12/31 オーストラリア縦断旅7日目
クーバーペディから6時間かけて約730kmを走り、13時半にウルル観光の拠点となるエアーズ・ロック・リゾート(Ayers Rock Resort)に到着しました!
エクストリームなウルル
ウルルの過ごし方はほぼノープランだった我々。事前に
『フィールド・オブ・ライト(Field of Light)』は絶対行きたい
とネット予約していたものの、その他は何も決めておらず。
『エアーズ・ロック・キャンプグランド(Ayers Rock Campground)』にチェックイン後タウンスクエアに向かい、ウルル観光の情報を収集することに。
まず私たちが得た情報は、12/31のウルルの最高気温が44℃だという事。
44℃て。
Extreme Heat(猛暑、酷暑)ですってよ。エクストリームはヤバイって、エクストリームは。エクストリームって単語聞いただけで、なんだかすごい強そうだもん!
真夏のウルル観光で注意しなければいけないのが、36℃を超えるとウォーキングトレイルや観光名所が封鎖されること。上の写真にも写っていますが、ウルル登山は午前8時、風の谷(Valley of The Winds)は午前11時、ルンガタトラック(Lungkata Track)は午後2時までとなっています。
これらを考慮して1日の観光計画を立てねばなりません。まぁつまり、朝早くから行動して、お昼は宿で昼寝して、また夕方観光する、といった流れですね。
ウルルで催行しているツアーパンフレットを一式デスクで貰い、ひとまずカフェで休憩。
明日(1/1)の夜は『フィールド・オブ・ライト(Field of Light)』を予約しているので、つまり今日の夕方~明日の夕方にかけてウルルをどう観光するか練らねばなりません。
観光方法も、ツアーに参加するか、自分たちでレンタカーでまわるか。茶を飲みながら相談(雑談)した結果、
- ウルル(エアーズロック)のサンセット
- ウルル(エアーズロック)のサンライズ
- アボリジニの壁画
- マギースプリングス(カピムティジュル)
- 風の谷
あたりを、自分たち(レンタカー)で気の向くまま観光することにしました。
エクストリームなスーパー
ウルル滞在のざっくりプランが決まり、次はスーパーでの買い出し。キャンプ場で自炊なので、今夜の夕飯、明日の朝食分の食材を購入します。
しかしスーパーに行くと、お肉コーナーの冷蔵ケース内は空っぽ。お肉の代わりにあったのが、
この貼り紙。どうやらエクストリーム・テンプラチャ等のせいでお肉が供給出来ないらしい。
エクストリーム、再来。
なんてこったい!仕方ないのでお肉は諦めて、スモークサーモンや食パン、野菜を購入。サーモンサンドイッチを作ることにしました。
真夏のウルルはエクストリームに支配されている
エクストリーム級にダサい帽子
エクストリームな気温=エクストリームな日差しが容赦なく照り付けるウルル。熱中症予防のためにも、真夏のウルルでは帽子があった方が良いです。
私は帽子を持参しておりましたが、メンズは無防備。さすがに倒れられても大変なので、帽子を買いにショッピングモールへ。
お!これ、ええやん!
そう言って、ルンルン気分でおっくんが購入した帽子がこちら。
エクストリーム級にダサい。
なんだろう。なんでだろう。
キャップ(ウルルの刺繍入り)と、ボリパンと、水色のサンダルと、後ろのクリスマスツリーが化学反応を起こし、ちょっと隣を歩きたくないレベルの20代男子が出来上がりました。20代なのに…。
※ちなみにせっかく買ったのに、これ以降このキャップを被っている姿を見ませんでした。
エクストリームな昼下がり
さて、買い出しも終了。
今日の日没は19:39なので、大体1時間前くらいにウルルのサンセットを眺めるスポットに到着すれば良いでしょう。それまで2時間くらい自由時間です。
俺、今から歩いてウルル行くわ!
え?マジで?
エクストリーム!
エアーズロックリゾートからウルルのサンセットビューエリアまでは、だいたい15kmくらいの距離。存在しているだけで暑くて死にそうなのに15kmを歩くなんて…とち狂っています。
とりあえず水持って行きな
俺ら車で行くから、途中で拾ったるわ
おう!よろしく!
多分ウルルの辺では電波も通じないし、待ち合わせとか出来ないけど、まぁいいか!
私とおっくんはというと暑さで干からびそうだったので、キャンプ場にあるプールで涼んでいました。
プールの水は日差しで温められてぬるくなり。泳ぐ訳でもなく只々水に浸かって涼もうとやって来た人々で、プールというより温泉のような光景が広がっていました。
プールから上がって飲んだフローズンファンタが、最高に美味しかった!!!
それから夕飯のサンドイッチを作ります。今宵はウルルのサンセット見ながら、スモークサーモンのサンドイッチを食べよう。オシャンティクス!
エクストリームな国立公園入園
サンセット時間の1時間半前に、エアーズロックリゾートを出発。ウルル(エアーズロック)へ向かいます。国立公園手前ですが、既にウルルの姿がはっきりと見えます。
デカい!興奮!
ウルル(エアーズロック)は、ウルル-カタジュタ国立公園内にあるので、国立公園入口で入園券を購入します。
と、ここで警察官の検問が。どうやら酒気帯び運転のチェックのようです。大晦日だから、パリピの取り締まりでもしているのかしら?
はい、息を吐いて~
おっくんの息をチェックすると、微量ですが何か反応があった様子。
え!?俺、フローズンファンタしか飲んでへん!
ええ、彼、フローズンファンタしか飲んでません
うーん、じゃあ何でだろう?
あ!今さっき、マウスウォッシュした!
多分、原因はそれです。マウスウォッシュをした直後は、マウスウォッシュのエタノール成分が検出されてしまうよう。皆さんも気を付けて下さいね。
マウスウォッシュをした、と告げるとすんなり通してくれました。
ウルル-カタジュタ国立公園のチケットは大人1人$25。3日間有効のチケットです。
そしてゲートをくぐりしばらく走ったところで、歩いているこめっちを無事捕獲しました。
マジ暑くて死ぬかと思った
ちなみにあの入口ゲート、普通に徒歩で通れるん?
それな、
入園ゲートのおばちゃんに「あんた、なんで来たん?」て言われたわ
『なんで来たん?』の『なんで』が、HowからのWhyだった様子。
『お前はなんで(How)来たんだ』⇨「徒歩で来た」
『お前はなんで(Why)徒歩で来たんだ』⇨「え、歩きたかったから」
結果:おばちゃん、困惑
まぁそうだよね。普通40℃越えの中、15km歩いてウルル行く人いない。車しか通らないゲートにいきなり徒歩の人が現れたら、そりゃ『ホ、ホホホホホワイ!?』ってなるわ。
入場ゲートのおばちゃんが困惑するので、皆さんウルルへのアクセスは車でお願いします。
エクストリームなサンセット
では改めて3人になったところで、ウルルのサンセットビューエリアへ向かいましょう。
ちなみに『エアーズロック』という名称が広く知られていますが、『エアーズロック』というのは1873年にイギリス人探検家がこの岩を発見した時に、当時の南オーストラリア植民地首相ヘンリー・エアーズにちなんで名付けたもの。先住民アボリジニの言葉では『ウルル』という名称で呼ばれていました。
1985年にオーストラリア政府から本来の所有者のアボリジニ(アナング)に返還され、正式名称も『ウルル』になっています。
はい、サンセットビューエリアに到着。次回、ビューエリアの場所やエクストリームなサンセットの様子をご紹介します!
<つづく>
(この記事は2018年12月~2019年1月のオーストラリア縦断旅ブログです)
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