海外旅行の離乳食はどうする?実際に持っていったベビーフード公開(離乳食中期・1日2回食)

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今回は「海外旅行時の離乳食について」です。

坊の海外旅行デビューは生後7ヶ月。離乳食は生後5ヶ月で開始してそこそこ順調に進んでいたので、旅行に行くころには離乳食中期・1日2回食になっていました。

旅行中の離乳食は何をどれくらい持っていけばいいのか、栄養は大丈夫なのか、メニューはどうしたら良いのか。これが今回の旅行準備で一番悩んだところでした。今思えばそんなに悩まなくても良かったのだけど…。なので備忘録を兼ねて、海外旅行の時の離乳食について書いておきます。

離乳食中期・生後7~8ヶ月頃(モグモグ期)の特徴や目安量

では簡単に生後7~8ヶ月頃について。

この時期の赤ちゃんの特徴

離乳食中期・生後7~8ヶ月頃になると、お座りが安定しだし、ベビーチェアなど足がつく椅子を使えばひとりで座って食事ができるようになってきます。上下の前歯は2本ずつ生え、舌と上あごを使って食べ物をすり潰し、唾液と混ぜて飲み込むことができるようになってきます。裏ごししなくても、舌で潰せる固さの食材が食べられるようになります。

と良く書いてありますが、成長は人それぞれ。坊はのんびり系なので、お座りが安定したのはもっともっと後です。生後7ヶ月の頃はバウンサーとか、膝の上に座らせて食べていました。たしか。

離乳食中期(7~8ヶ月頃)離乳食後期(9~11ヶ月頃)
食事回数の目安2回3回
米の固さの目安7倍がゆ5倍がゆ~軟飯
食材の大きさの目安みじん切り粗みじん~小さめ角切り
食材の固さの目安舌でつぶせる固さ歯ぐきでつぶせる固さ
食事とミルクの栄養比率食事3:ミルク7食事4:ミルク6
1食の食材目安量
(炭水化物)
7倍がゆ・・・50~80g5倍がゆ・・・90g
軟飯・・・80g
1食の食材目安量
(ビタミン・ミネラル)
野菜・果物・・・20~30g野菜・果物・・・30~40g
1食の食材目安量
(タンパク質)
肉・魚なら・・・10~15g
豆腐なら・・・30~40g
卵なら・・・卵黄1~全卵1/3
乳製品なら・・・50~70g
肉・魚なら・・・15g
豆腐なら・・・45g
卵なら・・・全卵1/2
乳製品なら・・・80g
離乳食スケジュールの目安

離乳食スケジュールの目安は上記の感じ。離乳食中期は食事から摂る栄養は3割くらいで、7割はミルクから栄養を摂っています。これを知ると、離乳食がうまく進まなかったりメニューで悩んでいても少し気が楽になるよね!

ちなみに離乳食初期(5~6ヶ月)はゴックン期、離乳食中期(7~8ヶ月)はモグモグ期、離乳食後期(9~11ヶ月)はカミカミ期、離乳食完了期(12~18ヶ月)はパクパク期と言うらしいんだけど。モグモグとカミカミとパクパクの順番というか月齢が良く分からず、買い物中に混乱します。たまに「モグモグ期」しか書いていない商品とかあって、

SAORI
SAORI

うちの子モグモグしながらパクパク食べてるんですけど、結局どれ?

