
半日かけて倉敷美観地区を堪能した後は、児島エリアへ移動です。
児島エリアは、倉敷駅から直線距離で16kmほど南(南南東くらい?)のところに位置しています。
旅のスケジュール 1日目
JR倉敷駅からJR児島駅へは、電車だとJR岡山駅で乗り換えをして所要時間約40分。

乗り換えめんどくさい。
という事でわたくし達はJR倉敷駅から出ている路線バスに乗り、車内で1時間爆睡してJR児島駅へ向かいました。
児島ジーンズストリートへ
「国産ジーンズ発祥の地」である児島。
街中は色々なジーンズもので溢れていて、なかなか面白いです。
ジーンズまみれのJR児島駅
まずは散策の起点となるJR児島駅。
駅構内の階段には、このように大きなジーンズが!

あら素敵!
両サイドの壁もジーンズ色に塗られています。
そして改札もこの通り。
他にも自販機やエレベーターなども、全てジーンズ模様になっています。
児島駅西口(ロータリー側)を出ると、ジーンズが沢山吊るされています。

おおおおお!
これだけ沢山吊るされていると、洗濯物ではなくアートとして受け入れられる不思議。
さすがジーンズの聖地、児島です。
では「児島ジーンズストリート」へ向かいましょう。
ジーンズの聖地「児島ジーンズストリート」
「児島ジーンズストリート」は児島駅から徒歩15分、タクシーだと6~7分くらい。
ここからジーンズストリートが始まるのですが、アスファルトの色もジーンズ色になっていてちょっと感動しました。
ジーンズストリートには地元ジーンズメーカーのショップが連なり、オリジナリティ溢れる商品が揃っています。
ジーンズストリートの中にも、このようにジーンズが吊るされています。

(洗濯物みたいな写真になってしまった・・・)
晴れている日や、お洒落フォトグラファー的な人であればフォトジェニックな写真が撮れるのでしょうが、事実しか写せないわたくしの手腕ではこれが限界です。ごめんね。
マンホールもジーンズストリート。
こちらは2018年春にオープンした「CROWN LABEL」さん。
「桃太郎ジーンズ」ブランドを展開している株式会社JAPAN BLUEが提供する、デニムオーダースーツのお店です。

デニムオーダースーツって・・・
つまりデニムonデニム!?
高校時代、いつも微妙なデニムonデニムで登校していた同級生(うちは私服高校だった)を思い出したわたくし。
恐る恐る店内に入ってみると、わたくしの想像していたデニムonデニムとはかけ離れたオシャレなデニムスーツが満載。

わー!カッコイイ!

オッシャレーイ!!
お店の方の話だと、成人式とかにデニムスーツをオーダーで作る子もいるみたい。
なにそれ、オシャレさんだな。
昔冴えなかった男子が、成人式でオーダーのデニムスーツをピシッと着こなして登場したら、女子たちが色めきだつことが容易に想像できます。
女子をザワつかせたいメンズは、こちらでデニムスーツをオーダーしてみてはいかがでしょうか。
ジーンズストリートに来たわたくし達だけど、そもそも上の写真を見てもらうと分かる通り、
普段ジーンズ穿かないんだわ、この人(おっくん)。
なんだか冷やかしみたいになってしまってすみません。
おっくんが穿いているのはボリビアを中心とした南米で売られている、通称ボリパン。
多分、日本でボリパン穿いて生活しているのは彼くらいだと思うので、街中で見かけたら話しかけてあげてください。目立つのですぐ分かるよ。
わたくし的には、元富士銀行だった建物に入っている古道具屋「Womb brocante」さんに行きたかったのだけど、水・木定休日でした。残念。
では、そろそろ今宵の宿へ向かいましょう。
児島ジーンズストリートからタクシーに乗り、宿へ向かいます。
タクシーの車内から見えた地元のお店の店先で、沢山の高校生が買い食いをしていたので

あのお店、高校生が買い食いしてる・・・いいなぁ・・・
と呟くと、タクシーの運転手さんが

あの店の大判焼きは絶品だよ~クリームのやつ!
と教えてくれました。

でもタコ焼きは不味いんだよな~。これ内緒だよ。
なんでしょう、岡山の人って、正直なのでしょうか。
とりあえず会う人会う人、打算的でない会話をサラッとしてくれて好感が持てます。

普段この辺はそんなに観光客多くないんですか?

そうだね~、多くはないね!
もうすぐ「せんい祭り」って祭りをやるんだけど、その時は多いよ。

こんなにジーンズという特色を押し出しているのに?

