最近海外旅行では現地SIMを買います、SAORIです
以前、海外でスマホを使う方法や料金目安の記事を書きました。
いつもは現地SIMだけど、今回オーストラリアは3人で行くし、ポケットWi-fiレンタルでもいいのかぁ?とも思ったんですけどね。
ただ行先が都市部ではなくアウトバック(マジで電波が飛んでいない、飛んでいるのは蝿くらい)なので、ポケットWi-fiを借りて行っても無理。
※ちなみに内陸部でもウルルの辺りはリゾートになっているので、比較的何でも繋がります。
ということでほぼネットが繋がらないアウトバックでも、それでも少しは繋がる可能性がある、カバーエリアが広いSIMを購入することにしました!
内陸部(アウトバック)で使うなら「Telstra」一択
はい。もう結論から書くと、内陸部(アウトバック)へ行くなら「Telstra」のSIM一択です。
オーストラリアの大手キャリアは
- Telstra(テルストラ)
- Optus(オプタス)
- Vodafone(ボーダフォン)
の3社。「内陸部へ行くならカバーエリアが広いTelstra」との事前情報を得ておりましたが、ではこの3社のカバーエリア(特にアウトバック)がどんなものなのか比較してみたいと思います。
Telstra(テルストラ)のカバーエリア
ではまずはTelstraさんから。
Telstraさんはもともと国営だったものが民営化した通信会社。日本でいうとNTTドコモの立ち位置ですね。法人での利用も多いTelstraさんのカバーエリアはこんな感じ。
今回のルートと照らし合わせると、アウトバックでもガソリンスタンドがあるような街なら周囲50kmくらいは電波がありそうです。なかなか素晴らしいですね。
Telstraのカバーエリアを自分の目で確かめたい方はコチラ
Optus(オプタス)のカバーエリア
つづいてOptusさんのカバーエリア。
日本でいうauみたいな立ち位置で「人が住んでいるところは電波が入る」通信会社。若者を中心にユーザーを獲得している様子。そんなOptusさんのカバーエリアはこちら。
おうおう、マジで人が住んでいるところしか電波入らないのな。今回内陸部をぶっちぎるスチュアート・ハイウェイ沿いで大きく電波が入るのは、クーバーペディ、ウルル、アリススプリングス、テナントクリークのみ。ガソリンスタンドがあるだけのような小さな街は本当にピンポイントであれば電波があるようです。
Vodafone(ボーダフォン)のカバーエリア
ラストはVodafone。
なんとなく馴染みがあるVodafone。日本ではソフトバンクに買収されましたが、オーストラリアでは今でもVodafoneとして活躍中!そんなVodafoneのカバーエリアはこちら!
Vodafone、ほぼ息をしていません。
disるつもりはなかったのですが、結果的にdisってしまいました。スチュアート・ハイウェイ沿いで電波が入るのはウルルとアリススプリングスのみ。見どころ満載のクーバーペディですら、電波はありません。シティーボーイ派な旅人以外には残念ながらオススメできません。
Vodafoneのカバーエリアを自分の目で確かめたい方はコチラ
ちなみにこめっちはメルボルンの空港で、何故かVodafoneのSIMを購入。その結果、アウトバックでこめっちのスマホはほぼ無力化しておりました。皆さん、行先に応じてSIMのキャリアもきちんと選定しましょうね。
アデレードのTelstraショップでSIM購入
旅の初日、オーストラリア・メルボルンに着いたのがクリスマスだったため、メルボルンのTelstraショップが休業日でSIM購入が出来ずにいたわたくし。やっと、ここアデレードでSIMを手に入れてネット難民を脱出できそうです。
アデレード・ランドルモール沿いのTelstraショップに到着。
店内はこんな感じ。
広くて綺麗だったよ
ひろくてきれいだったよ
まるで3歳児のような感想ですが、まぁ本当にそうだったので勘弁してください。こめっちはSIMの選定をミスった(Vodafone)だけでなく、スマホ本体の充電接続部分が結構ヤバかったので
もう新しいスマホ買っちゃいなよ、ここで
そうだよ新しいスマホ買っちゃいなよ、ここで
と煽ってみたのですが、さすがに購入には至りませんでした。(なんなんだろう、この夫婦)
SIM購入にはパスポートが必要!
こめっちのスマホはまぁいいとして、ではわたくしのSIMを購入しましょう。
お姉さん、プリペイドSIMくれ
『これでいいかしら?』と示されたのは18GのプリペイドSIM。
『通常30ドルなんだけど、今10ドルで買えるわよ』
まじか。ゲロ安じゃないか。18Gも使わないけど嬉しい。
『じゃあ、パスポート出して?』
あ…
え…?
この時のわたくしの装備、衣服とスマホ本体のみ。クレジットカードもパスポートもカバンもカメラも全て、レンタカーの中に置きっぱなし。
自ら身ぐるみ剥がしてきたスタイル。
日本でもやらないのに、一体どうしたことでしょう。気を抜きすぎです。夢遊病か。
(車上荒らし等のリスクもあるので、大事なものは身につけておきましょう!)
ちなみに空港等でも現地SIMを購入する時はパスポートの提示は求められます。んでコピー取られます。モロッコでもセネガルでもインドでもロシアでもそうだったのに、どうしてパスポート置いてきてしまったのでしょう。そろそろ、一度身も心も引き締めた方がいいかもな。
パスポートを持って出直したわたくし。無事SIMを購入できました。
\SAORIはSIMを手にいれた/
クリスマス休暇のせいでノーSIM、ノー電波状態でしたが無事プリペイドSIMを手に入れた!
オーストラリアを全体的にカバーしている#telestera 。内陸に行くならこのSIMで!
しかも18GのSIM(通常30豪ドル)が10豪ドル(約800円)で買えたのも嬉しい#ラリア縦断旅 pic.twitter.com/LfWS8CVj3Y
— SAORIGRAPH@弾丸旅行記・旅ライター (@saorigraph) December 28, 2018
(Telstraのスペル間違えてるなオイ)
我らパーティーの装備は
Telstra(シドニーで購入)
Telstra(アデレードで購入)
Vodafone(メルボルンで行き急ぎ購入)
となりました。これで翌日からいよいよ、アウトバックに突入です。
でもその前に、アデレードで動物園以外にもちょっとだけ観光したので次回はその記事書きます!
アデュー!
<つづく>
(この記事は2018年12月~2019年1月のオーストラリア縦断旅ブログです)
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