赤ちゃん連れ旅で選んだ「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」
では、石垣島で2泊3日お世話になるお宿へ向かいましょう。
今回泊まるのはこちら!
「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」です!
初めての子連れ旅(というか3ヶ月赤ちゃん連れ旅)ということで、宿は厳選に厳選を重ね。そして辿り着いたインターコンチネンタル。
正直に言うと、最後の最後まで「フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ」と「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」で悩んで、若干フサキビーチリゾート寄りだったんだけどね。立地やら日程(空室状況)やらで最終的にANAインターコンチネンタル石垣リゾートになりました(そして泊まって大満足でした)。
「フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ」も赤ちゃん連れにはすごく魅力的な宿なんですよ。「【BABY初旅】リゾートデビュー応援!おむつセット特典・朝食付き」という宿泊プランがあったり、有資格者常駐のベビー&キッズルーム(満6ヶ月~利用可)があったり。気になる方はどうぞこちらからチェックしてください。
と、泊まってもいない宿の宣伝をしたところで現場に戻りましょう。
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートはなかなかに大きなリゾートホテル。施設はオーシャン(&コーラル)ウィングとベイウィングがあり、それぞれにエントランスがあります。両者は繋がっていないので、施設を行き来したい時はカートに乗っていきます。
こちらのベイウィングは2020年に開業した新館で、クラブ棟もベイウィングから繋がっています。今回は出産直後のSAORIが
産後無双!えいっ!(ポチッ)
と、とち狂ったテンションでクラブインターコンチネンタルの客室を予約してしまったので、こちらのベイウィングのエントランスから入ります。
うはぁ!既にリゾート感ムンムン!
リゾート感を表現するのにムンムンという擬音を充てるあたり、昭和生まれであることを露呈しまくっておりますが。この開け放たれたエントランスを吹き抜ける風は、魔都TOKYOの肌に纏わりつくねっとりとした風とは全然違う。恐るべしリゾート。
天井たかーい!おしゃれー!
語彙力なさすぎてすみません。でも本当にそうなんですよ。このエントランスのソファに座って過ごすだけでも最高に気持ち良い休日になる、そんな空間です。
専用ラウンジでチェックイン、そして新事実発覚
クラブインターコンチネンタルに宿泊すると、こちらの専用ラウンジでチェックイン・チェックアウトをします。
ウェルカムドリンクはハイビスカスとローズヒップのドリンク。坊を抱っこして汗だくだったので、冷たいドリンクが体にしみ渡りました。
あとこのお手拭き!アロマの香りが楽しめるこのお手拭きなんですけどね、
めっちゃ分厚い。
絶対高いやつだなコレ(下世話な女)。
ででで。チェックインの手続きをしていると、
IHGの会員登録はされていますか?
みたいなことを聞かれ。特に今までIHGブランドのホテルに宿泊した記憶がないので
多分ないと思いますけど、念のため検索してもらえますか?
と答えるおっくん。まぁ私たち、今まで特定のブランド指定でホテル泊まってなかったもんね(最近は少し意識している)。で、一応検索してもらった結果。
おっくんさんのお名前とメールアドレスで会員登録がされています
なんと!記憶にないけれど、どうやらIHG会員だったようです。そして更に明らかになった新事実が。
ただ、おっくんさんのご住所が…
アブダビになっております
ちょっと待てい。
アブダビ?UAEの?いつの間にアナタ、石油王になられたの?これはもはやおっくん本人ではなく、成りすまし的なサムシングではないのかと思うほど謎の会員登録。一体いつ誰が登録して、そしてなぜ住所がアブダビになっているのか。
あ!!!もしかしてアレかな!?
そう、あれは2017年の年末。UAE経由でモロッコとセネガルへ行った時のこと。飛行機が遅延したためアブダビで乗り継ぎが出来ず、急遽航空会社が用意したアブダビのホテルに泊まったことがあったのですが。そこがIHGブランドのホテルで、なんかあちらさんで勝手に会員登録したようです。うん、さすがだな。てか登録したなら教えてよ。
ちなみにその時の宿泊記事がコチラ ▶ 「予定外のアブダビ泊!ラクダレースの豆知識」
話が逸れまくってしまいましたが、新事実が発覚したものの無事チェックインを終えました。
クラブインターコンチネンタルの特典のひとつに、石鹸ソムリエによるオリジナル石鹸の紹介というのがあり、好きな石鹸をひとつ選んでカットしてもらえます。ひとつひとつ香りを確かめながら、
うわぁ…めっちゃ悩むなぁ…
青パパイヤかハイビスカスがいいんだけど、どっちも捨て難い…
くぅぅううう、選べない!
