12/26(火) UAE・モロッコ・セネガル旅行3日目
旅行3日目。今日はUAEからモロッコへ移動。夜までにモロッコの『シャウエン(Chefchaouen)』を目指します。
シャウエンは皆さん、ご存知ですか?「青の街」として知られる、とてもメルヘンチックで可愛らしい街並みの小さな小さな町です。たのしみだねー!
UAEからモロッコへ移動
まずは夜中の2時40分発の便で、アブダビからモロッコのカサブランカへ。約8時間半のフライト、機内食を食べたり寝ていればすぐ着きます。
飛行機から見るマジックアワーの空。ずっと見ていたくなる色だな。
機内食はオーソドックスな感じ。オムレツにソーセージ、ヨーグルト、オレンジジュース、フルーツ、カップケーキみたいなもの。機内食は2回あったかもしれないけれど、1枚しか写真を撮っていませんでした。
モロッコの入国審査官に弄ばれる
こうして約8時間半のフライトを経て、モロッコの空の玄関口、カサブランカのムハンマド5世国際空港に到着。
空港の名前になっているムハンマド5世は、フランスから独立を勝ち取ったモロッコの国民的英雄。現在はムハンマド6世(ムハンマド5世の孫)が、モロッコ国王です。ムハンマド5世のwikiの写真(25歳くらいの)、けっこうイケメンです。見てみてね。
ムハンマド5世空港に着いて、まずは入国審査。
毎度おなじみのやりとり(何日滞在すんの?とか)をして入国スタンプを押してもらい、パスポートを受け取ろうとした瞬間。
入国審査官がパスポートを渡すと見せかけて、ヒュッとパスポートを避けた(よけた)のだ。
え…?
いやいや、トルコアイス屋じゃないんだから。ここモロッコだろ。
「お茶目かっ!」と気を取り直して、再びパスポートを受け取ろうとするも、またもや入国審査官はヒュッとパスポートを避ける。
え…?
別の入国審査官の元でやり取りをしているおっくんの方を見ると、そこは普通にパスポートの受け渡しをしている。間違いない、私は目の前のモロッコ人(入国審査官)に弄ばれているのだ。
ムキー!!!!
パスポートを取ろうとする⇒寸でのところで避ける、を何度も繰り返した結果、ようやく入国審査官は私にパスポートを返却してくれた。ちょっともう、入国審査官なのにお戯れが過ぎますぞ!
空港からカサブランカ市街へ
ムハンマド5世空港からカサブランカ市街へは列車で移動します。
ムハンマド5世空港の地下にモロッコの国鉄ONCFの「Aeroport Mohammed Ⅴ駅」があるので、そこで列車のチケットを購入。カサブランカ市街地の「Casa Port駅」までは所要時間約45分、料金は43DH(≒465円)。
列車は約1時間に1本なので、列車で市街地に出る場合は、空港に着いたら列車の時間をチェックしておきましょう。
※モロッコの通貨はDH(モロッコ・ディルハム)。2020年5月時点で1DH≒10.8円
駅のホーム。暗め。
2階建ての列車だったよ!
これでカサブランカ市街地の「Casa Port駅」まで行き、そこから歩いて国営バス「CTM」のターミナルへ行きます。Casa Port駅やCTMバスターミナルの場所などは下のマップを参考にして下さい。
カサブランカ市街地に到着。カサブランカはモロッコ最大の経済都市。高層ビルが立ち並び、人や車の往来が激しいビジネス街です。(モロッコの首都はラバトだよ!)
腹が減っては旅は出来ぬということで、カサブランカの街中で適当にカフェレストランに入ります。
これは…フランス語かしら?アラビアータとカルボナーラとボロネーゼしか理解できません。
ちなみにモロッコの公用語はアラビア語とベルベル語。あとは1956年までフランスの植民地だったこともあり、フランス語も広い範囲で通用します。
料理をオーダーすると、まずはオリーブが出てきました。
そしてこちらは私が注文した「funghi」というパスタ。アラビアータとカルボナーラとボロネーゼしか理解できなかったくせに、良く分からないパスタを頼んでみました。
funghiはイタリア語でキノコって意味なんですね。味はまったく覚えていませんが、多分キノコが沢山入っていたと信じたい。うん、そう言えばキノコがいっぱい入ったクリーム系のパスタだった気がする。
で、こっちはおっくんが頼んだカルボナーラ。パセリがオシャレにまき散らされている。
久々にこのタイプの缶ジュースを見た。
まだ移動の途中でゆっくりできる状況ではなかったので、モロッコ料理には手をつけず普通のカフェに入ってしまいましたが、料理は美味しかったです!店員さんたちも親切だったし。
CTMでカサブランカからシャウエンへ
さてさて!ではカサブランカからシャウエンへ移動しましょう。
移動手段はバス。今回は王道なところで国営のCTMに乗りました。カサブランカからシャウエンまでの所要時間は約6時間半で、料金は150DH(≒1,620円)。13時半発なので、シャウエンに着くのは20時くらいです。
バスは民営のバス会社もあって、民営の方が値段は少し安いみたいよ。
シャウエン行きは結構人気だと聞いていたので、実は事前に購入していたのですが。初日の飛行機遅延で日程が狂ってしまったので「これはチケット買い直しかなぁ…」と思っていたら、窓口でチケットの日付け変更手配をしてくれました。手数料は10DH(≒108円)。ありがたい。
バスに大きな荷物(スーツケース等)を預ける場合、荷物のチケットは別料金です。荷物代は5DH(≒54円)でした。
カウンターで荷物を預けて。
待合室でバスの出発を待ちます。アラビア語、微塵も分かりません。
バスから見る景色も楽しい。路上で果物や野菜を広げて売っている光景とか、すごい好きです。
豪快な肉。美味しそう。
そんなこんなで20時頃シャウエンに到着。CTMターミナルからシャウエンの街付近まではタクシーで20DH(≒216円)でした。
暗くて良く見えないけれど、たしかにシャウエンは青い街並みです。明日の朝になるのが楽しみ!とりあえず、宿にチェックインと夕飯を済ませましょう。また次回!
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月のUAE・モロッコ・セネガル旅ブログです)
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