12/30(土) UAE・モロッコ・セネガル旅行7日目
無事ファディユ島近くの町、ジョアル(Joal)に到着した私たち。
今日はもう夜なので、宿にチェックインしましょう。島に行くのは明日!
ジョアルの宿情報は別記事でまとめますが、『Auberge le Djembé』というホテルに宿泊しました。ひとり2,000円ちょっとで泊まれるよ。
宿の近くに飲食店が無いわけではないのですが、今から良さげな飲食店を探しにウロウロ歩き回るのも疲れるので、ホテルのレストランで夕飯を食べることにしました。
セネガルはフランス語圏なので、観光客もフランス語圏の人が多いらしく。レストランのメニュー表はフランス語オンリーでした。(宿のオーナー?さんは英語も喋れたよ!)
英語ならまだしも…さすがにフランス語のメニュー表は意味が分からない。そんな時役に立つのが翻訳アプリ!皆さんも使ってらっしゃるでしょう、Google翻訳です。
Google翻訳の簡単な使い方
Google翻訳の簡単な使い方としては、アプリを起動してカメラ入力をタップすると、
こんな画面になるので、「リアルタイム翻訳」か「スキャン」か「インポート」かを選択します。
ちょっと試しに、今私の手元にあるこのカタール航空の機内食パンフレットを翻訳してみましょう。まずはリアルタイム翻訳を試してみると…
こんな感じで、画面に写っている言語をリアルタイムで翻訳して表示してくれます。ただし、微妙な手の揺れで翻訳される言葉が次々と変わってしまうので、なるべくカメラを動かさないようにするのがポイントです。
次に「スキャン」や「インポート(フォルダにある写真を読み込む)」を選択すると、画面に写った文字を拾い出して、
こんな感じに翻訳してくれます。この状態で保存もされるので、後から見直すことも可能。
まぁ、若干翻訳がおかしいのはご愛嬌ということで。ざっくりどんな事が書いてあるのかが分かるので、よく分からない言語のメニュー表などで重宝するかと思います。
では早速、フランス語のメニュー表を翻訳して料理を注文しましょう!
なんかガッツリ肉料理が食べたい
そんな気分の私は、肉料理っぽいメニューの説明をGoogle翻訳さんでスキャン。
こちらが、スキャンした原文です。
ふむ。フィレ肉が1/4のグリル的なサムシングでフライがどうしたって?という感じしか分かりません。さて、一体これはどんな料理なのか。
教えて!Google先生!
と、翻訳ボタンをポチっとした瞬間。
ぎゃあああああ!!!
どうしたん!?
Google先生が…Google先生が…!
Google先生、荒ぶる。
(▲実際の画面のスクショです▲)
なにこれ怖い。狂気しか感じない。
怖いと同時に、
肉の主張が半端ない。
フランス語が出来なくても、もっと他にいろいろな単語が入ってるのくらい分かるよ?1/4とかフライとかどこいったよ!『翻訳するの面倒くさい。肉だっつってんだろ、黙って食ってろ!』という、Google先生の投げやり感も滲み出ている気がする。
しかも…
なぜ、お前がここにいる。
38個の「肉」に対し、1個だけ「骨」。なんですか、去年まで男子校だったけど今年から女子の入学も認めた工業高校みたいになってますけど。え、本当に骨あるの?
しかも骨付き肉とかそんなレベルじゃない。取り損ねた魚の小骨レベルの骨は、一体どこから翻訳したんだろう。
さらに良く見ると…
kotsuの方だった…!
「ほね」かと思いきや「コツ」かよ!!!
ここまで肉(にく)並べておいて、最後だけなんで骨肉(こつにく)で括ったの。そこ1単語かよ!
…とりあえず、肉料理ということは確信した
せやな
というか、最初から肉料理なのは分かっていた
ただただGoogle翻訳の狂気を見せつけられただけで、結局どんな料理か分からず。とりあえずオーダーして、どんな料理が出てくるのか見てみましょう。
お!それが肉肉肉n(以下略)骨肉料理か!
はい、こちらがGoogle翻訳曰く、
『肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉骨肉』
です。全然イメージ違うじゃんか。
骨要素は皆無。骨で出汁でもとったのかしら?
ちなみに先程の翻訳スクショをSNSに上げるとすぐに、フランス在住の友人&セネガルの日本人宿のオーナーから返信があり、
『肉なのは間違いないけれど、他にヤッサという玉ねぎソース、ご飯、ポテトフライ、野菜添えとか書いてあるんだよ』
と教えてもらいました。
教えてもらった内容とこの料理も全然イメージ違う気がしますが…。あれ?もしかして私、翻訳したメニューじゃなくて違うメニュー頼んだのかしら!?(そんなはずはないけれど…)
でももう、とりあえず肉なら何でもいいですわ。ちなみにここで頼んだ料理は、
ツナとキュウリとトマトと卵のサラダ。
(生野菜、美味しかった)
これはこめっちが頼んだ、なんか、串?料理。
おっくんは安定のカルボナーラ。
おっくんはどこの国へ行っても、いつもカルボナーラ食べている気がする。
そして私の『肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉骨肉』の合計4品。
正直Google翻訳が衝撃すぎて、味はミリも覚えておりません。でも美味しかったと思います。
現場からは以上です。
皆さんもGoogle翻訳が発狂したら、是非そのネタを教えて下さい。待ってます。
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月の西アフリカ旅ブログです)
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