12/29(金) UAE・モロッコ・セネガル旅行6日目
いよいよ今回の旅のある意味メインとなる国、セネガルへ!
いや、だってこの3ヶ国の旅、おっくんの寝言から始まったからね。
次どこ行く?
セ…セネガル…
から始まったからね?
それからはちょっぴり大変でした。セネガルが位置する西アフリカエリアは、どうしても情報が少ない。「地球の歩き方」も西アフリカの歩き方は出版していないし、全てが謎。ネット&知人&現地在住の民から情報を収集するしかありません。
それだけ情報源があれば十分ですけどね。じゃ、いってみよー!
ロイヤルエアモロッコに初搭乗
モロッコ(カサブランカ)⇔セネガル(ダカール)は現在、
- ロイヤルエアモロッコ
- エア・セネガル
の直行便が就航しています。
私たちが乗ったのはロイヤルエアモロッコAT517便(当時)。19:00にカサブランカを出発し、22:40分にダカールに着く便でした。
※2020年6月現在、この便は存在していません。現在は00:45発のAT503便もしくは11:30発のHC332便です。
初めてのロイヤルエアモロッコですし、初めてのセネガルですし、写真いっぱい撮っただろうと思いきや。私のスマホにはこの写真しか残っていませんでした。
食欲がわかない機内食の写真。
これ、何だったんだろう?左の納豆みたいなやつ、何?自分で食べたくせに、ミリも覚えていません。もう二度とこの機内食に出会う気がしないので、謎が解ける事はありません。どなたか食べたことがある方、いらっしゃいましたらコメント欄にコメント残してください。
セネガルってどんな国?
ではセネガルに着くまでの間、簡単にセネガルという国について予習しましょう。本当に簡単に、ざっくりですよ!
セネガルの国土・時差
黄色で塗ったところがセネガルです。アフリカ大陸の最西端に位置する国ですね。セネガルの面積は197,161㎢と、日本の約半分くらいの大きさ。日本との時差は-9時間(日本が正午の時、セネガルは午前3時)です。首都はダカール。かつて行われていたモーター競技「パリ-ダカール・ラリー(パリダカ)」の終着地点です。
※ダカール・ラリーは2020年からサウジアラビアで開催されています
人口・民族・言語
人口は約1,670万人(2020年6月現在)。ウォロフ人を筆頭に、セレール人、プル人といったおよそ20の民族で構成されています。30以上の言語が存在する、いわゆる多言語国家のセネガルは、かつてフランスの植民地だったことから公用語はフランス語になっています。公用語とは別にウォロフ語など11の言語が国語として位置づけられており、国民の約8割がウォロフ語を話せるのだそう。
通貨
セネガルの通貨はCFA(セーファーフラン / フランセーファー)で、2020年6月現在1CFA≒0.18円です。つまり、ざっくり5CFA≒1円と思っておけばOK。計算しやすくて良いですね!
しかもこのCFAフランは、西アフリカの8ヶ国(ベナン、ブルキナファソ、ギニアビサウ、コートジボワール、マリ、ニジェール、セネガル、トーゴ)で使用することが出来る共通通貨なのです。
ただ、西アフリカ8ヶ国はこのCFAフランから新共通通貨「ECO」に移行すると2019年12月に発表しているので、今後はECOになるのかな?2020年までに導入を目指していたようですが…今はそれどころじゃないか。次に西アフリカエリアへ行く時には通貨が変わっているかも!
宗教
イスラム教、キリスト教、伝統的宗教。割合としては95%程がイスラム教。
ひとまずこれくらいの知識を備えておけばOK。ちなみに90日以内の滞在であればビザは不要なので、パスポートだけ握りしめて、いざ入国です。
ちょっとしたタクシートラブルの洗礼
ごめんなさいね、空港の写真、ありません!てへへ。
セネガル(ダカール)の空港は、2017年12月に旧空港から新空港「ブレーズ・ジャーニュ国際空港」に移転したのですが、これがダカール市内まで約50kmくらいあるんですよ。ざっくり成田空港~東京都に入るくらいの距離。
23時前に空港に到着し、そこから現地通貨を調達したりSIMを購入していたら時刻は24時近く。空港から市内へはタクシー代18,000CFA+有料道路3,000CFAの合計で21,000CFA(≒4,200円)と事前に日本人宿の方に聞いていたので、タクシーで向かうことにしました。3人で割り勘すれば1人あたり7,000CFA(≒1,400円)だしね。
ででで。
市内へ向かうには途中で有料道路を使うのですが、料金所の前でタクシーの運転手が
ごめん、有料道路代払う金持ってないから、今ここでタクシー代全額もらっていい?
