12/25(月) UAE・モロッコ・セネガル旅行2日目
シェイク・ザイード・グランド・モスクの次に向かったのは、これもまたアブダビの観光名所のひとつ『エミレーツ・パレス(Emirates Palace)』です。
エミレーツ・パレスはアブダビの5つ星ホテル。アメリカの映画「セックス・アンド・ザ・シティ2(Sex and the City 2)」などの舞台にもなったんだって。(見たこと無いけれど)
ホテルなので通常は宿泊者のみの入場ですが、カフェの利用は宿泊者以外でも可能!今回はエミレーツ・パレスのカフェ『Le Café』で、名物の金箔カプチーノをいただきます!
エミレーツパレスの基本情報・行き方
Le Café
営業時間:8時~25時
噴水そばのカフェ:13時~22時
行き方:タクシー
タクシーがラクです。エミレーツ・パレスの正面玄関には常にタクシーが出入りしているので、帰りのタクシーの心配もいらないでしょう。
参考までに、シェイク・ザイード・グランド・モスク~エミレーツ・パレス:45ディルハム(約20km、約1,350円)でした。2017年年末の価格です。(Uberじゃない普通のタクシー)
まるで宮殿!エミレーツ・パレスに入館
タクシーでエミレーツ・パレスに到着。一応タクシーでホテルに入る時に、
カフェ目的でーす
と伝えて入りました。
色々な映画の舞台になるだけあって、もうなんというか、ホテルというより宮殿です。(宮殿って行ったこと無いけれど、こんなイメージ)
正面玄関にはROLEXの大きな壁掛け時計が。そう言えばROLEXの壁掛け時計って、生まれて初めて見たかも。どうやら正規では販売していないらしいですね。
さすがオイルマネー、なんでも解決です。
ちなみにエミレーツパレス、ドレスコードがあるのでご注意を。タンクトップやビーチサンダルは入館拒否の対象になっています。
ホテルに入ると、まずは4階分(多分)吹き抜けになったホールがお出迎え。天井たっか!
ちょうどこの日はクリスマスだったので、ホールには大きなクリスマスツリーが飾られていました。
エミレーツ・パレスの内装は、ゴールドを基調としたゴージャスな空間になっています。
ホテルの中を進んでいくと、ステージみたいになったところで女性がピアノを弾いていました。ピアノの生演奏を聴きながら過ごすアフタヌーン、優雅だな!
訪問の目的はコレ!「金箔カプチーノ」
本日の目的は『Le Café』の金箔カプチーノ。
カフェはお店を構えているというより、この辺り一帯の空間がカフェエリアといった感じ。混雑している時は予約客のみの対応になることもあるそうですが、ラッキーなことにけっこう空いていたのですぐに席に座れました。
お目当ては、一番上の「EMIRATES PALACE CAPPUCCINO」。23金の金箔がのった、贅沢なカプチーノです。金箔ってGold Flakesって言うんだね。なんだか鮭フレークみたいで親しみ感じます。
じゃあ私、金箔カプチーノ!
じゃあ俺は金箔アイス!
ちなみにこの写真は2017年の価格なので、金箔カプチーノが60ディルハム(≒1,800円)、金箔アイスが50ディルハム(≒1,500円)となっていますが。
現在はこの時と価格の表記方法が変わり、金箔カプチーノが73ディルハム(≒2,190円)、金箔アイスが60ディルハム(≒約1,800円)となっております。以前は別途計算していた10%のサービス料、3.5%の観光料金、2%の地方自治体の料金、5%のVAT(付加価値税)が含まれた表記になったんだって。
▶ Le Caféの最新のメニュー表(PDF)はここから見れます
とりあえず、5,000円くらい握りしめていけばアイス食べてカプチーノ飲めます。高い…。
注文してしばらくすると、まずは私の金箔カプチーノが運ばれてきました!
ま、眩しい!!!
トレーまで金色です。もう、キンキラキンです。
金箔カプチーノ、チョコレート、水。これで約2,000円。神々しい~!!!
