【ブルネイ観光】東南アジア最大級の遊園地「ジュルドンパーク」でアトラクション皇帝になる

旅の随筆
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10/10(木) ブルネイ旅行2日目

ブルネイ2日目の夜は、『ジュルドン・パーク』という遊園地へ。

SAORI
SAORI

今宵は遊園地でワッショイワッショイしましょう

おっくん
おっくん

ひゃっほーい!

ということで、ブルネイ夜遊び、スタートです!

 

ジュルドン・パークの概要

ジュルドン・パークは、現ブルネイ国王であるハサナル・ボルキア国王が、自身の48歳の誕生日の記念に、国民への贈り物として開業させた遊園地。

王族によって開発されたこちらの遊園地の総工費は10億ブルネイ・ドル(日本円で約810億円)と言われており、東南アジア最大の(最も予算が投じられた)遊園地です。開業から6年間は入場料もアトラクションに乗るのも、すべて無料だったんですって!(現在は有料)

また、1996年にはマイケル・ジャクソンの無料コンサートが開かれたんだとか。あのマイケル・ジャクソンを呼んで、しかも客は無料で見れるとか、どんだけリッチなのブルネイ!!!

 

ジュルドン・パークの営業日、営業時間

ブルネイは昼間は暑いので、遊園地に行くなら夜をオススメします。そもそもジュルドン・パークは週4日しか営業していない上に、昼間から営業しているのは土日のみ。

2019年10月時点でのジュルドン・パークの営業日・営業時間は下記の通り。

営業日 Opening hours
木曜日 16:00~23:00
金曜日 15:00~23:30
土曜日・日曜日 10:00~23:30

(注)イスラム教のお祈りの時間帯は、アトラクションがストップします
(注)月・火・水曜日はお休みです

SAORI
SAORI

営業日、営業時間は変わる可能性もあるので、必ず事前に確認を!

 

ジュルドン・パークのチケット料金

ジュルドン・パークはリストバンド型のチケットになっています。チケットを購入すると、園内の乗り物は乗り放題!

チケット代は下記の通り。

種類 チケット代
Adult 20B$
Child 10B$
Family Package 50B$

※パーク内は『プレイグラウンド』と『ウォーターパーク』の2つの施設に分かれています。上記料金で両方の施設に入れます。

 

ただ、我々はなぜか1人10B$(≒ 810円)で入れました。

2人分の料金レシート

チケットを買う時に「ウォーターパークも入る?」と聞かれて「いや、ウォーターパークは行かない」と答えたら、1人10B$になりました。
プレイグラウンドだけだからなのか、それとも時間が遅めだったからなのか(訪れたのは20:00過ぎ)。謎割引でした!

 

ジュルドン・パークの場所、行き方・アクセス

ジュルドン・パークは、エンパイアホテルから数キロ(5~6km)南にあります。市内からは公共バスも走っていますが観光には使い勝手があまり良くないので、タクシーや配車アプリで車を手配することをオススメします。
(※配車アプリの方がタクシーより安い)

 

【エンパイアホテルから】
タクシーで10~15分くらい。タクシーはホテルで呼んでもらえます。
もしくは配車アプリ『Dart』を使うと便利。

【市内から】
タクシーもしくは公共バスで。
公共バスはNo.55に乗って、BSBバスターミナルから約30分。料金は1B$。
ただしバスは最終が18:00頃なので、帰りは配車アプリ『Dart』を使ってね。

 

【地図】

 

アトラクション皇帝魂をくすぐる遊園地

では行ってみましょうジュルドン・パーク!

チケットを買い、入口でバーコードをピッと読み込んで入園。

わ~!ご覧ください。

客が誰もいないのに、無駄にライトアップされた噴水がきらめいております!

