2018.01.02(mon) UAE・モロッコ・セネガル旅行10日目
セネガル滞在最終日。最終日も色々出かけるよ!
オーダーメイドした服を受け取りに
まずはセネガル到着2日目にオーダーしていた服を受け取りにいきます。
朝から賑わってますねー!
途中、スイカを売っているお母さんがいたのでスイカを買いました。
ほら、水分とかカリウムとか、大切だもんね。
その後もカフェ・トゥーバを売っている屋台を見付ければカフェ・トゥーバを買ったり、
揚げドーナツみたいなのを売っている人がいれば揚げドーナツを買ったり。
買い食いが、止まらない。
まぁ買い食いは街歩きの醍醐味みたいなところもありますからね!個人的に買い食いで好きな食べ物は、コロッケと冷やしキュウリです(セネガルあんまり関係ない)。
ちなみに作ってもらった服がこちら。仕事が速くて丁寧な「MAMADOU BARRY(ママドゥバリー)」さん、ありがとう!セネガルに来たら洋服のオーダーメイド、おすすめですよ!
アフリカ・ルネサンスの像を見に行く
さて今日のメインスポットはこちら。
「Monument de la Renaissance Africaine」
日本語で「アフリカ・ルネサンスの像」です。
セネガルの首都ダカールにある巨大モニュメント。像の高さは約50m。2006年に当時の大統領アブドゥライェ・ワッドが「西アフリカの国に観光客を惹きつけるような公共記念碑の設置を」と発案・計画、2010年に完成したが様々な論争を呼んだ。
像の大きさが約50mと、ブラジル・リオデジャネイロにあるキリスト像よりも高いというのもまぁ頑張ったな、と思うところですが(なぜに上から目線)。個人的に一番「え!」と思ったのが、この巨大モニュメントを作ったのはなんと北朝鮮の企業なんです。
へー!こんなとこで外貨稼いでいたのか!
北朝鮮が国際社会と絡んでいるイメージって薄いと思うのですが、けっこうアフリカ諸国を外貨調達の場としているようです。そしてこうした巨大な像を造るのは、北朝鮮の得意分野。銅像ビジネスで外貨をガッポガッポという訳です。なかなか興味深い。
逆光で像のシルエットしか見えませんが、とりあえず北朝鮮作のアフリカ・ルネサンスの像、行ってみましょう!像に辿り着くには全187段の階段をのぼらなければなりません。
すーぐBBAの足腰に負担掛けてくるんだから
普段ミリも運動しないんだから、容赦してほしい。
187段を普通にのぼってもつまらないので「じゃんけんグリコ」をしてのぼる我々。
じゃーんけーーん、ぽん!
っしゃー!ち・よ・こ・れ・い・と!
全然アフリカ・ルネサンスの像に辿り着かない。よくよく考えると、じゃんけんグリコで仮に文字数の多い「チョコレート」と「パイナップル」で勝ち続けたとしても、187段をのぼりきるには最低32回は勝たねばなりません。そこには「グリコ」も混ざってくるわけで、しかも3人でやるし、
一体何回じゃんけんすればいいのだ。
旅先のテンションは人を狂わせる。
アフリカ・ルネサンスの像の内部へ
アフリカ・ルネサンスの像は、その像の内部に入ることもできます。ただし有料で、セネガルにしてはなかなか高い入場料をとってきます。しかも、この像で得られた観光収入のうち35%がアブドゥライェ・ワッド前大統領の懐に入る契約になっているらしい(wikipediaより)。
え、そんなのアリなの?
だってほら、想像してみてくださいよ。「日本への観光客誘致のためにでっかい像を造ります!」と言って、その像で得た観光収入がいち個人の懐に入るだなんてあり得ないでしょ?
しかもこの土地は政府所有地でそれを北朝鮮に譲渡。北朝鮮が土地を他者に転売して得た金銭を以て、建造費の支払いがなされたと言われているそうです(wikipediaより)。
え、ますますヤバくない?
そんな政治腐敗にまみれた像の内部、いったいどれだけドロドロしているのでしょうか。たとえ35%が前大統領の懐に入るとしても、見に行かずにはいられません。
像は男女と、男性に抱かれた子供の3人の像となっており、男性の頭部の部分が展望台となっています。
まずは男性のおでこから子供の方を見てみましょう。
じゃん!
わー大きいー!
正直、それ以外の感想はない。
続いて男性の後頭部から女性の方を見てみましょう。
じゃん!
顔面の圧が凄い。
なんというか、こう、すごいんですよ。圧が。像を下から見た時はしなやかな体の出で立ちだったので、穏やかな顔面を想像していたのですが、すごい意志の強そうな顔面の像でした。
まぁそうだよね、ルネサンスの像だもんね。内部に入る価値があるかと言うと、まぁせっかくセネガルまで来たし、入ってみれば?くらいな感じです。海抜150mくらいの高さなので、街は遠くまで見渡せますよ。
さらに像の内部には資料館もあり、像建築の様子やアフリカ原住民の人形などが展示されています。
部活前のストレッチかな?
ガイドさんに解説してもらえば良いのでしょうがフランス語オンリーだったので、自らの想像力と解釈で見進めます。
わ!これアレだよきっと
種族の命運をかけた決闘だよ!
そう言って彼らの武器を確認。
左側、そんな馬の尻尾みたいな武器じゃ負けちゃうよ
だって右側、鋭利な刃物持ってるよ?
そんな毛でどうやって闘うのよ…
展示の人形に対して、いちいちお節介を焼いて楽しんできました。これはこれで良し。
(展示の意味は全く分からなかった)
「アフリカ・ルネサンスの像」の場所
セネガル料理「チェブジェン」を食べる
ちょうどお昼時になったので、アフリカ・ルネサンスの像の近くにあった食堂に入ります。ここで頼むのは「チェブジェン」というセネガル料理。チェブ=米、ジェン=魚、という意味です。
出てきたチェブジェンがこちら。あれ、なんだかすごい真っ赤です。
これはヤバイ…
見るからに辛そうなチェブジェン。おかしい。事前に聞いていたチェブジェンは、もっとこう、魚の煮汁で炊き込んだ優しい味のピラフを想像していたんだけど。
案の定、食べたらそれはもう激辛で、汗というか涙を流しながら食べました。ここ、激辛のお店だったのかな…。セネガルに今後行くことはほぼ無いと思いますが、また行く機会があったら辛くないチェブジェンが食べたいです。
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月の西アフリカ旅ブログです)
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