2019.06.13(thu)モンゴル旅行4日目
ホスタイ国立公園ツアーはこれにて終了。ウランバートルに帰りましょう。
車に乗ってウトウトし始めたとき、突然道端に停車。
どうしたのかな?故障かな?トイレかな?
ドライバーさんが車を降りたので、我々も後について行くと。
道端に石が積み上げられていました。
これは「オボー」と呼ばれるもの。土地の神様が宿るとされています。
道端にあるオボーは道しるべとなり、旅人はここで休憩し、その後の旅の安全を祈るのだそう。その時はこのオボーの周りを3回まわって祈願するんだって。
ドライバーさんがオボーの周りを3回まわっていたので、我々も真似してグルグルまわりました。日本に無事帰るまでが旅行です!
ウランバートル市内に戻ってくると、激しい交通渋滞。モンゴルに来た初日のブログにも書きましたが、本当にびっくりするくらい渋滞が酷いんですよ。
ガイドさん曰く、あまりに交通渋滞が酷いので、ナンバープレートの末尾の数字によって、通行規制がかかる曜日が決められているのだそう。ナンバープレートの末尾が1の車は○曜日の通勤時間帯はウランバートル市内を走れません、みたいな。
今日は末尾何番が走っちゃいけない曜日ですか?
今日は木曜日だから…たしか末尾が○と○の車はダメだね
それを聞いて、道行く車のナンバープレートを目を皿のようにして凝視するSAORI。
あ!あの車!今日ダメなやつ!あっちにもいる!
謎の正義感で、NGナンバーの車を探してはしゃいでいました。まぁ…通勤時間帯じゃないからOKだったのかな?
ちなみに、多くのモンゴル人が普段良く聞く日本語って何だと思います?
え…なんだろう…朝青龍とか?いやいや、それ、日本人からみたモンゴルのイメージ。モンゴルのイメージが朝青龍ってのもどうかと思うけれど。
正解は「ETCカードが挿入されていません」です
なるほど!!!日本から輸入されたプリウス(ETC車載器が搭載されたままのやつ)に乗る人が多いので、エンジンをかけるとまず「ETCカードが挿入されていません」という音声案内が流れるのです。それを毎日毎日聞いているわけですからね。プリウスユーザーのモンゴル人は、その日本語だけは流暢に喋れるようになるかもしれません。
まったく役に立たないけどね。
そうですね…音声案内の設定を「とりあえず生」に変更してから輸出してみてはいかがでしょうか。
ウランバートルでは最後にこちらへ立ち寄りました。
ノミンデパートです。
とりあえずお土産を買いたいと思ったら、ここに来ればいいと思う。モンゴル土産に何を買えばいいか分からなかったので、ガイドさんも買い物に付き合ってくれることになりました。ありがと!
やっぱり乳製品が豊富。
お酒を飲む人は、チンギスハーンの顔面がドンッと描かれた、こちらのウォッカなんかをご購入してみてはいかがでしょうか?
うーん…わたくし好みのお土産…ないかな…
と店内を物色するSAORI。するとこのお酒コーナーの近くで、ついに、ついに発見してしまいました!
わたくしイチオシのモンゴル土産がこちらです。
モンゴル相撲トランプ
全55名のモンゴル相撲力士が、カード上で熱い戦いを繰り広げるという伝説のトランプ。これで神経衰弱なんかして御覧なさい。トランプをめくる度に、力士の鍛えられた肉体が露わになるのです。ある意味神経が衰弱するかもしれないですね。
よし。これ、5個くらい買って行こう
誰にあげるか特に決めていませんが、筋肉が好きそうな人に配りたいと思います。
他にばら撒き用でいいお土産ないかなぁ…
あ、コレ、おすすめですよ!
ガイドさんがすすめてくれたのが、こちらの粉末。なんでも、モンゴル人は風邪予防や免疫力アップしたい時に、これを良く飲むのだとか。美容にも良いらしい。
ふむ。わたくしの職場は美意識や健康意識の高い方が多いからな
これを配ろう、きっと喜ばれるにちがいない
そう言ってSAORIは、この謎の粉末が10袋入った箱を2箱(つまり20袋)購入。それが後に悲劇となるのですが、その話はまた次回。
他にもチョコレートやらチョコレートやらチョコレートやら、つまり無難にチョコレートを大量買いしてフィニッシュ。モンゴルで買ったお土産は次回の記事にまとめます。
今日は一日、本当にありがとうございました!
こちらこそ!僕はここでお別れしますが、気を付けて帰ってくださいね
もしモンゴルに旅行に来る人がいてガイドを探していたら、僕に連絡ください
うん、もしモンゴルで日本語ガイドを探している人がいたら、紹介させてもらいます。とっても良かったよ!
ガイドさんと別れ、無口なドライバーさんに空港まで送ってもらいます。
ウランバートル市内、カラフルなマンションがたくさん建てられています。
こっちには日本のゴミ収集車。モンゴルでも頑張って働いています。
と、ここで窓の外に不思議なものを発見したSAORI。
このGRAND CIRCUSという建物の、窓ガラスのところを見て下さい。
日本では皆さんお馴染みの、あのコーヒーショップ。そう、スターバックスの看板が窓ガラスに付けられているのです。「え?そんなの普通じゃない?スタバくらいあるでしょ」って思うでしょ?
違うんですよ。
モンゴルにスタバは無いの。
過去にも、現在にも、スタバはモンゴルに進出していないの(内モンゴルじゃなくて、モンゴル国ね)。もちろん2021年現在、米国スターバックスコーヒーカンパニーのホームページで店舗検索しても、モンゴルには1軒もスタバがない。それがどうでしょう。
スタバの看板ですがな
スペルが違うとかスタバのそっくりさんかな?と思ったのですが、どう見てもSTARBUCKS COFFEEと書かれています。これはスタバなの?スタバじゃないの?なんなの?
真相はこちらのYouTubeにあがってました。
なるほどね。
やはり朝青龍か。
結局この施設はGrand Circus pub&restaurantsとして営業していて、スタバにはなっていないようですが。いつかウランバートルにもスタバがオープンしたら、ぜひご当地タンブラーとして、チンギスハーンタンブラーか、モンゴル相撲タンブラーを発売してほしいです。よろしく!
じゃ、日本へ帰りましょう。
モンゴルを23時に発ち、仁川で乗継。真夜中でお店も開いていないので、空港のベンチで仮眠。
朝7時くらいの便に乗り、成田へ帰ってきました。
3泊5日という短い期間でしたが、馬に乗ったし、野生馬も見たし、羊も食べたし、イヌワシも腕に乗せたし…あれ?わたくしのモンゴル、動物まみれだな。
とりあえず、これにてモンゴル旅終了。次回はお土産まとめます。
(この記事は2019年6月のモンゴル旅行ブログです)
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