と、大きな独り言を言っていたら。
そんなわたしの姿を見かねたのか、悩んでいた2種類の石鹸をカットしてくれました。石鹸を選ぶだけなのに、こんなに盛大に悩む大人はあまりいないと思うので、さぞスタッフも困惑したことでしょう。すみませんね、ありがとうございます。
さ、チェックインも済んで石鹸ももらったので、お部屋へ向かいましょう!
クラブインターコンチネンタル デラックスルーム
はい、こちらが2泊するお部屋。オープーン!
あら素敵。クラブインターコンチネンタルの中では一番リーズナブルな、「クラブインターコンチネンタルデラックスルーム」です。
客室のレイアウトはこんな感じ。43.2㎡の客室は、大人2人と赤ちゃんで過ごすにはちょうど良いサイズ。
入ってすぐにクローゼット、そして水回り、その先にベッド・ソファスペースがあって、広めのバルコニーからは海が見えます。
ベッド・ソファ周り
ベッドはダブルベッドが2台(ツイン)。
その手前に大きめのソファがあります。
ソファは座面の奥行が深め、かつ座面は硬めだったので、当時まだ身長60cmにも満たなかった坊にはちょうど良いサイズと寝心地でした。
ソファの前の壁にはテレビが埋め込まれていました。旅行中はほぼ100%テレビは見ないので知りませんでしたが、ここのテレビはNetflixとかアマプラが見れるようですよ。
ベッドの頭側の壁には、貝や珊瑚をモチーフにした装飾。海っぽい。
ベッドサイドの照明は、シェードの淡いブルーがとても綺麗でした。
照明の陰に、ひっそりとBOSEのBluetoothスピーカーがあったよ。
バスルーム・パウダースペース・トイレ
パウダースペースはオープンなつくりになっており、ベッドやバルコニーの方まで視界が開けています。
大理石カウンターにセットされたアンダーカウンター型洗面器はKERAMAG(ケラマグ)のもの。KERAMAG社、初耳です。どうもはじめまして。KERAMAGはドイツの会社で、ドイツの衛生陶器分野ではパイオニア的存在のようです。
水栓はhansgrohe社(ハンスグローエ社)。ハンスグローエとグローエの話はこちらの記事でどうぞ。
ハンドソープとモイスチャライザー(保湿的なやつ)は、タイのナチュラルスパブランド「HARNN(ハーン)」のもの。人様のブログで見たんだけれど、この「MYSTIQUE」という香りはインターコンチネンタルホテルだけのオリジナル商品なんだそう。ほえ~。
ドライヤーはダイソン。ホテルで良く見るな、ダイソンドライヤー。
引き出しの中に、箱に入ったアメニティ類があります。
With complimentsと書かれた箱の中にはこんなに色々入っていました。
綿棒やデンタルフロス、シェービングクリームなどなど。裁縫セットまで入っていました。これで食べすぎによってボタンが吹っ飛んでも安心ですね!
というか、リアルでボタンが吹っ飛んだ人を今まで見たことがありません。たくさん食べて服のボタンを吹っ飛ばせる(筋肉でも可)という方がいたら、ぜひ見せてください。笑います。笑うだけでボタンは縫い付けません。自分でやってね。
トイレはTOTOのタンクレス。どうもありがとうございます。
パウダースペースの後ろにあるバスルームは、ガラス張りで開放感があります。
洗い場は広々としており、坊と一緒の入浴もしやすかったです。
シャワーはハンドシャワーとオーバーヘッドシャワーの2つ。
このシンプルな少しグレーっぽい大判タイル張りの雰囲気、好き。個人的に大理石の「どう?高級でしょ?」みたいなゴッテゴテ感は好みではないので、バスタブ周りに少しあしらわれているこの位がちょうど良いです。壁際の間接照明もいい感じ。
バスタブは、身長153cmのわたしだと足が届かないくらい長かったです。男性ものびのびと入れるのではないでしょうか。ヘッドレストと滑り止めマットもありました。
バスタブにお湯をためるときは、壁についているハンドルを開くと、
バスタブ内の側面についたこの金具からお湯が出てきます。ちょっともう覚えていないけれど、この金具を回すとバスタブ底の栓が上がって排水するんじゃなかったかしら…。そんな感じです。
バスルーム内のシャンプー、コンディショナー、シャワージェルもHARNNでした。
ちなみに開放的な水回りですが、このように扉で仕切ることも可能ですのでご安心ください。入浴時などはね、この方がいいもんね。
ミニバーまわり
続きましてミニバーまわりを見ていきましょう。
素敵な茶器、ケトル、ネスプレッソ。
この茶器のブルーも素敵。さすがビーチリゾートというか石垣島、海を意識しているんだろな。
紅茶や煎茶はTWG。飲食や有名ブランドに疎いわたしは、最近ようやくTWGがシンガポールの高級ティーブランドだということを知りました。
シンガポールは坊が4歳くらいになったら行こうと思っているので(シンガポールはそのくらいの年齢から、子どもが最高に楽しめる国だと思っている)、まだ行きません。
引き出しにはお酒やお菓子。
この状況でSOYJOY食べる人、いるのかしら。
冷蔵庫の中はこんな。有料です。中段の一番左のファンタはわたしが買った私物です。
(リアルタイムで2024/6/20~2024/9/25にベイウィングに宿泊したゲスト限定で、客室内ミニバーを無料で利用できるようです!いいね!)
