モロッコ・フェズの宿情報です!
今回ご紹介するのは、『リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)』というリヤド。こちらに2泊しました。
リヤドというのは、本来「中庭をもつ邸宅」という意味のアラビア語。宿泊施設においてリヤドという言葉は、「中庭をもつ伝統的なモロッコの邸宅を改装した宿」といった意味合いでつかわれており、超高級なリヤドからお財布に優しいリヤドまで幅広く存在します。
私たちが泊まった宿はもちろん、お財布に優しいタイプです!
「リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)」の基本情報
Wi-Fi:有り(無料)※一部客室かも…要確認
チェックイン:13時~
チェックアウト:~11時
ペット同伴:可(事前リクエスト制・追加料金無し)
空港送迎:有り(有料)
24時間対応フロント、アラビア語・英語・フランス語対応(私たちが行った時は、英語が壊滅的だったけど!)
▼WEBサイト(あまり機能していない雰囲気)▼
リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)
予約はBooking.comやHotels.com、Expediaなどから行うと良いでしょう。
「リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)」の部屋タイプと料金
「リヤド レ ジュリフィス」の部屋タイプは、
- ダブルルーム(シングルベッド2台 or ダブルベッド1台)
- 4人部屋(シングルベッド2台+クイーンベッド1台)
- スーペリアルーム(ダブルベッド1台+2段ベッド2台)
の3タイプのようです。
以下はウェブサイトで調べた、ざっくりした宿泊料金。シーズンや予約するサイトにより価格差があるので、あくまで参考までに。だいたい1人3,000円以内で宿泊出来そうです。
※大人2名で1泊した場合の1部屋の料金
部屋タイプ | 料金(ユーロ) |
ダブルルーム | €35~49 |
4人部屋 | €37~43 |
スーペリアルーム | €135~149 |
※あくまで目安ですよ。
※価格はユーロ(€)での表記です。€1≒116円。
※最安価格はキャンセル不可の価格です。
※スーペリアルームは6人まで宿泊可能。€180くらいになるが、1人当たり€30程度。
リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)の部屋設備
では、ダブルルームの設備をご紹介します。
☑ ダブルベッド1台
☑ 専用シャワールーム、トイレ、洗面台
☑ 無料Wi-Fi
☑ エアコン
☑ タオル、トイレットペーパー
☑ ドライヤー(使った記憶がないので要確認ください)
ドライヤーはごめんなさい、使った記憶がないのですが…使っ…て…ないような…。宿泊の際はスタッフにご確認下さい。
こちらが洗面台&トイレ。
洗面ボウルの部分までタイルで仕上げてあるものは初めて見ました!通常はねぇ、ほら、陶器や焼き物や金属のボウル入れるじゃない。
トイレで使ったペーパーは、横のゴミ箱に捨てました。
トイレの隣に、壁を隔ててシャワーがあります。
とにかくシンプル。床に素焼きの壺みたいなもの(写真左下に写っている)が置いてあったのですが、これは何に使うのだろう…?
一応お湯は出ましたが、シャワーの水圧は弱かった記憶があります。冬場だったので、もっと豪快に湯を浴びたかったが仕方ない。お湯が出るだけOKということで!(寛大)
部屋のドアや鍵もモロッコ風。鍵は以前の記事でちょっとだけ触れた「ファティマの手」でしょうかね?細部までモロッコらしさが満載でした!
リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)の朝食
朝食はこの扉の中の食堂で食べました。
食堂の中も、装飾が凄い!壁や窓はもちろん…
天井までぇぇぇええ。こってこてにモロッコです。
食器もまぁ可愛らしい。
適当なテーブルに着席して朝食が運ばれてくるのを待ちます。
えっと…私たちは宿泊プランの関係か、朝食はこんな感じでした。オレンジジュースとコーヒーとパンとパンケーキです。
オレンジジュース(飲み物)とコーヒー(飲み物)。
パン(パン)とパンケーキ(つまりパンみたいなもの)。
被りまくりじゃないか…。
でもほら、口の中がパン的なサムシングでモソモソしたら、思う存分水分で流し込めますもんね!とりあえず腹が膨れりゃ、文句は…文句は…ないよ!!!メディナの街歩きで買い食いするからいいもん。
※Booking.comを見ると、「朝食が美味しかった」という口コミや美味しそうなビュッフェの写真が出てくるので、恐らく宿泊プランによって異なるとか、そういう事だと思います。朝食を宿でしっかり摂りたい方は、事前に朝食についてご確認下さい。
「リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)」のその他設備
これはモロッコのリヤドであればほぼそうなのですが、とにかく建物の装飾が美しい!
細かくカットしたタイルを組み合わせて幾何学模様を作り上げている装飾は「ゼリージュ」と呼ばれているのですが、モロッコのゼリージュはとにかく細かくて美しいことで有名。モスクや宮殿、リヤドなどによく使われており、メディナの門や公共の水場、鉄道の駅などもゼリージュによって装飾されています。
こちらの宿も中庭を始め、至るところがゼリージュで仕上げられていました。ちなみに今はどうだか知らないけれど、私たちが行った時はレセプションが中庭でした(写真の左側、オフィス用の椅子が置いてある辺り)。
宿に着くと、中庭のソファに促されてウェルカムティーを出してもらいました。夜23時近い到着だったのですが、お茶でほっこり。フロントが24時間対応なのは嬉しい。
宿への入口の頑丈なドア。夜は閉まっているので、ドアノッカーかブザー(があったはず)で到着を知らせたような気がします。
フェズ自体が迷宮都市と言われているのでアレなんですが、この宿の場所はなかなか分かりづらいです。通りには沢山宿の看板が出ているので、見逃さないように!宿へ続く道は人がギリすれ違えるくらいの道幅でした。
「リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)」の総評
設備:★★★☆☆
スタッフ:★★★★☆
立地:★★★★☆
価格:★★★★☆
「リヤド レ ジュリフィス(Riad Les Chrifis)」の場所
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月のUAE・モロッコ・セネガル旅ブログです)
コメント
シャウエン?映画の世界に迷い込んだような不思議な街並みです。ネコさんはその案内人のようですね。
モロッコ編は、環境変化に弱いワタクシにも優しく映っております。
あら英国紳士さん、ごきげんよう。
シャウエンは自分のペースで静かに散策できるのでオススメの街よ。
スペインから船でジブラルタル海峡を渡ってモロッコに入る旅行なんてどうかしら?