2023年1月に宿泊した、千葉県鋸南町にある安房温泉『さざね』の宿泊記の続きです。前回は客室のアレコレだったので、今回はさざねでの夕食や朝食、ラウンジについて書いていきます。
※宿泊当時わたしは妊娠しており、時折そのことに触れる内容も出てまいりますが、このブログはマタ旅(マタニティ旅行)をオススメするようなものでは決してありません。そこのところ、よろしく。
「さざね」のラウンジ
さざねには誰でも利用できるラウンジがあるので、チェックイン後に早速行ってみました。
ラウンジにはフリードリンクが用意されています。
また、時間帯によりスイーツや夜食などの軽食も用意されています。
チェックイン後の午後の時間帯はスイーツがありました。
大人しか泊まらない静かな宿とはいえ、大人だってラウンジの軽食を食べたい気持ちはあります。わたしは人一倍あります。人一倍どころか人五倍くらいあります。
なので軽食類は意外とすぐになくなってしまうので、チェックインしたらなるべく早めに利用するのをオススメします。
こんな感じのスイーツセットにしました。
海を眺めながら、のんびりティータイム。
宿泊した時は1月でまぁまぁ寒かったのでテラス席に座る人はあまりいませんでしたが、暖かければこのテラス席に座って、波の音を聴きながら飲み物を飲んだりスイーツを食べるのも良さそう。
テラスはビーチへの遊歩道につながっているので、そのまま浜辺を散歩できました。
房総の海の恵みを活かした夕食
それではお待ちかねの夕食です。
夕食は、チェックインをした個室ダイニングでいただきます。
まずは食前酒。スパークリングワインかノンアルコールか選べたので、わたしはノンアルコールで。
この日のお品書き。
さすが房総と思うような、海の幸もりもりの内容です。楽しみ!
前菜は6品。2人分を盛り合わせた状態で出てきました。
なんだか華やか!
事前にわたしの分の生もの(特に刺身)を別の料理に変更してもらうことは可能か問い合わせていたので、なめろうの代わりに火の通ったタコの料理を出していただきました。ありがとうございます。
まぁ…本当だったらなめろう、大好物なんですけどね…
なめろううぅぅぅぅうぅ。妊娠中なので泣く泣く我慢です。
続いて台の物。
アワビの陶板焼きです。
正直、「アワビってすごい美味しいよね~高級なのも納得~」と思ったことは人生で一度もなかったのですが。さざねのアワビは肉厚で柔らかくて「あ、なんかいいやつっぽい!」と思いました。(これでもアワビを全力で褒めてます)
主菜は房州魚介盛り合わせ。こちらはおっくんの分です。
うぎゃー!!!うらやましいー!!!
わたしは妊娠中の禁酒はまったく苦ではなかった(そもそも飲まないからね)のですが、生ものを食べないのはけっこうしんどかったです。
かと言って、別にわたしの目の前で食べるな!というわけではないのでね。「いいな~、いいな~、はやく刺身食べたいな~」と横でぶつぶつ呟いてはおりますが、どうぞお食べ下さい。
美味しいです(小声)
一応気を遣って小声で報告してくれるおっくん。優しいね。
生ものNG期間のわたしの主菜はこちら。
(多分)フグの唐揚げです。
ふーぐ!ふーぐ!ふーぐ!
フォルムが可愛い!
フグの身はふわふわで、美味しい唐揚げでした。
椀変りは、房州鱶鰭の壺蒸し。
煮物は鮟鱇松前煮。
そして強肴は~
黒毛和牛炭火焼!
にーく!にーく!にーく!
にーく!にーく!にーく!
海辺の温泉宿の食事は、新鮮な海の恵みがもちろん一番なんだけど、それでもやっぱり肉の誘惑には勝てない悲しい性。
食事は金時人参と白菜の野菜茶漬け。
白菜のシャキシャキした食感が良かった。出汁もきいていてとても美味しかったです。
最後にデザートは〜
フルーツとシャーベットとカッサータなるもの。
カッサータってのは、シチリアの伝統的なスイーツなんですって。いいねーイタリアもいつか行きたいねぇ。イタリアで絶対に行きたいのはポンペイ。あれはすごいよね、うん。
話が逸れましたが、夕食はこんな感じでした。房総産の新鮮な素材をつかった創作料理の数々、大変美味しかったです。舌はもちろん、器も素敵で目でも楽しませていただきました。1品1品の量もちょうど良く、最終的にお腹はパンパンにはち切れそうになりました。
じゃあ部屋に戻ろうか!
のんのんのん。今からラウンジ行くよ
え?なんで?
人様のブログで、夜のラウンジにあるカツサンドが美味しいって書いてあった
カツサンド、食べるでしょ
え、お腹パンパンではち切れそうなんじゃないの?って思いました?
うん、はち切れそうだけど、気になるものは実際に確かめないと気が済まないじゃない。口から出てこない限り、まだイケる。
夜のラウンジ
やってきました、夜のラウンジ。
夜のラウンジには、ビールやハイボール、チューハイといったアルコールが用意されており、自由に飲むことができます。
お酒が好きな人はラウンジでのんびり飲みながら、語らうなり何なりすると良いかと。
もちろん、ソフトドリンクもあります。
そしてわたしのお目当てはこちら。
カツサンドといなり寿司!