俺だって、ここより美観地区のがいいもんな~!
タクシーのお父さん、児島より美観地区のがいいと断言しました。

あの山の上に観覧車見えるでしょ?
あんた達、あそこ行った?

いえ、行ってないです。遊園地ですか?

そうそう、「鷲羽山ハイランド」って遊園地なんだけどね。
ちょっと話題になったんだよ。

え、なんで?

あそこにある「スカイサイクル」ってのがすごい怖いんだよ~

はっ!!!!
お父さんそれ、めっちゃ高い所にあるレールの上を自転車で進むやつ!?

お、知ってる?

前に何かで見たことある!
お父さん、それ乗ったんですか?

うん、友達に騙されて3回くらい乗ったわ~
いや、仮に騙されて乗ったとしても、2、3回目は自分の意思でしょ。

あとジェットコースターも結構怖いよ~レールが錆びてて。

それはある意味一番怖いですね。
と、タクシー運転手さんから色々お話が聞けたところで、今宵の宿へ到着。
宿泊:鷲羽山ハイランドホテル
今宵の宿泊先は「鷲羽山ハイランドホテル」さんです。
今回は「【1泊朝食】オーシャンビュー♪と温泉と|客室おまかせ宿泊プラン」で宿泊。
障子の向こうは瀬戸内海と瀬戸大橋がバッチリ見えました。
こちらは1泊1人9,500円(シーズンにより料金変動あり)でしたが、
「【予約数上限あり】岡山県で使える宿泊クーポン(4,000円割引)」
を使用して1泊1人7,500円で泊まったよ。
「鷲羽ハイランドホテル」の一番良かった所は
海抜110mの露天風呂です。
上の写真は露天風呂のある屋上からの眺めなのですが、この通り瀬戸内海が一望できます。
夕方と翌朝と入りましたが、

瀬戸内海の風を感じながら入る露天風呂、最高!
最近なんだか疲れていたので、かなりリフレッシュ出来たよ。

鷲羽ハイランドホテルの詳細は、凜風 杏花さんが書いたLINEトラベルjpの記事をご覧ください!
(詳細情報は他の方の記事に丸投げするブログスタイル、健在です)
カンティーナ登美
鷲羽ハイランドホテルでは朝食のみのプランにしたので、夜ご飯を食べに海沿いの下津井地区へ。

倉敷の食べ歩きブロガーさんから教えてもらった、タコ料理が有名な店に行きたい。
と、「保乃家」へ向かいました。
こちらは新鮮なタコを目の前でさばいて提供してくれるお店。
「たこぶつおどり」や「たこの唐揚げ」が美味しいらしい。
ただちょっとお高いお店で、「たこぶつおどり」や「たこの唐揚げ」は各2,940円します。
(コースは1人5,250円だそうです)
それも覚悟の上で向かったのですが、店の前に辿り着いて突然おっくんが、

SAORIさん、ヤバイ!

どうした!?

俺、財布の中に現金が1,000円しかない!
な、ナンダッテー(;゚Д゚)

仕方ないなぁ~じゃあわたくしg・・・

しか・・・ないよ・・・

え?

7,000円しかないよ!!!
ふたり合わせて所持金8,000円。
最近旅先でのクレジットカード払いに慣れてしまっていたので、油断していました。
タクシー代やら明日の観光を考えると、現金を全て使い果たすのは怖い。
かと言ってこの辺りにATMはない。
なんとか夜ご飯をクレジットカード決済で済ませたい。
一応、保乃家さんに入りクレジットカード使えるか聞いてみましたがNGでした。残念!
ただ「保乃家」の隣にある「カンティーナ登美」さんも狙っていたので、今夜は「カンティーナ登美」さんでご飯を食べることに。
カンティーナ登美は、新鮮な食材を使ったイタリアンと和食のお店。
もちろん、食べたかったタコの刺身やタコの唐揚げもありました!
タコの刺身では、初めて「タコの子(写真左下)」を食べたよ!子って言うか、卵巣?意外と味がしっかりしていて美味しかったです。
1日目まとめ
ジーンズを心から愛するorファッションに興味がある方は是非、美観地区から足を伸ばして児島エリアへ。
わたくしは残念ながらファッションには疎いのですが、ただタクシーの運転手さんから聞いた「鷲羽山ハイランド」が劇的に気になり始めました。行こうかな・・・どうしようかな・・・
鷲羽ハイランドホテルの露天風呂から見える瀬戸内海は、穏やかですごく癒されました。
下津井のタコはとても有名なので、1度食べておいて損はありません。

宿泊はこのエリアにして良かったな~
というのが今日の結論。
<つづく>
(この記事は2018年9月の岡山旅ブログです)
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