ダカール｜カフェ・トゥーバとマーケットと路地裏サッカーと

12/30（土）　UAE・モロッコ・セネガル旅行7日目

おはようございます。深夜にセネガルに到着した為、まだ明るい町を見ておりません。

本日はお昼くらいまでダカールに滞在し、その後別の町へ移動します！うぇい！

 

朝ご飯はセネガルサンドイッチ

腹が減っては旅は出来ぬ。昨夜の夕食は謎の機内食だけだったので、けっこうお腹が空いています。まずは朝食をどこかで調達しましょう。

日本人宿「和心」さんの目の前は結構大きめの舗装された道路。この道路沿いに少し歩いて行くと、

 

道端で果物やタイヤ、軽食が売られています。

…タ、タイヤ？

 

果物やタイヤが売られている場所の少し先に、小さな屋台が沢山並んでいました。

地元の民が集っていたので、きっと人気のローカルフードなのでしょう！とりあえず混ざってみます。

 

屋台（小屋）の中では、こちらのイケてるお兄さんがサンドイッチを作っていました。

写真にも写っていますが、セネガルのサンドイッチはフランスパンに具材を挟みます。

元フランス領だったからなのか、かなり本気のフランスパンです。

 

こちらのお店では、サンドイッチの具としてお肉（串焼きにしているやつ）や玉ねぎ入りオムレツを挟んでくれました。お肉とか、パンに挟まずこのまま食べてもいいなぁ。

 

値段は忘れてしまいましたが安いです。結構ボリューミーかつ、美味しい。

フランスパンなので、口の中の水分が持っていかれます。

でも大丈夫！さっきの屋台でお水も買ったから！

そう言っておっくんが差し出した水がコチラ。

 

袋だ…と…？？

※試される大地の本拠地は北海道です

お水って、ペットボトルに入ってくるものじゃないの…？
でもそうよね、自分の当たり前が他人の当たり前とは限らない。100人いたら、それぞれの考え方や生き方がある。深い、深いよセネガル。朝から色々考えさせられます。（主に考えていたのはこれの飲み方だけど）

さて、このスタイルの水分は初見。内容量400㎖あるんだけど、一度袋をあけたら最後。400㎖飲み干せと？なかなか要求が激しいです、水のくせに。コップに注げばいいかしらね？

すると突然、おっくんが水の袋を手に持ち、

 

と袋の端を噛みちぎって水を吸い始めた。

あ…うん…まぁそうでしょうけど…。そうなんだけどね…。

 

うん…それも知ってた…。なんなの？朝からアホなの？

 

セネガル珈琲「カフェ・トゥーバ」

セネガル風サンドイッチでお腹いっぱいになった我々。

おっくんは大体こんな感じなので放っておいて。こめっちとふたりでカフェイン摂取＆散歩に出掛けます。

 

まずはカフェイン摂取から。

セネガルでは「カフェ・トゥーバ（Café Touba）」というコーヒーが日常的に飲まれています。カフェ・トゥーバは、挽いた珈琲豆にギニアペッパー（ジャール）やクローブなどの香辛料をブレンドしてドリップするもので、かなり独特な…スパイシーな風味のコーヒーです。さらにそこへ砂糖やコンデンスミルクを入れたりするので、スパイシーかつ甘い、みたいな不思議な味になります。

 

小さめのカップで出てきますが、これだけで十分！1杯10～20円くらいです。

なんていうか、まだ半分寝てる感じの時に飲むと目が覚めそうな飲み物！セネガルを訪れたらぜひ飲んでみて！

 

適当にマーケットをぶらつく

カフェインTIMEの後は適当に散歩。現地の小さな商店や市場に行くのが好きなので、小さな商店や市場を探しながら、こめっちとブラブラします。

 

旅行中の果物、大事！商店で果物をお買い上げ。

 

こちらは適当に歩いていたら辿り着いたマーケット。

魚だ！魚だ！

見慣れない魚が並ぶマーケット、面白くて好きです。

こちらのマーケットは小規模ですが、魚以外にも、

 

お肉や、

 

野菜や果物、香辛料など、一通り売っていました！

ちなみにこの写真の手前の男性、タマネギを大量にみじん切りにしています。セネガル料理では玉ねぎを大量に使うからでしょう、こうしてみじん切りにした玉ねぎが売られています。そう言えば朝ごはんを買ったサンドイッチ屋さんにも、大量の玉ねぎがあったしね。

さらに玉ねぎを粗みじんにする包丁さばき（？）も実に鮮やかで、

と思わず見とれてしまうほど。マーケットはその土地の生活が垣間見えて楽しい。

あともうひとつ、私が見とれてしまったものがあるのですが、何だと思います？正解は女性たちが着ている鮮やかな服！なんて素敵なんでしょう！見ているだけで気分が上がります。セネガルでは服をオーダーメイドすることが一般的なんだそう。

実はこの後、私たちも仕立て屋さんに行く予定をバッチリ組んでおります。どんな服を作ってもらうか、今からワクワク！

 

「将来のセネガル代表がいるかもしれない」

セネガルを訪れたこの時（2017年12月末）はまだロシアＷ杯前だったのですが。既に、1次リーグでセネガルと日本が同じ組ということが決定していました。

1名、なんとも大人げないオトナが居ますね。こめっち（と、一応おっくん）は元サッカー部なので、純粋にボールを蹴るのが好きなようです。私のように薄汚れた心は持っておりません。

 

と、路地裏でサッカーボールを蹴っている少年たちを発見。

私がいつも「すごいなー」と思うのが、サッカーはボールさえあれば出来るということ。

『出来る』というのは、試合が出来るとかそういった意味ではなく。ボールを蹴っている人の中に見ず知らずの人間が飛び込んでいっても、まるでいつもの遊び仲間かのように自然にパスを回し、言葉が通じなくても一緒に笑ったり競ったり出来るという意味。

 

違います。そのキャプテン翼の解釈、間違ってますよ。

 

私ですら「今からでもボール蹴る練習しようかな」と思うくらい、楽しそう。そういえばアルゼンチンで一緒になったメンズたちも、現地の子供たちとボールを蹴って遊んでいたな。サッカーってある意味、世界共通言語みたいな感じだね。言語というか、なんというか。

10分くらい少年たちとサッカーをして、

と去りました。次会うのは将来のＷ杯だ！（そうなの？）

 

「将来のセネガル代表がいるかもしれない」パート2

路地裏サッカーの後。今度はテーブルサッカーをしている少年たちを発見。

ストッパー役（おっくん）がいないと誰も軌道修正してくれません。助けて。

 

 

こんな感じでロシアＷ杯の半年前にセネガルで謎の勝負をしていた我々。完全勝利とまではいきませんでしたが、交流できて良かったです！これもあり、ロシアＷ杯のセネガル戦は燃えました～。

 

<つづく>

 

（この記事は2017年12月～2018年1月の西アフリカ旅ブログです）