入院～出産までの様子はこちら。
杉山産婦人科さんで出産した場合、退院診察で問題がなければ産後4日目の午前中に退院（帝王切開の場合を除く）となります。以前よりも入院日数は短縮されてきているのかな？
産後4日目の午前中に退院ですので、実質3日間しか出産後病院で過ごす時間はありません。その間に赤ちゃんのお世話に関するオリエンテーションやら自分の体の診察やらがあり、更に日中は基本的に赤ちゃんと一緒に過ごします。
意外とゆっくり休める時間がない。
そんな印象だった、産後の入院生活編です。
6:00 起床
もっと寝ていればいいのに、なんだか起きてしまいました。
旅行中に早起きしちゃう感覚に似てる。自宅じゃないからかな。
7:30 子宮の戻り具合確認
病室にて子宮の戻り具合を確認。特に問題なし。
8:00 朝食
お待ちかねの朝食。入院中の朝食は和食か洋食かが選べるのですが、産後1日目は和食と決まっていました。
旅館の朝ごはんみたい！気分だけは旅行中みたいになれます。
鯵の開きうまー。
品数豊富。
めっちゃ健康的。
家ではグラノーラだけとか、頑張って用意しても目玉焼きと納豆ご飯とかなので、朝からこの品数食べられるのは嬉しい。やっぱり誰かに用意してもらうご飯って最高だね！
9:00 内診
3Fの受付近くで血圧、体温を測ったあと、内診で子宮の戻りや悪露を確認。子宮の収縮は順調で問題なし。
ただ、少し歩いただけで未だかつてないくらいに息切れするし、股は痛いしお尻も痛い。あらゆる筋肉がなくなり体はポヨンポヨンのグラグラ、腹直筋離開も激しくてビックリ！
無痛分娩は陣痛の痛みやストレスを軽くしたり体力を温存できるメリットはあるものの、身体は妊娠・出産で細胞レベルからボロボロになっているわけで。出産は交通事故レベルって言うもんね。
元気だけど、肉体はダメージ負ってるんだなぁと実感しました。
9:30 母子同室オリエンテーション
部屋に坊をお迎えし、助産師さんから同室オリエンテーション（抱っこの仕方、おむつの替え方、ミルクの作り方やあげ方、授乳の仕方などなど基本的なお世話の仕方）を受けます。
コット（赤ちゃんが寝てるキャリーベッド）には、おむつ・おしりふき・おむつ用ごみ箱・赤ちゃんの着替えがセットされていて、それを使います。
生後1～2日は胎便という緑色のウ○チが出るというのを初めて知ったのですが、
なんか岩海苔みたいなん出てる！！！
と衝撃を受けました。あの、ご飯のおかずの『ごはんですよ』みたいなやつがネチョーっとお尻についてるんですよ。『ごはんですよ』好きの皆さん、すみません。ほんの少しの期間しか見られないので貴重だなと思います、ごはんですよウ○チ（しつこい）。
コットには乳幼児突然死症候群予防のためにセンサーが取り付けられています。赤ちゃんの呼吸などに異常があった際にセンサーが感知し、アラームを鳴らして知らせてくれます。
生まれたばかりで呼吸するのを休んでしまう赤ちゃんもいるらしいので、センサーがあるのとないのとでは安心感が全然違いました。
そして出産した直後はまだ母乳が出ないので、赤ちゃんに母乳を吸わせる練習＆部屋にあるミルクを飲ませます。赤ちゃんが乳頭を吸う刺激でホルモンが分泌されて、だんだん母乳が出るようになるんだとか。
つくづく人間の体って本当にすごいな。
ただ思いのほか赤ちゃんの吸引力って強くて、下手すると乳頭が傷だらけになります。そして母乳が作られはじめると、胸がカッチカチに張って痛いです。これは産後の最初の試練かもしれない…。
12:00 昼食
母子同室をしながらのお昼ごはん。坊は生まれたばかりでまだフニャフニャしていてほとんど寝ていたので、ごはんはゆっくり食べられました。
揚げ物最高！大きめの鶏の唐揚げ。
体に良さそうな煮物。
山菜好き。こんな感じでお昼ごはんも完食。もうどれもこれも美味しい。
13:00 調乳指導
母子同室オリエンテーションでミルクの作り方を教わりましたが、調乳指導ではmeijiの人から再度ミルクの作り方や知識などを説明してもらいました。
ちなみに杉山産婦人科さんでは明治のほほえみらくらくキューブを使っていました。ミルクや哺乳瓶、ミネラルウォーター、ケトルは部屋に置いてあって、補充や使用済み哺乳瓶の回収・除菌済みの哺乳瓶への交換もしてもらえます。
ほほえみのキューブは1袋にキューブが5個入っていて、1個で40mlのミルクが作れます。スプーンで計量しなくていいので、面倒臭がりの我が家には合っていました。今でも使ってるよ。
13:30 シャワー
坊をナースステーションに預けて、2日ぶりのシャワー。本当は午前中に浴びたかったけど、オリエンテーションやら何やらしていたらこの時間になりました。
個室のいいところは、シャワーが部屋にあるので好きな時間にシャワーを浴びれるところ。大部屋の場合、シャワーはリラクゼーションルームを予約して利用するそうです。
シャワーを浴びたら、ナースステーションに坊を迎えに行きがてら、出産手当金申請書を受付に提出し、証明欄を書いてもらうようお願いしました。
15:00 おやつ
3時のおやつ。嬉しい。
このテリンヌ、爽やかですごい美味しかったです。おかわりしたかった。
18:00 夕飯
この日はおっくんは仕事で面会に来れなかったので、坊とふたりで夜ごはんです。
メインは鮑。旅先でしか食べたことないのに、まさか病院で食べるとは。柔らかくて美味しかった。
パイ包みスープとか、オシャレか！
もりもりコブサラダ。
ラタトゥイユみたいで美味。
デザート。
食事が楽しみすぎる入院生活。妊娠・出産・育児中は、とりあえず自分の気分が上がる選択をするのが大事だなぁとしみじみ思いました。そういった意味では、ご飯が美味しい産院にして正解だった！
21:30 坊をナースステーションに預ける
生まれたばかりの坊は同室している間はほぼ寝ていて、ミルクをあげる時間になっても全然起きず。ほっぺたや体を触って声をかけたり、足の裏をこすっても微動だにせずお手上げ状態。何度か助産師さんに起こすのを手伝ってもらいながら授乳＋ミルクをあげました。
まだ産後1日目で色々整理がついていないので、坊は夜間は預かってもらいました。
22:30 シャワーを浴びて就寝
この日2度目のシャワー。
まだ背中（カテーテルを入れたとこ）を洗うのがちょっと怖いのと、股・お尻の傷と母乳を出すために吸わせた乳頭の痛み、そして体の浮腫みはありますが。
とりあえずシャワー後は睡眠導入剤を飲んで就寝。あまり眠れない人が多いみたいで、定期的にお部屋に来てくれる担当の助産師さんが睡眠導入剤をくれました。睡眠導入剤を飲んだら5時間くらい眠れたよ。
＜つづく＞
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