と、買い物中に検索する手間が増えるので、中期とか月齢も同時表示してほしい(ほとんどの商品はしてあるけれど)。擬音を目安につかう曖昧さよ。

8日間の旅行で持っていったベビーフードたち

では、実際に持っていったベビーフードをご紹介します。

旅行日数は8日間だったので、ざっくりと2回食×8日で16食分くらいが必要。現地で調達したりもできますが、この時はかなり慎重だったのでね。一応16食+αがカバーできるようにしておきました(こぼしたりとかアクシデントに備え)。

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持っていったベビーフードたち
  • レトルトパウチのベビーフード・・・9袋
  • カップ容器のベビーフード・・・1箱(2個セット)
  • 和光堂 おいしい米がゆ・・・1箱(2~3食分になる)
  • 和光堂 おいしいパンがゆ・・・1袋(5食分になる)
  • 和光堂 鶏・レバー・鯛3種パック・・・1箱
  • 和光堂 緑黄色野菜3種パック・・・1箱
  • 和光堂 裏ごしおさかな・・・2袋
  • ミライパウダー鶏肝・・・1袋
  • おやさいきなこ・・・1袋(写真に載ってないけど)
  • 粉末むぎちゃ・・・1箱
  • 北海道紋別産とうもろこしフレーク
  • 北海道産にんじんフレーク
  • babybioのスムージー・・・2つ

ざっくりこんな感じ。和光堂の「裏ごしおさかな」や「おいしい米かゆ」は、離乳食初期に買って使っていなかったものが家にあったので、それの処分も兼ねて。

ではひとつずつ見ていきましょう。

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坊はこの時点で特にアレルギーはなく、かつ苦手な食材もなかったので、ベビーフードは「わたし基準で美味しそうなもの」「毎回楽しく食べられそうなもの」を選びました。

和光堂のグローバルシリーズは、和光堂の通常のベビーフードより美味しそうだったので買ってみました。ビーンスタークのベビーフードは残念ながら2024年3月末で販売終了したみたい。

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つづいてmanmaのベビーフード(現在はパッケージが変わってます)。

農家さんから受け取った旬の野菜をその“まんま”使用したベビーフードが特徴です。1袋500~600円となかなかなお値段ですが、旅行中は野菜が不足しがちになるという経験を踏まえ、坊にもお野菜をとってもらいたく購入。栄養的にも自分が安心できそうなので奮発!

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カインデスト(the kindest)はパウチになった食材のピューレがあるので、離乳食初期の頃に面倒な食材はカインデストのピューレを買って食べさせていました。ごぼうとか鶏レバーとか、自分でピューレ状に作るの最高に面倒だもん。カインデストはいろいろな食材を使っているのが魅力かなぁ。

リトルワンズは国産、オーガニック野菜、天然食材、こだわりの調味料を使った手作りベビーフード。

bebemeshiは国産食材をベースに栄養バランスを考えた、化学調味料・保存料・着色料不使用のベビーフード。

どれもこれも自分では作れないものばかり!リトルワンズの「天然真鯛と野菜のおじや」はとっても良い鯛の香りがして(味も美味しい)、個人的に1番お気に入りです。

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カップに入ったベビーフードは、機内で食べるのに便利。こちらは1箱に2カップ(2食)とスプーン1本が入っています。大量に持っていくと嵩張るので、機内食の回数分だけ持っていきました。

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ケトルが使える場面(ホテルの部屋とか)では、こちらのお湯を入れてまぜまぜするタイプのものも使いました。炭水化物・タンパク質・ビタミン系を網羅!

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この北海道産のとうもろこし・にんじんフレークは姉からもらったもの。お湯でさっと溶けるので、離乳食に便利。しかも風味がすっごい!めっちゃ美味しいです。とうもろこしフレークを牛乳で溶くだけで、大人も美味しく飲めるコーンスープになります。

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なにげに買ってよかったのが、ベビービオのスムージー。水分補給やビタミンミネラル摂取も兼ねて、外出先で簡単にあげられて便利でした。旅行中はもちろん、風邪をひいて食欲があまりない時などにあげたりもしてたよ。砂糖などの甘味料や添加物を加えていないのも安心。

旅行中の離乳食の様子

実際の旅行中の離乳食の様子をいくつかご紹介します。

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機内での離乳食

まず機内はカップに入ったベビーフード。テーブルにも置けるし、スプーンも付いているし、とても便利でした。ただし1箱(2個入り)にスプーンは1本しかついていないので、2個目を食べる時用に洗ってとっておく or 別のスプーンを持参する必要があるので注意!