はわわわわ~美味しそう
カツサンドはもちろん、いなり寿司も美味しくて、夜食にぴったりだなぁと思いました。
ま、夕食の直後なんで夜食と言うには早いけれど。
つまり、お腹いっぱいでも食べられるサイズと美味しさということです。
朝食も最高
翌朝。
朝食は夕食と同じく、個室ダイニングでいただきます。
いい天気で空気も澄んでいたので、朝から富士山が見えました。
東京湾と富士山を見ながら朝食です。
まずは濃厚な野菜ジュースとヨーグルト。
ドライフルーツと一緒にいただきます。
つづいてサラダ。
サラダはもりもりの新鮮野菜に、
その場でチーズを削ってかけてくれます。
(チーズ好きだからいっぱい削ってほしいなぁ)
と思って見つめるSAORI。チーズを削るスタッフの手に熱い視線を注ぎます。
(いいよいいよ~その調子!)
(おお、けっこう削ってくれるね~)
(え、まだ止めないの?)
その結果。
削ったチーズだけなのに、温玉がのっているかのようなフォルムに仕上がりました。わたしが言うのもなんですが、
すげー削ったな
というのが率直な感想です。これが標準仕様なのかな、それともスタッフのお兄さんの調子が良かったのかな。1組に対してこの量のチーズを使ったら、チーズの消費量半端ないんだろうなぁ経営大丈夫かなぁと、なぜかチーズに対するコストだけをピンポイントで心配してしまいました。
こちら(宿泊者)的にはチーズたっぷりでとても嬉しい。
サラダは手作りっぽいドレッシングをかけていただきます。
今となってはドレッシングが何味だったか忘れてしまいましたが、
なんかおいしかった
というアホの子みたいな感想だけは覚えています。ニンジンかトマト系のドレッシングだったかなぁ?色赤いし(単純)。
ご飯は土鍋でドーン!
お米も千葉県産だったような。
土鍋で炊きたてのご飯はやっぱり美味しい。
あさりのお味噌汁と、豆腐…だったかな…?
立派なアジの干物。身もふっくらしていてご飯が進みました。
アジって美味しいよね。さすが「味が良い」ことがその名の由来と言われるだけあります。
そして可愛いおかずの小鉢が仕切り箱に入って出てきました。
あのなんとかって人が良く言う、なんとかの玉手箱やー!ってやつ?
情報量ほぼゼロ発言。そして多分それ、玉手箱じゃなくて宝石箱。
こんな感じで、朝から地元素材&海の幸もりもりの素敵な朝食でした。
どれも美味しかったけど、
個人的にはサラダとアジの干物!
デザートを食べて、朝食は終了。
あー!お腹いっぱい!
じゃ、チェックアウト前にラウンジ行こ!
また行くんかい!
朝は朝でパイナップルジュースが置いてあったりするので、ラウンジはいつ行っても楽しめました。
さざねに宿泊した際は、食事やラウンジも楽しんでくださいませ。
以上、「さざね」の宿泊記でした!
次回からまた普通の旅ブログ、されど坊連れの旅ブログが始まります!お楽しみに〜
コメント
食レポって難しいですね笑
アル中には、この食事を前にして酒を飲むなとは些か酷でござる
卑しい私ならば、ボトルが全て空になるまでラウンジから動かないことでしょう。
眺めは本当に素晴らしいですが、キョロキョロするところがなくて、一蘭に来た感覚でラーメン頼んじゃいそう
そう!わたし、食レポが大の苦手なんですよ。
まずもって自分の味覚がやばい。
良くお肉には赤ワインが~とか、魚には白ワインが~とか言うけれど、
全ての料理にコーラを合わせる女なんですよ。
紳士はやはり料理にあわせて嗜むお酒を変えていらっしゃるのですか?
いつかわたしはコーラ2ℓ、紳士は酒瓶持参で語り明かしましょう。
(年末年始楽しみですね、そうそう、来月そっち帰るよ)
それぞれ飲まずにコーラで割れば、腹割って話せますよ
初心者向けのガイコクといえばハワイ?グアム?サイパン?
アジアはヤダな。
もう予約とかして荷造りしないといけないのかしら
途中で計画をやめました。
帰省の際は是非ご教授ください
なるほど、それは良い。ペプシではなくコカ・コーラ派なのでよろしく。
計画、再開しましょう紳士。
ハワイもグアムもサイパンも行ったことがないので何とも言えませんが、ひとつ言えるのはハワイの物価えぐい、ということかと。
ラーメンとビールで5,000円以上するらしいですよ。でもそこは紳士ですもんね、大盤振る舞っちゃいましょう。
個人的にはちびっ子がいるならシンガポール(これも行ったことない)は動物園とかプールとかあって子連れ旅楽しそう&快適そうだけど。
でもアジアは嫌なのかぁ。そしたらオセアニアかなぁ?
とてもワシには越えなければならないハードルが多すぎますね
ハワイはやめました。理にかなわぬものは解せぬ
ほー。シンガポーワなら昔コナンが行ったところなので馴染みはあります
船乗っかってるやつですね。
まずはスーツケース買い直します
あのアニメの登場人物全員、サラッと犯罪行為を行うよね。
シンガポールのやつはツッコミどころ多くて好きです。
そうね、紳士がシンガポール旅を始めるには、
違法スーツケースを買うか、空手を始めるか、キザな窃盗野郎になるかですね。
やだ、わくわくしてきた!