コーヒーカップも白とブルーで可愛い。
フリーのお水は人数分(坊も入れてくれていた)置いてありました。
オーシャンビューのバルコニー
バルコニーは広々としていて、手前にはゴルフ場?みたいな芝、遠くに海が見えます。
バルコニーには寝転がれる大きめのソファと、
テーブルとイス。
ごろーんと寝転がって、遠くの海を見ながらウトウトする時間は気持ちよかったです。
そうだ、部屋には室内用スリッパのほかに、い草(?)のビーチサンダルもありました。サンダルの裏側はゴムっぽい素材になっていて厚みもあり、けっこうしっかりしています。こちらはお持ち帰りOKとのことだったので、お言葉に甘えて貰ってきました。
家でおっくんが履いていたような気がします。
赤ちゃん連れに嬉しい!貸出備品アレコレ
最後に、今回の宿泊でホテルから貸し出ししてもらった備品のご紹介。
備品には数に限りがあるとのことだったので、宿泊予約をした後ホテルにメールをし、
- ベビーベッド
- おむつ用のごみ箱
- ベビーカー
の予約をしました。子連れ旅の場合、事前に予約できるものはしておくのが良いです。
まずはベビーベッド。この時まだ坊は生後3ヶ月になりたてで寝返りもしなかったので、おとなしくベビーベッドで寝てました。事前予約をしていたので、チェックインした時には客室にセッティング済みでした!
こちらはおむつ用のごみ箱。
ホームページの貸出備品には特に記載がなかったのですが、ベビーベッドの予約をした際にホテル側から「おむつ用のごみ箱や補助便座、踏み台等もあるので必要であれば…」と連絡があり、おむつ用のごみ箱も借りることにしました。ちなみに紙おむつとおしりふきはホテル内のコンビニで売っています。
ベビーカーも借りました。
特に指定をしておりませんでしたが、ベビーカー予約時に月齢を伝えていたからかA型のベビーカーがチェックイン後すぐにお部屋に届けられました(B型もあるのかどうかはわからないので、ベビーカー詳細はホテルに確認ください)。
ホテル内の移動や散策時はもちろん、市内観光の時も使えて便利でした。空港で使いたいとかなければ、旅先で借りれるのは荷物が減って助かります。
こちらは貸出ではなく、部屋に用意してあった子ども用アメニティ。
子ども用のスリッパや歯ブラシが入っていました。坊はまだ小さくて使えませんでしたが、こういうのも嬉しいですよね。
ANAインターコンチネンタル石垣リゾートは、5歳以下の子どもと添い寝で宿泊する場合は、原則的にその子の宿泊代はかからないようです。
じゃあ5歳まで泊まりたい放題じゃん
決して泊まりたい放題というわけではありませんが、5歳以下のお子さんがいる皆さま!家族旅行の宿泊先には、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートをどうぞ候補に入れてくださいませ。
以上、客室編でした!
<つづく>
(この記事は2023年6月の石垣島旅ブログです)
コメント
本当に素敵なホテル!
泊まった気になっちゃいました。
このクラブ〜だけ。やたらいいお値段しますな。
クラブに泊まらずんば、人に非ずの圧力すら感じます
塞ぎリゾートというところは、ひねくれ者でも受け入れてくれそうですね
またまた!これから泊まるのにぃ~このこのぉ~(うざ)
石垣島の海は、どんなひねくれ者でも受け入れてくれると思います。
とりあえず、何も考えず酒でも飲みな~土曜日だし。
わたしもつまみでも作ってきますかね、お酒は飲まないけどつまみは好き。