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合わせ技

こちらは、manmaのベビーフードと和光堂の粉末ベビーフードの合わせ技。

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右上から時計回りに、鯛と緑黄色野菜、にんじんのおじや、ほうれん草と小松菜です。

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粉系

こちらは全体的に粉系の離乳食。

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左上から時計回りに、にんじんとトマト、米がゆ+おやさいきなこ、裏ごしおさかな、とうもろこしです。

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ホテルの朝食ビュッフェ

あとは現地調達も。

ホテルの朝食ビュッフェにはだいたいどこでもバナナとプレーンヨーグルトはあるので、これにおやさいきなこをかけてあげたり。家ではバナナも一応加熱してからあげていたので生のバナナは少しだけ不安でしたが、特に何もなく元気に過ごしていたので、これ以降バナナはそこら中で食べるようになりました。

ベビーフードを持っていく時の注意点

旅行でベビーフードを持っていく時の注意点をいくつか挙げておきます。

持ち込みが可能かどうか確認する

渡航先の国によっては、持ち込みが禁止されている食品があります。場合によっては没収されたり罰金を科される可能性もあるので、事前に確認して申請が必要な場合は偽らずに申請しましょう!

ちなみに今回の記事に載せたベビーフード(あとキューブ型ミルク、液体ミルク)は東ティモール・バリ島へ持ち込みましたが、特に問題ありませんでした。持ち込みに厳しいと噂のニュージーランドにも同じようなベビーフードを持って行きましたが、申請をすれば(+係員に「for babyの食べ物だよー」と言えば)中身はノーチェックで持ち込めました。

事前に試しておく

初めて食べるベビーフードを赤ちゃんが食べてくれない!という可能性もあります。持っていったのに食べてくれないとか、泣きたくなりますよね。なので渡航前に、持っていく予定のベビーフードを一通り食べさせてみて、好みなどを把握しておくと良いですよ。

旅行中に便利な離乳食グッズ

最後に旅行中に便利な離乳食グッズをいくつか。

使い捨てエプロン

旅行先ではすぐに洗えないことが多いので、食べたらポイッと捨てられる使い捨てエプロンが便利です。防水加工してあると、服まで染みなくて安心ですよ。

手口拭き・除菌シート

これはまぁ…普段の生活でも使っているであろう物なのでね。ノンアルコールタイプの除菌シートだと赤ちゃんでも安心です。

使い慣れたスプーン・マグ

口に直接入るものは、使い慣れたものでないと赤ちゃんが拒否する可能性もあります。坊はスプーンは特にこだわりがなく何でも良かったのですが(それでも3本くらい持っていった)、まだコップ飲みが出来なかったので特定のマグからしか麦茶や白湯を飲めませんでした。なので使い慣れたものがあるのであれば、持っていくのが良いでしょう。

離乳食用の食器(軽量で嵩張らないもの)

粉系のベビーフードを作って与えたり、パウチから取り分ける時には離乳食用の食器があると便利です。なるべく軽量で嵩張らないものが良いでしょう。

海外旅行の離乳食(離乳食中期)のまとめ

いつもとは違う環境になる海外旅行。

離乳食中期(7~8ヶ月)の赤ちゃんの離乳食で安心・お手軽なのは、市販のベビーフードを持参することです。

最近のベビーフードは素材や栄養もしっかり考えられているので、罪悪感はまったくありません!むしろ自分で作るより豪華!また、国によってはベビーフードやベビー用品がとても豊富なところもあるので、その場合は現地のスーパーで購入するのもアリです。

一度おうちで食べさせてみる等の準備をして、楽しい海外旅行になりますように!

(この記事は2023年11月の東ティモール・インドネシア(バリ島)旅ブログです)

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