「エニアグラムではタイプ4の私だよ。興味のエネルギーは瞬間的で連続性がないタイプだよ。」
ども。SAORIGRAPHです。タイプ4のわたくしが10年程前に熱を上げていたのが廃墟及び工場の撮影。10代後半~20代前半の尖っていた(?)時期で、機能を追求して無駄を削ぎ落したフォルムとか、廃れた人工物を自然が蝕んでいく感じに心惹かれて、夢中で撮影に出かけたものです。
特に岩手県は松尾さん、田老さん、和賀川さんという錚々たるメンバー。
今は廃墟や工場にはほぼ興味がないので全く行っていないし、今後も行く事はないと思います。
撮影の許可取るのも面倒ですし、昨今は許可しない物件も増えているでしょうし。だったらインドビザ取る方が簡単です。でも今日はラストに岩手県の廃墟を振り返りますね。
柿酢サイダーの基本情報
本日ご紹介するのは岩手県のご当地サイダー“柿酢サイダー”です。
柿と言ったら橙色なイメージですが、見て下さい!この見事なまでに透き通ったサイダーを!
わたくしも昔はこんな感じに透き通った美しい瞳をしていたはずですが、今はなんだか澱んだ瞳をしています。大人になるって、寂しいね。
ご当地:岩手県釜石市
原材料:糖果ブドウ糖液糖、柿酢/炭酸、酸味料、香料
内容量:340ml
製造者:トレボン食品株式会社(宮城県仙台市宮城野区小田原2-3-18)
販売者:釜石振興開発株式会社(岩手県釜石市鈴子町22-1)
柿酢サイダーは、釜石の特産である“甲子柿”で製造した仙人柿酢を使用したサイダー。
この“甲子柿”が非常に興味深い柿でしてね。
甲子柿とは釜石市甲子町で採れた渋柿の一種である小枝柿を、柿室(かきむろ)と呼ばれる密閉された部屋で燻して脱渋させたもの。それにより甘みが凝縮されるんだとか!見た目はまるでトマトのように赤く、ゼリーやジュレのような食感なんですって!なにそれすごい!
今度、釜石市へ行ったら甲子柿を食べてみようと思います。
柿酢サイダーの評価
甘さ:2.0
酸味:4.0
攻撃力(炭酸の強さ):4.0
スピード(のどごし):4.0
特殊能力(味の個性):3.0
※3人の採点(1~5点)による平均値
で、出ました!魅力、酸味、攻撃力(炭酸の強さ)、スピード(のどごし)の4項目で4.0点以上の高得点!愛媛県の伊予柑サイダーに肩を並べる優秀サイダーです!
柿のほのかな甘さもありつつ、柿酢を使用しているので酸味もしっかりあります。この甘さと酸味のバランスは大人の女性好みですね。(男性には少々酸味が強いかもしれません)
炭酸の強さも申し分なく、のどごしもスッキリしているので気分爽快!使用しているのがただの柿でなく甲子柿という特産品加点があり、味の個性で3.0点の評価を得ています。
飲んでみた感想
飲みやすいフルーツビネガーみたい!なんか体にも良さそう。
いい香りだね!味もスッキリしていて好み。
りんご酢の柿バージョンですな!
柿酢サイダーに使われている仙人柿酢はビタミンやミネラルが豊富らしいので、体に良さそうと感じるのもあながち間違ってはいないでしょう。
白ワインとかシャンパン的なイメージですかな?
お魚料理とかチーズとかに合いそう。
うん、お魚料理とかいいね!
さすがアキコ氏とIMA先輩。柿酢サイダーにお魚料理を合わせるとか、オシャレ。SAORIは外食時は大体コーラなので、料理に合わせて飲み物を変えるとかしたことがありません。一度でいいから「このお肉料理には樽でじっくり熟成させた赤ワインが合うわね」とか気取って言ってみたいものです。
柿酢サイダーを三拍子でまとめると
- フルーツビネガー的サイダー
- 女子向けサイダー
- リフレッシュ&疲労回復サイダー
販売者へSAORIGRAPHからの一言
個人的に甲子柿そのものにも興味がわいたので、今度釜石にお邪魔した時は甲子柿を食べてみたいと思います!ご当地サイダーとしては成功品ですな!
岩手の素敵廃墟を振り返る
冒頭で触れましたが、約10年程前の廃墟撮影を振り返ってみましょう。
廃墟に興味を持った事で、その後南米をバックパッカーで旅した時に
ボリビアに廃墟ないかな~検索検索・・・
むむ!?忍者学校だと・・・!?これは行かねば!
となり、ボリビアにあった元忍者学校へ訪問&ホームステイするという経験が出来ました。
良くも悪くも、様々な興味が旅の幅を広げているんだなと改めて実感。歳を重ねても、好奇心は失わないようにしたいですね!
※以下には現在許可が下りない物件や解体済みの物件も含まれております。決して訪問を煽るものではなく、あくまで個人的な回顧録です。歳をとると昔を振り返りたくなるものです。皆様、BBAの習性をご了承下さい。
松尾鉱山
「雲上の楽園」とも呼ばれた松尾鉱山。水洗トイレやセントラルヒーティングが完備された鉄筋コンクリートの集合住宅や学校など、当時の日本における最先端の施設を備えた近代的な都市が形成され繁栄しましたが、硫黄鉱石の需要がなくなり1969年に倒産、1972年に完全に閉山となりました。
緑ヶ丘アパートの一室から
生活学園の有名な赤い部屋(解体済み)
緑ヶ丘アパート群
本当は夜撮もしてみたかったのですが、面倒だし寒そうだし夜は眠いのでもうしません。
つい60年前に最盛期だった鉱山がこうして廃墟になるのを考えると、近年の経済成長のスピードがどれだけ凄かったのかが分かりますね。
ラサ工業田老鉱山跡
1919年に開鉱、1971年に閉山。その後は明星大学の所有物となっています。
今はだいぶ崩壊している&許可もおりないらしいですよ。
田老第二小学校跡
田老鉱山の閉山とともに閉校した小学校。第一小学校と第三小学校は現役です。
ここでの個人的な思い出としては・・・
撮影最中に激しく尿意を催した為、建物の外の森の中で用を足していたところ、着衣に誤って尿が付着。仕方ないので森の中の急斜面を滑り降り、流れていた川で服を洗濯したというどうでもいい事を今でも覚えています。
旧和賀川水力発電所
アクセスがちょっと大変だった発電所。以上。
ここでの個人的な思い出は・・・
橋もない川をジャブジャブ歩いて渡ってのアクセスだったのですが、その時にカメラのレンズキャップを川に落としました。そしてそのまま流れていきました。悲しかったです。でもその悲しさを越える廃墟美だったのでまぁ許す。
以上、全て2011年の写真です。
廃墟に行かなくなった今でも、こうしてたまに振り返ると相変わらず美しいなと思います。こんな感じで岩手県は廃墟好きのメッカ的存在でした。
他の廃墟気になる方はコチラのまとめ記事をどうぞ▶https://ameblo.jp/sao-tabi-saorigraph/entry-11981195213.html
では、今回はここまで!Buen viaje!
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