 

そう…このジュルドン・パーク。来園者が著しく減少した為、入場料を取るようになったという背景があります。

今もそれほど混雑はしておらず、むしろ閑散としているので乗り物の待ち時間はほぼ発生しません。人酔いすることもなければ、肩がぶつかって喧嘩が勃発することもない。

なんてピースフルな遊園地なんでしょう!

 

皆さん、この閑散とした遊園地の感じ、見覚えありませんか?

そうです、鷲羽山ハイランドです。

恐怖の三重奏!鷲羽山ハイランドのスカイサイクルに乗った話
9月7日 前日乗ったタクシーの運転手さん...

鷲羽山ハイランドの場合は、地方の現実を直視する強い心が必要ですが(いや、別にいらんかもだけど)、ここはブルネイ。

お金持ちの国です。

どうみてもお客よりスタッフの方が多いですが、人件費だとか電気代だとか経営的な事はひとまず気にせず、こころゆくまで楽しみましょう。

ここであなたはアトラクション皇帝となり、すべてのアトラクションはあなたのために動くのです!

 

プレイグラウンドのアトラクション

2階建てメリーゴーランド

ジュルドン・パークで一際目をひくのが、こちらのメリーゴーランド。

 

夜の遊園地でキラキラ輝くメリーゴーランドは、とてもロマンチック!まるでおとぎ話のような世界観です。しかも2階建ての豪華版、さすがブルネイ。

SAORI
SAORI

こりゃ乗るしかないな

アトラクションの入口でリストバンドチケットのバーコードを読み込み、メリーゴーランドに乗り込みます。

 

乗ると童心に返るメリーゴーランド。わたくし乙女チックなものは苦手ですが、メリーゴーランドはなぜか好きです。

SAORI
SAORI

じゃあこの馬に乗ーろう♬

おっくん
おっくん

俺はこの馬ー!

馬に跨って準備ができたところで、メリーゴーランドが回り始めました。どこかメランコリックな音楽に合わせて、馬がゆっくりと上下します。

すると、わたくしの背後からおっくんの悲痛な叫びが。

おっくん
おっくん

なんやこの馬、

おっくん
おっくん

動かへん!!!

メリーゴーランドと言えば土台が回りつつ馬も上下する、つまり空間座標で例えると、x-y軸方向に進みながらz軸を上下するのがスタンダードですが。

おっくんが乗った馬は土台に完全固定されており、まったく上下しない。x-y軸方向に一定スピードで進んでいるだけ。

 

そう、ただ馬の置物に跨っているだけのおっくん。ギャグか。

 

おっくん
おっくん

SAORIさんだけズルい!俺も上下に動く馬が良かった!

馬の置物に跨った男に嫉妬された。知らんわ。

結局3回、メリーゴーランドに乗り。おっくんはちゃんと上下する馬にのり、ものすごく満足そうな顔をしていました。良かったね。

メリーゴーランドでは、上下しない馬に気をつけろ

 

フリーフォール

続いてはフリーフォール。

ぐんぐん上昇し頂上で一定時間停止したあと、一気に降下するアレです。個人的に絶叫系は苦手なので乗りたくありませんが、

『夜のフリーフォールから見る夜景は綺麗なので、ぜひ挑戦すべし』

的な文言をどこかで見たので、やるしかありません。せっかく来たなら乗らなきゃ損。損得勘定だけで生きています。

 

SAORI
SAORI

おっくんも乗ろうよ!

おっくん
おっくん

絶対嫌や!

鷲羽山ハイランドでは自然な流れで道連れにしたのですが、今回は完全拒否。仕方ないのでひとりで乗ります。

誰もお客さんがいないのに、アトラクションに並ぶ長いレーンを全部歩かされます。ショートカットしようとしたら、並んで~って言われた。誰もいないじゃんか!

 

さあ、者ども!アトラクション皇帝のために遊具を動かしなさい!
(スタッフは3人もいました。絶対暇だろ)

 

完全に貸切です。

 

ここにきてアトラクション皇帝、フリーフォールに乗ったことを後悔。

いつもそうなんだよね、乗って後悔。しかも今回はひとりなので心細い。恐怖を共有する仲間もいない、孤独な旅!卑しい心のバカァ…!

