2023.10.27 東ティモール・バリ島旅行 Day6
<前回のあらすじ>
坊、生まれて初めてのプール!
なんとなく『乳幼児は水遊びが好き』というイメージがあったのですが、坊は仏頂面でまったくお気に召していませんでした。残念!
7ヶ月だ!夜泣き、始めました
さて。
子どもが巣立った皆さん、子どもがある程度大きくなった皆さん、覚えていらっしゃいますか?
『夜泣き』というものを。
小さなお子さんがいる皆さん、振り回されておられますか?
『夜泣き』というものに。
もうすぐ子どもが産まれるという皆さん、覚悟はいいですか?
『夜泣き』というものへの。
生後7ヶ月頃の坊は、夜中は1回目覚めるくらいで、お世話(授乳・おむつ替え)を終えると比較的すんなり寝てくれるようになっていました。坊が夜通し寝なくても、わたしもそこそこ睡眠時間がとれる日が送れていたのです。
こう書くと「坊が良く眠る子で良かったね」と思われるかもしれませんが、もちろん最初からこうだったわけではありません。特に新生児期~生後1ヶ月くらいは何をどう頑張っても寝てくれないもどかしさや睡眠不足から、わたしはクッションに顔を埋めて「うわぁああああああ!!!!!」と狂ったように叫んだことが何度かあったし、あのおっくんが布団をかぶってシクシク泣いたこともありました。
とりあえずこれから子どもが生まれる夫婦は、叫ぶ用&床に叩きつける用のクッションを用意しておいた方がいい(子どもに当たるのは筋が違うので、クッションに当たってください)。
さてさて。坊の夜間睡眠はそんな感じだったので、バリにやってきた夜も

さーて!坊は寝たし、ちょっとのんびりしますか~
と思っていると、突然寝室から聞こえてくる坊の泣き声。最初のうちは「プール入ったりしたし、ちょっと昼間の刺激が強かったのかな~。まぁすぐ寝るだろう」と安易に考えていたのですが。寝かし付けても寝かし付けても、またすぐに泣いて起きる。それはまるで起き上がり小法師のように。
結局この夜は、30分~1時間おきに泣いて起きてしまった坊。
そしてほぼ一睡もできず朝を迎え、久々に屍と化したSAORI。初日に受けた洗礼に続き、またしても子連れ旅の現実(というか育児の現実)を突き付けられました。

ハァハァ…(虫の息)

もしかして…これが俗に言う…

夜泣きというものか…?
バリに来て「人見知りデビュー」「不機嫌プールデビュー」そして「夜泣きデビュー」。まさかの旅先で三冠王誕生です。初坊連れ海外旅行でなかなかのハードモードとなってしまいました。バリって、癒やされる系の旅先じゃなかったっけ?
そして坊はこの日を境に3ヶ月程、夜泣きで30分~2時間おきに目覚めるようになったのです。
朝食はビュッフェ!
とはいえ、久々に屍と化そうともお腹は減ります。ので朝食をば!
前日はアラカルトメニューから注文しましたが、この日の朝からは朝食ビュッフェを頼んでみました。

本日もテラス席。どことなく不機嫌そうな坊。
眠れなくて大変(かどうかは分からないけれど)なのは、坊も一緒だもんね。おつかれさま!
ではでは、ビュッフェコーナーを見て回りましょう。

野菜にー、

パンにー、

定番メニューもありー、

バリニーズフードコーナーも。

バリ風焼きそばや、インゲン豆(?)の料理などなど。

最近けっこう日本食的なコーナーをよく見る。特にアジア(広い範囲で)のホテル。

大きいホテルのビュッフェには、大体お寿司あるよね!
生魚は使っていないけれど。

このスタイルの麺コーナー、好き。

好きな野菜を持ったお皿をスタッフのお姉さんに渡すと、野菜と麺を茹でてくれるので、

茹でてもらったら、自分でスープや具を入れて完成です。

この日のわたしの朝食はこんな。

チキンラーメンうま。さすがこの日のシェフ特製スープ。
夜泣き対応後の屍と化した肉体に染み渡りましたわ。
坊、生バナナデビュー
さて。坊も満を持してビュッフェデビューです。
まったくもって自然派(オーガニック?とか無添加?とか)ではない我々ですが、坊は第1子ということもあり、食材だったり調理法(加熱するとかしないとか)だったりは一般的な推奨月齢に合わせていました。

この日のビュッフェで坊が食べられそうな食材は、プレーンヨーグルトとバナナ。
プレーンヨーグルトはデビュー済みなので安心、バナナはこれまで家では念のため加熱して与えていましたが、もう7ヶ月だし生でもいけるだろうということで。
ついでに持参した「おやさいきなこ」を混ぜれば、バナナきなこヨーグルトの完成です。

いざ!人生初の生バナナ!

お味はどうですかなー?

「うむ、悪くない」
なぜだろう…おしゃぶりを持った赤ちゃんなのに、葉巻を持った偉そうな人に見えなくもない。二言目には「シェフを呼べ」とか言いそう。
シェフを呼ぶも何も、それただのバナナ。

人生初の生バナナがお気に召したところで、シェフではなくホテルの赤ちゃんおもてなしスタッフ(と私たちは呼んでいた)のお姉さんが、坊のもとへ朝の挨拶にやってきました。

毎日声掛けに来てくれるとか、すごいホスピタリティだな
「おはよう!朝ごはんはどう?」と坊に声をかけるお姉さん。坊はしかめっ面のままお姉さんを凝視。その様子はまるで『気難しい社長と、社長に今日のスケジュールを伝える秘書』そのもの。7ヶ月でこの貫禄。どうしよう、わたしはとんでもない生き物を産んでしまったのかもしれない(親バカ)。

坊はその後もパクパクとバナナ・ヨーグルトを食べてくれました。
旅行先に赤ちゃんが食べられるものがあると、すごくラク&安心なんだなぁ。7ヶ月だとまだまだ限られるけれど。

夜泣きデビューにより心身ともに疲れ果てた親子でしたが、朝ごはん食べて少し元気になりました。

朝ごはんのあと、部屋に戻るとさっそく朝寝をする坊。

夜、あんまり眠れなかったもんね。良く寝てくださいな。
旅ブログのはずが育児ブログのようになってしまっていますが、次回は一応ホテルから出て街中を少し歩いてみようと思います。
<つづく>
(この記事は2023年11月の東ティモール・インドネシア(バリ島)旅ブログです)


コメント
フィールドが違うだけの育児パンチをモロに喰らったんですね
ムチムチのくせに不機嫌なのがまたかわいいですね
これまで夜泣きで苦労したことはありませんが、方々でこうした壮絶大怪獣バトル話を聞くたびに、これだけは本当に幸運だったと思います。
本人達が余程の阿呆か、面倒みてる方が気づかない阿呆か、どっちかだと思ってます
ええ、モロに喰らってしまいました。
これまで夜泣きで苦労したことがないとは!めちゃくちゃ羨ましいです。
紳士が夜泣き的なものに気付かなかっただけだとしたらきっと奥様がキレてると思うので、、、
紳士宅の怪獣たちは夜は寝たら起きないくらい、日中を全力で生きているんだと思います。
良きかな良きかな。