12/30(土) UAE・モロッコ・セネガル旅行7日目
今日はSAORI的セネガルハイライトのひとつ。
貝殻で出来た『ファディユ島』へ向かいます!
いえーい!
今日は半日かけてファディユ島の近くの宿まで移動DAY。ファディユ島はセネガルの首都ダカールから1泊2日あれば行けるので、セネガル旅の旅程の中にぜひ組み込んでくださいな。
まぁ…頑張れば日帰りも無理ではないけれど、ファディユ島の辺りは若干リゾート感もあるし、せっかくならのんびり過ごすことをオススメします!
で、どうやって行くの?
まずはターミナルへ行きます
フランス語が良く分からないので、「Jamm Rekk」のセネガル人スタッフにターミナルの名前を書いてもらいました。
これをタクシー運転手に見せて
ヘイ!ここまで乗せてくれい!
と言えばOK。
着きました
スタッフ手書きのターミナル名と微妙に違うような…でも合ってるような…良く分からないけれど、まぁここで大丈夫です。
▼Google map貼っておくので参考にどうぞ▼
(BEAUX MARAICHERS GARE ROUTIÈRE DE DAKAR)
ターミナルの中はこんな感じで、セット・プラス(7席という意味らしい)という7人乗りの乗り合いタクシーが目的地別に待機しています。時刻表はなく、乗客が揃い次第出発するスタイルです。
『乗客が揃い次第出発する』って、なかなか私たちの普段の生活では馴染みがないですよね。1分でも遅延しようものなら「お急ぎのところ、電車が遅れて申し訳ございません」というアナウンスが入る日本。かたや「乗客が揃ったら出発するね~揃わなければ今日は行かないよ~」が日常の地域もある。
(※ちなみに、さすがに首都にあるこのターミナルで「今日は行かないよ~」は無いと思うのでご安心を)
「どちらが良くてどちらが悪い」とか、そういった優劣の話ではなくて。
今まで自分が当たり前だと思っていたことは、別の誰かからすれば当たり前でも何でもない、というのを旅先ではよく感じます。色んな方法や考え方が「ある」という事実を繰り返し認識すると、「絶対こうじゃないといけない!」みたいな考えを柔らかくしてくれるし、結果物事を受け入れやすくなると思うんだよね。
あれ?セット・プラスの話から何でこんな話になったんだ?
まぁいいや。とりあえずどんなことであれ、違いを知る・認識することは自分のキャパシティや世界を広げてくれると思います。そして国内だろうが海外だろうが、今まで知らなかった世界を知るきっかけを沢山くれるので、私は旅行が好き。真面目か!セット・プラスの話どこ行った!
で、ここからどうするの?
ファディユ島の近くの「ジョアル(Joal)」行きのセット・プラスに乗ります
そのジョアル行きの車はどれなん?
えー、とりあえず今ここで、
大声で「ジョアール!」と叫んでみて下さい
!?
!?
そしたら誰かが連れてってくれる
ジョ、ジョアール!
ジョアァァァール!
すると、なんとなくそれっぽい人が現れて、『ジョアル行きはここで待ってろ』と教えてくれました。
ほらね、狙い通り
ダカールからジョアルまでは、セット・プラスで約3時間。料金はひとり2,100CFA(≒390円)でした。安い。
しばし待機。
その間にも、目の前では荷物と人をぎゅうぎゅうに乗せたセット・プラスが何台も出発して行きます。
そしてようやく『ジョアル行きはこの車に乗れ!』と指示が!
わーい!じゃあ早速乗りますか!
車、ボッロ!
どうします?初めてのドライブデートで彼がこの車に乗って来たら。どうしますも何も、『今日のデートは板金屋かな?』と思います。
フロントガラスはヒビ入ってるし、車の中錆だらけ、シートもボロボロ、どれだけ使い込んだらこうなるのかしら?ていうか、車の中ってどうしたらこんなに錆びるんだろう?
まぁ別に、走ってる途中にタイヤが吹っ飛ぶとかしなければ何でもいいけど。
こうして、最後列に我々3人。その前に3人。あと助手席と運転手の計8人で出発です!
狭い!
後部座席、ぎゅうぎゅうです。わたし(比較的小柄な方)とこめっち(細身)とおっくん(当時は中肉中背)の3人でも狭いので、普通にメンズ3人で乗ったらかなり狭いと思う。
完全に、助手席が勝ち組だね
こんな調子で3時間、走り続けます。
路上では沢山の人が色々な物を売っていて、車がスピードを落とす度に『これ買わない?』『いるか?これいるか?』と車に寄ってきます。
以前は完全に無視でしたが、最近は美味しそうな物や気になる物は買ってみたりします。
あといつも思うんだけど、物売りだけじゃなくて、信号待ちの間にフロントガラス磨いてくれる人がいればいいのになーって。結構砂埃とかでフロントガラス、汚れるんだよね。ちゃちゃっと磨いてくれたら嬉しいなぁ。
車に揺られること、3時間ちょい。
日が暮れてきたころ、ジョアル(joal)のターミナルに無事到着しました。ファディユ島はここからタクシーで10分くらい。今日はもう夕方なので、島に行くのは明日にして。今夜の宿へ、向かいましょう。
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月の西アフリカ旅ブログです)
コメント
物事を受け入れやすくする為に、いろんな考え方があるという「繰り返し」の「事実」の認識が必要。
勉強になりまひた。ワインげふー
紳士はワイン派なの?オトナだね!
ただこれもやっぱり良いのか悪いのかは分からなくて、
受け入れやすくなると今度は自分の考えが薄まってしまう感じもするし…
なかなか悩ましいもんですわ!げふー