ドライブスルー的な感じで年越し花火をゲット。
今宵のお宿は山田さんち
年越し用の花火もゲットして、無事今宵の宿へ。
今夜お世話になるのはー!
「山田」さんちです。マジです。
山田さんちはダカールの日本人宿。宿の正式名称は「シェ山田」です。
ダカールには日本人宿が2軒あって、セネガル到着初日に泊まった「和心」さんと、こちらの「シェ山田」さん。セネガルは他の国に比べて情報が少なかった(西アフリカはどうしても少なめ)ので、情報を得るためにも日本人宿に泊まったという訳です。
日本人宿、しかもドミとかめっちゃ久々!それこそ南米以来かもしれない…。面白い人がいることを期待して、本日の記事はここまで!
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月の西アフリカ旅ブログです)
コメント
写真が上手です
共同墓地やグリス?をみると、アフリカのニッポンになれたかもしれないですね
紳士、ありがとう。そして2021年も宜しくm(__)m
ムスリムって過激なイメージがあるけど、こんな寛容な国もあるんだ~と。むしろほぼムスリム国家ということを忘れてしまうくらいの、日本にちょっと似た宗教観の国だったよ。