と言うではないか。後で『貰ってない』と言われるのが嫌なので、事前に払うのは避けたいのですが…これ払わないと有料道路乗れそうにないので仕方ない。
じゃあタクシー代全額今ここで払うからね?全額払ったからねー!
タクシー代と有料道路代をお支払い。さあ、ダカール市内へ向かってくれ!窓の外は暗くて景色は良く分からなかったけれど、バオバブの木のシルエットが見えたりして「バオバブー!アフリカっぽいー!」と興奮。
こうして約1時間程のドライブを経て、無事今夜の宿付近に到着。荷物を車から下ろし、
メルシー!じゃあね!
と去ろうとすると、運転手が一言。
さっき有料道路代しか貰ってない、タクシー代払え
KU・SO・GA!!!
もう~払ったじゃないの~さっき!全額!3人ともちゃんと見てたのに!この~欲しがり屋さんめ!!!財布を確認しても、空港で調達した現金からタクシー代+有料道路代がしっかり減っていたので、金額を間違えて渡した訳でもありません。
数分揉め揉めしましたが、払ったものは払ったので
払ったよ
払ったで
払ったから
と言い終了。もしかしたらね、騙そうとかじゃなくて彼の勘違いかもしれないしね。改めて、現金授受は気を付けようと思う出来事でした。
ダカールの日本人宿「和心」
セネガル初日の宿は、首都ダカールにある日本人宿「和心」さんへ!
和心のオーナーの原田さんやスタッフの方々には、たった1泊(しかも深夜着で翌日チェックアウト)だったにもかかわらず、とても親切にしていただきました。この時はちょうど空港が移転になったタイミングで、日本では情報皆無だった空港情報なども詳しく教えていただき…感謝です。
と、ここまで感謝しておきながら。
ゲストハウスの写真が、ほとんどありません!
セネガルに到着した時、私のスマホ、電池でも切れていたのか?というくらい、写真がありません。本当にすみません。宣伝できなくてすみません。すみません…
外観はこんな感じです。和心さんは日本食堂とゲストハウスを営んでおり、この建物の1階は日本食レストランになっています。
写真では駐車場で寝転がっている人がいますが、気にしないでください。お仕事の休憩中と思われます。昼間は暑いしね。
日本食レストランのメニューの一部。
私たちは深夜着で翌昼には宿を出てしまったので、日本食を食べることはできませんでしたが。セネガルで天ぷらとか焼き鳥が食べたくなったら、こちらへどうぞ。
短期旅行だとそこまでじゃないんだけど、やはり日本で生まれ育ったからでしょうか。ふと出汁が、味噌が、刺身が、卵かけご飯が、かつ丼が、恋しくなるんだよね~マジで。日本食と風呂はめちゃめちゃ恋しくなる。出汁なんてもう、あれは神の汁ですよ。神汁。かみじる。
ちなみに我が家は「やまやのうまだし」を愛用しています。茅乃舎の野菜出汁も好きです。あれ?和心さんの日本食堂をご紹介しているつもりが、何故か出汁の話に着地してしまっている。怖いですね、ババアの雑談って。脱線しすぎだろ。
1Fレストランの壁には豪快な「和心」の文字が!
すごいなコレ、壁に掛けながら文字書いたのかな?墨、垂れてるし。
ゲストハウスはというと、個室が2部屋とドミトリー(6ベッド)があります。
こちらは個室の写真。マットレスがフカフカでした!この日は1日かけて移動だったので、部屋に着いてシャワー浴びて爆睡。それゆえ、これしか写真がありません!
和心さんのWEBサイト ▶ https://shotaharada.com/
和心さんのゲストハウス詳細 ▶ https://shotaharada.com/guesuhouse
セネガル旅行の際は、ぜひ泊まって or 寄ってみてくださいな!
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月の西アフリカ旅ブログです)
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