エミレーツパレス(多分)が描かれたカプチーノに、ばっさー!と盛られた金箔。
盛り盛りです。これが、、、富の象徴というやつか、、、。
ハァハァ、じゃあ、飲んでみるね、ハァハァ
若干場違いな庶民なので、金箔の扱いに狼狽えます。
ファサッ…
金箔を啜ろうとマグカップに顔を近付けたら、
鼻息で金箔が吹っ飛びました。
金箔が軽いのか、私の鼻息が荒いのか。まぁお互い様でしょうね。
そして一口飲むと、唇が金箔まみれに!自分史上最高に潤っている(マネー的な意味で)唇を手に入れた瞬間です。
味は普通!
けなしていません。普通に美味しいカプチーノです。
そしてこちらがおっくんの注文した金箔アイス。アイスの味は「バニラアイス」か「チョコレートアイス」かが選べるのですが、おっくんはチョコレートアイスにしていました。
そこに付け合わせでお菓子のチョコレート。チョコまみれです。
アイスクリームはカプチーノと違い、金箔というより金フィルムです。金箔カプチーノの方が可愛い写真が撮れますが、金箔アイスの方が金の量は多いしインパクトもすごい。
これだけ金箔を体内に取り込むと、「自分は実はセレブだったんじゃないか…?」という不思議な考えが浮かんできます。ちなみに今まで一度もセレブに憧れたことはありません。セレブに憧れたことがあったら、春の吉野山で野宿なんかしません。(なんの話?)
ちょっと今からセレブの真似をします
なになに?
セレブがウェイターさんを呼ぶ時のポーズ
どう?っぽくない?
ポイントは、アンニュイな右手です
(アホや)
現場からは以上です。
エミレーツ・パレスの中をプチ散策
せっかくエミレーツ・パレスを訪れたので、少々ホテルの中(共有スペース)を散策してみましょう。
わー、ヤシの木!
わー!ヤシの木!
ヤシは食料としても住居の材料としても重要だったようで、前回記事のシェイク・ザイード・グランド・モスクではヤシを称えて回廊の柱に黄金のヤシを施したんだそう。
きれーい。ひろーい。
なんだか日本っぽい舞台もありました。
トイレは金色ではありませんでした。意外。まぁ、ぶっちゃけ便器は白がいいよ。何と言っても清潔感があるし、汚れたらすぐ分かるので汚れが酷くなる前に掃除できるもの。
またUAEのトイレに関しては、世界のトイレから企画で書かせていただきましょう。
この一人掛けソファに腰掛けたら、後ろの肖像画みたいになれるのかな。
そうそう、昔はエミレーツ・パレスに金(Gold)を売っている自動販売機が設置されていたのですが、この時にはもう撤去されていてありませんでした。金を自販機で売るって、どんだけお手軽なのよ。缶コーヒー買うノリで、金を買ってみたかったな。残念!
アブダビを訪れたら、ぜひエミレーツ・パレスへ行ってみて下さい。とにかく全てがゴージャスで面白いですし、なんと言うか「ああ、本当の富は心のゆとりをつくるんだな」と感じます。
あと、エミレーツ・パレスの目の前には、エティハドタワーズ(上の写真に写っている建物)というオフィス・ホテル・住居・ブティックなどが入っているビルがありますし、エミレーツ・パレスのすぐ近くには大統領官邸があります。
我々が訪れた2017年は、大統領官邸は外からチラっと見るくらいしか出来なかったけれど。2019年から一般に公開されるようになったんだって!いいなぁ!
コロナの影響で各国の今後の観光はどうなるのか、なんとも見通しがつきませんが。(最近徐々に観光再開に向けて動く国が出てきた、というニュースを読んだのでお先真っ暗ではないと思いますが)アブダビを訪れたら大統領官邸も、行きたいですね!
エミレーツパレスの場所
(Emirates Palace)
<つづく>
(この記事は2017年12月~2018年1月のUAE・モロッコ・セネガル旅ブログです)
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