2024.02.28 ニュージーランド・フィジー旅行 Day6
<前回のあらすじ>
海外旅行中の洗濯ってみんなどうしてるの?特に家族連れで1週間、みたいな時ってどうしてるの?ねぇねぇ教えてよ!
という話からの、ロトルアでまったりと過ごした話。
NZには「忘れ去られた世界」があるらしい

何がきっかけだったかはすっかり忘れてしまいましたが。
ニュージーランド旅を計画していた時に、ロトルアから約170km、車で2時間ほどのタウマルヌイという街に、通称「Forgotten World Highway」という国道43号線の起点(終点?)があることを知りました。
Forgotten World Highway
「忘れ去られた世界」と和訳されるこのハイウェイ。なんとも旅人心がくすぐられるネーミングではありませんか。私たちが訪れた2024年2月時点では、国道43号線はNew Zealand state highway networkで唯一の未舗装区間が残っており、それもまたわたしをワクワクさせました。冒険に未舗装道路は必須ですもんね。砂利とか飛ばしてなんぼですもんね。
しかもしかも、もとは19世紀末の入植時代に開拓された馬車道だったという国道43号線のルートは、起伏に富んだ壮大な景色が楽しめるとともに、秘境のような謎めいた雰囲気が漂うハイウェイ。ニュージーランドのトップ10ハイウェイにも選出されています。

想像しただけでごはん3杯はいける
極め付けは、このハイウェイの中間地点には「Whangamōmona(ファンガモモナ)」という、人口150人程度の小さな集落があるのですが。
なんとこのファンガモモナ、ニュージーランドからの独立を宣言した共和国なんです!
2年に1度大統領選も行われていて、現在は8期目(?)くらいのおじさんが大統領ですが、過去にはヤギやプードルが大統領を務めたこともあるんだそう。もうなんでもありです。独自のパスポートもあり、町にあるファンガモモナ・ホテルで入手できるんだとか(自分のパスポートにスタンプを押してもらうことも可能)。
なにそれ楽しすぎる。
ロトルアからファンガモモナまでは車で片道4時間近くかかります。あわよくば。あわよくば、(日帰りで)ファンガモモナまで行って、パスポートにスタンプ、押してもらいたい!
てことで、行くぜ!忘れ去られた世界へ!
日帰りドライブ旅へ!
ドライブ旅に充てることができるのはこの日1日だけなので、日帰りでどこまで行けるか。早起きして出発しなきゃね!

と思っていたのに、微妙に寝坊しました(7:30くらい起床)。
そしてどうでもいいんですけど、なんで子どもって寝ていると突き刺さってくるんでしょうね。
“Ⅱ”←こうやって平行に寝ていても、気が付くと“ト”←こんな感じになって突き刺さってくる。だからまた子どもに合わせて平行に寝るんだけど、
「え、キミの前世、魚雷?」
って思うくらい、追尾して突き刺さってきません?本当になんなんだろな、あの習性。

微妙に寝坊したら、そこからせかせかと急ぐ気にもなれず、しっかり朝食をとり。

ホテルの近くにあるカフェで、ドライブのお供にコーヒーまで買う始末。

ニュージーランドとかオーストラリアあたりのコーヒーメニューの特徴は、「フラットホワイト」や「ロングブラック」でしょうか。

名前だけ聞いても良く分からないので、こういう図があると助かる。オーストラリアのアデレードのカフェでも同じようなのあったのを思い出しました。
無事カフェインを手に入れたので、忘れ去られた世界への冒険に出発しましょう!
まず目指すはタウマルヌイ

まずは国道43号線の起点だか終点だかがある、タウマルヌイの街を目指します。

晴れて気持ちの良い景色。

ロトルアからタウマルヌイまでは車で約2時間ほどかかるので、途中途中坊の休憩を挟みながら走ります。これはなんの変哲もない道端で休憩した時の写真。のどかな景色も素敵ですが、

坊の髪型もすごい。
どうなってんのこれ。Gかかってない系?無重力ヘア?
わたし、この子の親だけど理解できない。
素で北斗の拳の雑魚キャラモヒカンヘアを再現できそうな毛の立ちっぷりです。
※ちなみに坊のヘアスタイルは、この後のフィジー訪問時に絶賛されます。

忘れ去られた世界へ行かずとも、日常のあれやこれやを忘れ去れそうな景色が続き。

たまに寄り道して

ニュージーランドの大地を眺めたりなんかして。

ようやく人間が住んでいる地域に近付いてきた感が出てきました。
余談ですが、リアルタイムで坊は踏切狂(通称フミキリストと言うらしい)になりつつあります。このタウマルヌイ手前の踏切写真を見せたら喜んでいました。過去のわたし、グッジョブ。

列車の旅もいいですなぁ。

なんて思っていたら、タウマルヌイに到着!
「忘れ去られた世界」へ行く前にしておくこと
Forgotten World Highway(忘れ去られた世界)は、このタウマルヌイからストラトフォードという町までを繋ぐハイウェイなのですが、その間はほぼ何もないに等しい。
なのでこのタウマルヌイで、

給油と(これはマジで大事なので忘れずに)。

自分たちの栄養補給をしておきました。


海外マクドではご当地バーガーが食べたいよね~
という関西人。

うん、残念!食べたかったね、Kiwiバーガー。

ご当地バーガーがなかったので、わたしは安定のチーズバーガー。

おっくんは謎のThe Bossなるバーガーを食べ。

坊は離乳食を食べました。
給油と腹ごしらえが完了したので、いよいよ忘れ去られた世界に突入です!
「Forgotten World Highway(忘れ去られた世界)」

忘れ去られた世界への入り口は、タウマルヌイの西側にあります。

町の西側に川が流れているのですが、

その手前に標識がありました。ストラトフォード(Stratford)行きの国道43号のところに、FORGOTTEN WORLD HIGHWAYとあります。

本当に忘れ去られた世界って名前なんだ

なんでしょう。字面を見ただけでドキドキワクワクするこの感じ。『廃墟』や『絶景』『秘境』の類にハマっていた15年くらい前のわたしだったら、興奮しすぎて
「ふぁごってん!わーるど!はいうぇぇええいいぃえああ!」
とか叫んで職質されていたかもしれません。さすがにわたしももう40代になり、玉のように可愛い坊も生まれたので、そんな職質されるような行為は封印です。
てか職質されたことないです。
忘れ去られた世界とは一体どんな世界なのか。
誰に、何を忘れ去られたのか。
行ってみようぞ、Forgotten World Highway!

タウマルヌイの町をあとにすると民家やお店はなく、のどかな緑が続く中を走るこのハイウェイ。

たまに道路標識もあるけれど、見る人いるのかなレベル。道端の三角コーンはいつから倒れているんだろうって感じだし、おそらくそれを直す人もしばらく現れない。

何もないし誰もいない。
あるのは道と、緑豊かな丘陵と、風や鳥の鳴き声といった自然の音だけ。
柵や標識といったわずかな人工物が、このハイウェイが俗世から忘れられていることを強調する存在のように見えた。

絶景というほどセンセーショナルな風景があるわけではないし、秘境というには人の手が入っているけれど。心地良く続く美しい丘陵風景と、人の手が入っているのに人の気配がない、そんな世界。
「忘れ去られた世界」というネーミングは言い得て妙だなと思いました。
<つづく>
(この記事は2024年2月のニュージーランド・フィジー旅ブログです)

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