▼気が向いたら動画編集しますが、ひとまずTwitterに上げた動画で様子をご覧ください▼

この情けない「わぁぁぁぁ・・・わぁぁぁぁ・・・」という声は、精神を保つために絞り出したわたくしの声。まるで生まれたての子羊。なぜ乗った。

頂上ではそこそこ停止するので、しっかり夜景を見ることができます。ギラギラの夜景ではなく、こじんまりとした心地良い夜景でした!

フリーフォールでは、後悔先に立たずがリアルタイムで実感できる

 

ジェットコースター

園内にはジェットコースターも。そんなに怖くありません。写真はないので、動画でお楽しみ下さい。面白かったので、2回連続で乗りました。

▼気が向いたら動画編集するかも、ひとまずInstagramに上げた動画をどうぞ▼

はい、なんだか良く分からなかったでしょう?これ、機関車を模したようなジェットコースターで、先頭に乗ると機関車の煙突で前が見えません。動画撮るなら後ろの方に乗った方がいいかも。

ジェットコースターは、一番前に座るとあまり景色が見えない

 

観覧車

乗り物は色々ありますが、これでラストにしましょう。

観覧車です。周囲にアクリル板がないタイプのゴンドラなので、景色はクリアに見ることができます。暑い日でも、風が吹き抜けて気持ちいい。

 

観覧車からも、周囲の夜景が綺麗に見えるよ。

M(マクドナルド)の存在感が半端ない

 

ジュルドン・パーク・フードコート

遊園地を遊びつくしたら、フードコートでお腹を満たして帰りましょう。

ジュルドン・パーク・フードコートは、ジュルドン・パークの外にあります。

遊園地を出て、目の前の道路を渡ってアクセスします。

 

ほぼほぼ地元民しかいないこちらのフードコート。比較的清潔で、家族連れが多く食事をとっていました。

 

昼間に芋(フライドポテト)ばかり食べたせいで、言う程空腹ではなかった我々。東南アジアらしく、ジュースを飲んで帰ろうかな!

 

SAORI
SAORI

おっちゃん、どのジュースがオススメ?

とたずねて、一通りオススメのジュースを教えてもらったものの、

SAORI
SAORI

うーん、、、うーん、、、

SAORI
SAORI

でもやっぱりジュースはスイカだな!

と、店のおっちゃんのオススメをガン無視。『お前、なんで俺のオススメ聞いたんだよ』という視線を全身に浴びながら、スイカジュースをオーダー。

 

だって、、、東南アジアで飲むなら、やはりスイカジュースでしょう。

 

おっくんはココナッツシェイク。ここのココナッツシェイクはすごい美味しかったらしい。気になる人は試してみて下さい。

 

「言う程空腹ではない』と言いつつ、

SAORI
SAORI

アレ食べたいけどあるかな?

と探すわたくし。何を探していたかと言うと。

 

これこれ!空芯菜炒めです。

Kang kung(Kang kong)と表記されているのが、空芯菜ね。わたくし、空芯菜大好きなんですよね!台湾でも空芯菜ばっかり食べていたもんね!

 

空芯菜はテイクアウトにしました。しっかりしたタッパーに入れてくれます。

 

空芯菜と焼き鳥で軽い夕飯。ちなみにブルネイへ旅行するときは、割り箸を持って行くと便利だと思います。屋台でお箸、くれないからね。この時も空芯菜を食べるために、焼き鳥の串で食べましたもん。

わたくしレベルになると棒状のものなら何でも良い(その辺の木の棒とかでも平気)ですが、皆様は快適な食事がとれるよう、割り箸を持参することをオススメします。

 

<つづく>

 

(この記事は2019年10月のブルネイ旅ブログです)

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