「アフリカ行こ!」南部アフリカ4ヶ国周遊旅のきっかけ

モザンビーク 旅行 ビランクロス 旅の随筆
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
モザンビーク 旅行 ビランクロス
Vilanculosの海(モザンビーク)

突然ですが、皆さんの海外旅行のきっかけや、渡航先を選ぶ理由は何ですか?

私の初めての海外旅行(トルコ)のきっかけは「姉に誘われたから」。それまでまったく興味がなかった世界に連れだしてくれたのが姉でした。

その後のベトナム・ギリシャも「姉に誘われたから」という理由が続き。4度目の渡航で初めて「ウユニ塩湖を生で見たい」という己の欲望きっかけで南米7ヶ国へ行きました。

それからは友人が住んでいるから」「レバ刺しが食べたいから」「ロケット花火をぶっ放したいから」「おっくんの戯言」「おっくんの寝言」「近いから」「なんとなくという理由やきっかけでの渡航が続いた私たち。

しかし今回の南部アフリカ周遊旅は違います。

久々に!己の強い強い欲望きっかけでの旅行なんです!うぇい!

南アフリカの滝「トゥゲラフォール」に会いたくて

今回の旅のきっかけとなったのはズバリ!

南アフリカにある「トゥゲラフォール(Tugela Falls)」という滝。

私がトゥゲラフォールの存在を知ったのは2014年。父親が録画していた「THE世界遺産」をボーっと見ていたら、なんともカッコイイ滝に目を奪われました。滝の落差は世界第2位。アフリカ大陸では一番落差のある滝なんだそうな。

トゥゲラフォールに行くには、日本から14,000km離れたアフリカ大陸へ赴き、標高3,000m級の山を往復6~7時間歩いて、途中断崖絶壁をチェーンラダーで登らねばなりません。

なにそれ楽しそすぎる。

さらにトゥゲラフォールは雨季にしか現れず、かと言って雨季は雨季で濃霧で滝が見えなかったり、突然の豪雨に見舞われたりと、一筋縄ではいかないらしい。うーん…。

俄然、燃えてきた。

『障害が多いほど、恋は燃え上がる』って言うじゃないですか。それですよ、それ。完全にトゥゲラフォールにFall in loveです。Fallsだけにね!(言わずにいられなかった私の気持ちを察してそっとしておいて)

Falls繋がりで余談(おすすめの映画話)

あ!Fallsで急に思い出したのですが。

(このブログ、大体脱線しますんでね。あたたかい目で見守ってください)

『落下の王国(The Fall)』という映画、素敵なのでぜひ観てほしい。

世界24ヶ国以上で撮影された、壮大な世界観と映像美。巷で絶賛されているこの映画の映像はなんとCG無しで、世界のありのままの美しい姿が見られます。旅行好きな人にはたまらないと思う。これが旅行のきっかけになる人もいるかもしれません。もちろん、内容や衣装も良いです。

そして、この映画の予告編で最後に出てくる言葉が最高にかっこいいんですよ。

汝、落下を畏れるなかれ
この美しき世界を 仰ぎ見よ

うわーやられたーって感じ。この言葉だけで鳥肌立ちました。落下することは恐ろしいけれど、視界いっぱいに広がる仰ぎ見た世界はきっと美しい。視点を変えると世界は表情を変える。これは何事にも通ずると思います。本当、いい言葉!

予告のYouTube貼っておきますのでね、どうぞ見ていってくださいな(誰?)。

「落下の王国」は、日本の配給会社が倒産した影響でBlu-rayなどがプレミア価格になってしまっている&配信していません。観るにはTSUTAYAあたりでレンタルしてくるのがいいかな。私も13年ぶりに観てみようと思っています。

気軽に国境越えがち

はい、唐突に旅のきっかけになりそうな映画を紹介したところで話を戻しますね。

今回の私の旅のハイライトは南アフリカのトゥゲラフォール。以前は南アフリカに行くならナマクアランドかな~と思っていましたが、完全にトゥゲラフォールに奪われました。

ででで。アフリカ大陸まで行くので会社は10日前後休むと仮定して、次に浮かぶのは

SAORI
SAORI

じゃ、どこの国境越える?

という考え。人間の3大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)ばりにSAORIには越境欲が備わっており、10日間も同じ国に滞在するなんて耐えられない。

越えさせろ、国境を。

ただ人間不思議なもので、私はかなりの出不精&面倒臭がりで、休みの日の7割くらいは家から出ません。家から徒歩3分のコンビニへ行くのも面倒です。なんなら家の中でリビングから10歩歩いてベッドへ行くのも面倒で気付いたら床で寝ています。寝ながら湖池屋スコーンとか食べてます。色々やばい。

それがどうでしょう。

対象が国となると、急に「隣だし行こうよ、300kmなんて誤差だよ」となるんです。なんだろう、縮尺の違い?感覚がバグってるのが自分でも良く分かります。こわいわ。

距離感だけでなく金銭感覚もバグります。普段はスーパーで「生ガツオの刺身498円とか高ぇよ!」とか思うのに、「航空券1人5万?ゲロ安っ!ポチッ(購入)」となるんです。いやいや、5万円あったら生ガツオの刺身100パック買えるわ。

誰か私を止めて。

南部アフリカ
SAORI
SAORI

とりあえずトゥゲラフォールはレソトの近くにあるから、レソトは寄ろう

SAORI
SAORI

あとこの良く分からないエスワティニって国も行こう、ほぼ南アみたいなもんだし

おっくん
おっくん

じゃあついでにモザンビークも

SAORI
SAORI

許可

こんな感じで、南アフリカ・レソト・エスワティニ・モザンビークへ行くことが適当に決まりました。最終的には適当になります。いいのいいの、これから調べれば!

こうしてSAORIは2年ぶり3度目、おっくんは4度目のアフリカ大陸上陸。わくわくです!

<つづく>

(この記事は2020年3月の南部アフリカ4ヶ国周遊旅ブログです)

コメント

  1. カツオを買う紳士 より:

    最初の写真、とても素敵です
    ウォーターフォール。ストーンローゼズにそんな曲ありました。聴いてみてください
    滝。飛泉。瀑布。様々な言い方のある日本語が好きです。
    知ってることひけらかしたいだけです
    しかし、姉君にご主人、強い味方がパーティにいるとダンジョン攻略も楽しいだろうなと感じました。次回も楽しみみ

    • saorigraph より:

      お褒めの言葉、ありがたき!聴いてみます。
      飛泉は知らなかった!さすが紳士は語彙力が違うなぁ。尊敬。

      私の恵まれているところは、いつも一緒に旅行してくれる人のスペックが高いというところですね。
      そこだけは強運だと思っています。
      紳士を楽しませられるよう、頑張ります!